オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 スロットル・リンクの調整 (その2)

2013年04月29日 | 

 いよいよ各リンク連接ロッドの確認です。。。
 
 スロットルリンク、オートクルーズリンクとも異常無し。。。


 

 これは、一番長い後方から伸びる連接ロッドの状況。。。ピロボールを外します。

 

 ストレスが無い状態でのボール連結位置の確認。。。適切な長さのようです。。。(^_^)v

 

 次に先程の連接ロッドに繋がり動作方向を変換させるレバー部分の確認。

 ここでは、アクセルペダルを踏むとリンクレバーAが画像手前に反時計回りに回転し、そ
 れに連接され
るインナーカムを介してレバーBが押されて、やはり反時計回りに回転。
 それに繋がる、一番長い連接ロットを押し込むと言う構造。

 インナーカム部分に入り込むカラーコロの位置は、現状 僕の車体では画像の位置でし
 た。


 

 アクセルペダルを踏み込んで確認すると、実際にレバーBが動き出すまでにタイムラグが
 有り・・・上の画像の位置で初めてレバーBが動き始めます。

 

 更に、レバーBが動き始めてから長い連接ロッドを介してスロットル弁が開き始めるのは
 上の画像の位置。

 これは、複数のリンクのそれぞれが持つガタとかの遊びや、部品その物が若干でもたわむ
 こと等が累積することで発生する 力を伝達する応答遅れですね。。。

 
 つまりこの間がアクセルを踏み込んでもスロットルが開しない(遊び)となっているって
 ようです。

 

 更に ここのレバーを外して確認。。。

 

 無負荷の状態では、ボール1個半分のズレ・・・こんなに位置が違っています。。。

 この位置ズレが、アクセルペダルを踏み込んでからスロットルが開き始めるまでのタイム

 ラグに拍車を掛けるってな感じでしょうか。。。?

 

 この位置ズレと先程の応答遅れが極力出ない様に調整を試みます。

 ここの2本のボルトを緩めてロッド長を短く調整します。


 

 

 アクセルペダルの遊びを、「0」にする事は危険なので、
 運転席とエンジンルームメンテエリアを何回か往復してアクセルペダルの踏込み遊び感覚

 とスロットル開の位置関係カット&トライでロッド長さを探り調整しました。。。

 

 探り当てた最終調整後のインナーカムの位置状況。。。
 これで、アクセルペダル自体のガタは温存し
て、ペダルONでリンク系に力が掛った瞬間
 にスロットルが動き始める位置を見つけまし
た。

 

 次なる調整は、ここの連接ロッド。。。仮調整ってことで適当に現状より約1.5mm程
 長くしました。


 現状の2速から3速へのATシフトは、約40km/時です。。。

 これより、早めの(遅い速度での)シフトアップをめざします。・・・この調整位置でど
 うなるかは、実際に運転してみての確認ですね。。。


 

 

 ちなみに、こちらのレバーの先は、こんなになっていて アクセルを踏むと、このビラビ
 ラが引かれ
るってな動きです。。。やっぱ、ここもチョー汚ねぇ~・・・(>_<)

 

 調整が完了で、エアクリーナーBOXを復元。。。 この後、試乗に。。。

 
 結果、、、う~ん、全然ちゃいます。ね。。。(^_^)v


 アクセルペダルを踏み込んでからの遊び(タイムラグ)を殺したんで、当たり前っては 
 そうなんでしょうが、初期アクセルレスポンスが全く良くなりました。。。ヽ(^◇^*)/

 停止からのスタート加速より、走行中のアクセルOFFからの再加速、アクセルON時で
 その違いは歴
然。。。ストレスなく加速します。

 全体として、今までややもすると感覚的にモッタリしたアクセルレスポンンスだったので
 すが、豹変しました。。。これは、大正解っす。 (^o^)


 更に、AT変速タイミングは、丁度30km/時当りでシフトアップとなり僕の好みなスム
 ーズ
且つ静かな加速感が得られて、これまた大正解。。。別物になった様。

 今回のメンテ、大成功っす。。。ヽ(^◇^*)/

 ・・・後は、バッチイ リンク系のお掃除メンテですね。(^^;)
 それと、現状の重たいアクセルの軽減改善策も今回、思い浮かべました。。。。



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