オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 灰皿のグレードアップ(?)その1

2008年10月22日 | 

   

 僕は普段から たばこ を吸うのですが、マイSL乗車中も当然の
 ように喫煙します。
 と、言うか 昨今の喫煙者排除の世相の中で
 あくまで僕個人の閉鎖空間であるSL中は、有る意味 ゆったりと
 気兼ねなく喫煙出来る場所でもあるんですね。。。(*^_^*)

 な、もんで 車に装備されている灰皿の
 ヒューマン・インターフェイスは結構重視する部分でも在ります。

 僕のR107式SLの灰皿は、その基本設計が30数余年前のいわゆる
 喫煙者に優しい時代(?)で有ったため ウッドパネルやらメッキパーツ
 やらで奢られていて、最近の「しょーがねーから付けています」
 とは、雲底の差で その存在自体がいかにも主張しているような装備
 です。

   

 では、灰皿をオープンしてみましょう~ (^_^)
 チョコッと開け始め。。。

   

 で、この位開けると 灰皿の中に明かりが点灯します。
 この仕組み、後から出てきますが単なるリミットスイッチの様な
 機構では無く実にお金の掛かっている(凝っている)仕掛けに成って
 いるんです。・・・なんか、こだわりの世界を感じますね。。。

 でも、実はこれ本当に暗くて 折角のこだわりが実用に追いつか
 ない状態。
 照明光源には3W程度の豆電球が使われていて、かつ
 間接照明と成っているんですね。・・・で、「風前の灯火」状態の
 照明なんですね。つまり、とてつもなく暗い~ (>_<)

   

 さて、本題ですが
 今回、この風前の灯火状態の灰皿照明のグレードアップを
 してみました。
 上の写真は、灰皿アッセンブリーとそのブラケットを車体から外して
 部屋に持ち込み、照明を点灯させたところです。
 ・・・スリットから木漏れ日が差しているのがお判りで
 しょうか・・・?

   

 灰皿本体のメッキパーツを外します。
 これは、灰皿本体のアッセンブリーにはまり込んでいるだけ。
 写真のコの字になっている部分に電球が治まります。

   

 その内側を白く塗装しました。

   

 照明用の電球は、こんな感じに取り付けられます。
 白く塗装したのは、間接照明の反射公効率をより良くするためです。
 で、これで一度車体に取り付けたたのですが 期待した効果はあまり
 有りませんでした。
 そんな訳で、次なる方策として LEDの追加を実施する事にしました。
   

 ご覧のような位置にLED球の設置穴を空けます。

   

 この部分は、分解出来ないため穴空けにチョー苦労しました。
 ドリルの刃が穴空け板金面に対して、垂直に出来ないため
 ドリルが逃げてしまうんですね。(≧∇≦)

 自分で言うのも変ですが、これ かなりの技が必要です。(^^;)

   

 灰皿アッセンブリーの外側のブラケットは、表側に見える部分を
 再塗装して おめかし しました。

   
   

 外側のブラケットは、ご覧のようにツメを曲げて固定する構造です。
 これって、昔のブリキのおもちゃのようでしょ。懐かし~ (^_^)

   

 灰皿アッセンブリーの外枠 組み付け状態の図。
 左側奥に見えるのが、灰皿オープンで照明が点灯する仕組み。
 灰皿のオープン動作に合わせて照明接点がONするように成っています。
 先程述べた様に 灰皿が引き出した時に照明スイッチがON成る仕組み
 であれば、ドアオープンで照明ONとなることと同じなんで
 単純にドアー部みたいなリミットスイッチを着ければ良いと
 思うののですが・・・・凝ってますね~ 
 って、この時代 小型のリミットスイッチが無かったのかなあ?

   

 さて、今回 照明追加に使用するLEDですが 一般的に有る砲弾型と
 手持ちで有ったLEDの頭の部分を平らにした形状の物と
 有って、今回は
 その目的から後者の頭を平らにした物をチョイスしました。

 上の写真は、その違いを表した物ですが、右側が従来の砲弾型。
 左側が頭平ら型です。
 違いは光の照射角度に有り、砲弾型は約30°頭平ら型は、
 写真では読みとりづらいのですが 約90°の照射角度と成っています。
 今回みたいな灰皿照明は、特に遠くに光りを発光させる訳でもないので
 光の拡散が大きい、頭平ら型が適していると思い
 こちらを採用しました。

   

 LEDの結線です。12Vに対応させるのに抵抗または定電流ダイオード
 を接続しますが、安価な抵抗を着けました。
 LEDが1個の場合、480~500Ωの抵抗を繋げます。
 今回は、手持ちの抵抗が無かったため1KΩの抵抗を2個並列に
 繋げています。(500Ω)
 
   

 頭平らのLED。。。

   
   

 LEDを灰皿に取り付けます。
 LED用の穴は、LED球がシックリと入るようにテーパーリ-マで
 丁度良い大きさに加工してあります。

 LED固定は 強引ですが、LED球のマイナス端子をケースに直接
 ハンダ固定。(^^;)

   

 LED端子プラス側をケーブルを介して元々の照明用電球の
 プラス側平型端子にハンダ接続。

   

 この状態で点灯確認をします。
 ・・・OK!  (^^)/

   

 LED装着部は、僕のジョウトウ手段である シリコンで補強します。

   

 表側もシリコンで補強。見づらいですが LED球と板金穴部分に
 シリコンを充填しています。

   
   

 メッキカバーを組み付けて、再度 点灯確認。
 照明が大分明るくなったのが判ると思います。

 車体本体への取り付けへ つづく~   


    

      



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