オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 ヘッドライトレンズ交換

2008年05月06日 | 
僕の不注意で、ヘッドライトレンズを割ってしまいました。
そこで、新しいレンズの交換作業を実施します。

パーツが来るまでの間、チョット リスキーでしたが、割れたレンズをエホキシ接着剤で張り合わせガムテープで補修して取り付けていました。
流石にこの状態での遠乗りドライブは避けましたけど。。。

   
   

新品のレンズです。
European Head-Light Lenses(Driver Side)
$52
USAよりのNet購入です。
そう言えばUSA仕様のヘッドライトは丸目の4灯ですね。なので角目は、ヨーロピアンって呼ぶんですね。。。

   

上側のかまぼこ形状のクリップ3個をラジオペンチなどで外します。

   

下側にはやはり3箇所クリップで固定されているんですが、こちらはリベットで固定式なので90度回転させておくだけです。

   

内側に2箇所 写真のようなミゾが有るんで、そこにマイナスドライバーなどを突っ込んでゴムハンマーで、ポコンと軽く叩いてやります。
レンズを割ってしまった不注意というのは、表のレンズ側からリムーバーを差し込んで外そうとして割ってしまったのです。
約¥6000の授業料を払うことになった訳ですね。・・・ま、新品に成ったからいっか。。。(^^;)

   

この様に外れます。
ここで、パッキンを購入するのを忘れてた事に気が付きました~。((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
ゲーッ、失~敗。って、嘆いても今更引き返せないので パッキンを確認。
幸いにもまだ弾力が残っているようなので再利用することにして作業続行です。

   
   

同時に無水アルコールで反射鏡をお掃除します。
あまり汚れてませんでした。
僕が使っているアコールは、純度99.5%以上の医薬用のエタノールなので薬分はあっという間に揮発するのですが溶解能力が以外と高いため(シンナー程ではないですが)最後に濡れウエスなどでの拭き取りをします。
ご承知のようにエタノール(アルコール)は、水溶性ですので。。。
フツーの大人ならば薬局に行けばフツーに購入出来、この一瓶で結構使えます。
間違っても水で薄め氷など入れて飲まないように。。。。。。
   
   
   

新しいレンズを外した手順の逆の手順で組付けて完成。
   
   

車体へ取り付けます。
ヘッドライト着脱作業は、本来バンパーを外してやるのだと思います(後でその理由が出てきます)が、横着な僕はそのまま実施します。この場合、バンパーにマスキングテープやウエスなどを敷いて作業をしましょう。

僕のSLはご覧のように純正コネクタの他に汎用の平型端子のヘッドライトのコネクタが引き込まれていました。
意味不明。。。過去にHIDでも着けられてたんでしょうかね~ (?_?)

   

ヘッドライト電源コネクタを取付け

   

光軸調整用アクチェータの負圧パイプを接続。
一連の作業は、左手にヘッドライトアッセンブリを持ち、右手で作業といったチョット不安定な姿勢を強いられます。

   

アッセンブリ組込みは、この様に下の方から入れ込んで・・・・

   

上の方を最後に入れ込みます。僕のSLの場合、後コンマ何mmのところで入りません。で、フェンダーを上方にグイッと手で持ち上げるとパカッてはめ込む事が出来ます。・・・これ、ホント。
チョットの力だと思うんですが、コンマmm台で歪むんですね~ 驚き(^o^)

   

さて、お次に3本のネジを使って固定するのですが 最初にこの部分のネジ入れ込みます。ネジ頭の部分が入れ子になり此処が位置決めポイントのようです。あくまで最初は仮止めで1~2回転残してネジを取付けます。

   
   

残りの下側2本のネジを仮締めしますが、ドライバーがバンパーに邪魔されて真っ直ぐにアクセス出来ません。ネジが真っ直ぐに入っているか慎重に確認して締めていきます。曲がって入ってそのまま締め込んじゃうと大変なことになりますから、あくまで慎重に作業します。
ネジの仮止めがされたらヘッドライトセンブリを上下・左右に揺さぶってしっくり固定出来る位置(パッキンが均等に当ってる・・・かな?)を見つけてネジの本締めをします。
この時もドライバーが真っ直ぐにアクセス出来ないので、ネジ頭をなめないように慎重にトルクを掛けます。
自信が無い場合、バンパーを取外しての作業をお勧めします。。。

   
   

次にヘッドライト下のカバーパネルを取付けますが、ネジの取付け順番は写真の順が良いかと思います。
次に最大の難関(?)となるヘッドライトワイパーの取付けです。

   

ヘッドライトワイパーの取付け部分は、こんな様になっています。
長方形のプレートワッシャ、丸ワッシャ、ナット。
プレートワッシャと丸ワッシャの間にワイパーを固定するのですが、プレートワッシャは、穴がセンターになく 上側が長く成るように固定します。

   

ワイパーを入れて、右手はワイパーを持ちながら上から 左手は人差し指を下から突っ込んでプレートワッシャと丸ワッシャの間にワイパーを入れ込みます。
フィンガーテクニックに自信の無い方は、バンパーを外しての作業をお勧めします。
それと 外す時はナットは最後まで抜かないこと。
ナットを外してしまうと、やっぱバンパー外すことに・・・・。

   

2~3分もモゾモゾやっているとパチンッという感じではまってくれます。
入ってくれればしめたもの。#10番の薄手のスパナでナットを締めます。

   

ワイパーが無事に取付いた状態です。
ちなみにワイパーは、どの位置でも固定出来てしまうのでナット本締めの前にワイパーの角度を確認してから本締めします。

   

取付け完了です。お疲れ様でした~。
ところで、ヘッドライトワイパーの取付け穴って丸穴じゃなくて切込長穴に成ってるんですね~。ツーことは、僕がやった様なバンパー外さないでの取付けも想定してるんですかね?・・・でも、ドイツ人の手の大きなメカニックでは結構シンドイ作業と思うんですが・・・って、思うの僕だけかな?。。。(≧∇≦)

ヘッドライトワイパーを外さないでのアッセンブリ脱着は、最初トライしてみたんですが僕の個体の場合、色々弊害があってダメでした。
個体差で可能な車体もあるかも知れませんですね。。。
それにしても僕のSLの場合、ウインカーバルブ交換するにも大変です。リア側はチョー簡単にバルブ交換出来るのに。。。設計思想が全然違います。
恐らくフロントとリアでは、設計者が違うのでしょう。で、まとめるプロジェクトリーダーも見切れなかった・・・?  
良くある話です。。。ホント(T_T)

そういえば、この2代目SLのワイパーって動いているの まだ見たことありません。初代SLでは、ちゃんと動いてウオッシャーも機能してたのは確認してるんですが、このSLはまだ見たこと無いです。
今度、見てみよ~ 。 (^^)/