オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

R107 チャイルドシート周辺の補修(その7:シートベルトのメンテ)

2010年12月24日 | 

 チャイルドシート廻りのメンテ途中で、リアショックアブソーバの交換を実施で
 こちらのメンテが中断しましたが再開です。。。

 

 お次は、シートベルトの清掃メンテ。。。
 ご覧のは、取り外しのチャイルドシート用シートベルトですが
 ベルト、バックル(かな?)類の汚れ除去清掃を実施します。

 
 

 車体への固定ブラケットですが、左右座の外側は、こんな感じでそれなりのヤレ。

 
 
 
 ところが、中央側のブラケットはこんな有様で、特に左座石の物が
 腐食が激しく進行していました。
 ・・・これは、放っては於けないって事でサビ除去と補修処理を実施します。

 
 

 まずは、ナイロンベルト部分にマスキングテープで養生を施工。

 

 ひたすらサビ除去研磨を実施です。。。(^^;)

 

 こんな具合に綺麗サッパリに研磨します。

 

 さて、サビ止めの補修ですが今回こんなのを使ってみます。
 以前、スプレー式のジンク塗料を紹介しましたが今回は、同じくジンクですが
 筆塗り用の物。。。筆塗りで有れば、色々な場所での補修が比較的楽に出来ます。

 

 アルコールで脱脂後、チョコッとお試し塗り。。。
 こんな感じに成ります。(^_^)
 
 
 

 ・・・1回塗りでは、こんな。。。

 
 

 
 2回塗り施工後です。
 流石に外観的にはスプレーの用に綺麗とは行きませんが、その代わり
 亜鉛塗装膜厚が分厚く仕上げることが出来ます。

 亜鉛塗装の場合は、普通の塗料(樹脂)での塗装と違って耐錆性能の機能が異なります。
 樹脂塗装は、酸素・水を素地表面から遮断させることによって錆の発生を防ぎますが
 亜鉛塗装の場合は、亜鉛の自己犠牲作用ってやつで素地表面に錆の発生を防ぐ
 んですね。これは、鉄素地が酸化(錆)する替わりに亜鉛が酸化してくれる。
 って考え方で、亜鉛の酸化は赤錆(酸化鉄)ではないので鉄素地が保護されます。
 亜鉛メッキも同様な考え方ですね。
 亜鉛の耐サビ効果では、亜鉛被膜が厚くなれば成るほど保ちが良くなります。

 元々このブラケットは、亜鉛クロメートメッキ処理がされていますが
 所謂、電気メッキ処理で亜鉛被膜は数ミクロン、良くてせいぜい10ミクロンレベル。
 環境条件が悪い場所で、僕のSLの様に20年以上の経年では その耐錆の
 自己犠牲作用が限界に至ったんでしょう。
 今回、亜鉛被膜をタップリとくれて遣ったので後何十年かは大丈夫。(^_^)v
 ・・・多分。。。

 

 仕上がりは、こんな感じとなりました。。。
 個人のDIYでは、上出来ですな。
 



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