段取りが終わり、いよいよ研磨材を使って艶を出す研磨工程です。。。
・・・の、前に粗削りでチョットキズが多く入ってしまったので細目ディスクを使ってディスクサンダーで
地馴らしをしてみます。
こんな案配まで地馴らし。。。
いよいよ艶出しの研磨。。。まずは、穴とR部分を赤棒を使って磨きます。
・・・こんな感じ。。。
次は、オフセットザイサルを使ってみます。。。研磨材は、赤棒。
仕上がりは、こんな感じ。。。
ディスクの状態。。。ある程度の面の変化に追従してくれますね。(^_^)v
その後、ディスクサンダーでは対応できない細かな部分は手磨きです。
・・・この後は、中仕上げの研磨です。
シンバ様、移動。。。
ここで、カバーの粗研磨を実施します。。。
まずは、こんなのをドリルに取り付けて・・・
固定ネジのフランジ部分を研磨します。。。
こんな感じに出来ました。(^_^)
キノコ形状のワイヤーブラシに替えて・・・
大きなR部分をを重点的に全体を研磨。。。こんな具合。
洗浄。。。
粗削り工程が終了です。。。
ヘッドカバーを室内に持ち込み更に研磨下段取りを実施。。。
ガスケット接触面を養生します。
あらら、何時の間にかシンバ様がご進入。。。
構わず作業を進めます。。。
むむ・・・どかない、しぶといなぁ~。。。(+_+)
何が気になるんですかねぇー
・・・この表情。。。???
ヘッドカバーを研磨する間、K君は少し冬眠して頂きます。
剥き出しとなったエンジンヘッド部分は、布おむつを宛がいました。
更に僕の場合、外置きで車体カバー保管のため雨水対策で養生を。。。
さて、ヘッドカバーは油まみれなので 丸洗い洗浄します。。。
洗剤は、キッチン用の洗剤。。。油汚れはこれの右に出るもの無し。。。(^_^)v
綺麗さっぱりと成りました。。。
これで、ヘッドカバー研磨作業の準備完了っす。(*^^)v
外したヘッドカバー。。。
ガスケット。。。
チョイと観察。・・・かなり綺麗な状態と思います。
前オーナーがオイル管理をしっかりやっていたんだと思いますね~。。。(^_^)
ほら、カムシャフトもこんなに綺麗です。。。
劣化したオイルの微塵も無いです。(*^_^*)
ここのスプリング、何の役目が有るのか解らないのですが、
CLYMERの整備書では「無くすな」って書いてありました。。。
ふふふ、カムシャフト・・・チョー綺麗ですね~ (=^・^=)
キズ一つ無いです。
中古で購入の僕のK、外観はチョーのおんぼろだったんですが、
こうゆうところを見ると、実は極上中古を手に入れたんですね。。。(^-^)
遂に・・・( `ー´)ノ
ヘッドカバー・・・
外します。。。(^_^)v
固定ボルトを全部外して・・・
ヘッドカバー固定ボルトは、こんな特殊ボルト。。。
チョット、こじって、、、外れました。
カムシャフト君、こんちは・・・初めてのご対面っす~。。。(^_^)/
磨き用のグッズを準備しました。。。
研磨材と研磨ディスク類。。。ディスクは、どんなのが良いのか解らなかったので数種類を準備しました。
研磨材は、赤棒・青棒・白棒。。。
荒削り用のディススクですが、現状使った凸凹地肌の研削より粗さが細かいモノ。
仕上げ研磨用のフェルトバフ。。。凹凸がある所用。
・・・こちらのフェルトディスクは、平面部の仕上げ用。
・・・こちらは、ちょっと変わっている形状ですが知り合いの方からのお勧めで購入してみました。。。(*^^*)
ご覧のように研磨布の端面が研磨面なんですね~。。。
鏡面仕上げ用のフェルトバフも・・・(^-^)
細かな部分の仕上げ研磨を想定してこんなのも準備しました。。。(=^・^=)
大、、、
と、小。。。これ、使えるかなぁ~。。。(+_+)
Kを入手してから1年半が経ちます。。。
ちょっと古い画像を引っ張り出して、どんだけ変わったか見てみました。
これ 購入当時、名古屋からの自走運搬時の写真。。。
思い起こせば 当時は、ツアラー然としてましたね。
同じような角度から最近の状態。。。
スポーティさを意識して外観を仕立てて来ましたが、、、良い感じに変貌したと思います。。。(^_^)v
一通り清掃をしスクリーンを変更した時の画像。。。
・・・で、最新。。。ハハハ、なんか もう別物っす。。。(-。-)y-゜゜゜
ちょっと、自慢な僕のオリジナルデザインなシートが決定的に顔を変貌させています。
エンジン回りもメカ屋が好む感じに・・・。
角度を変えたショット。。。最新は、エンジンガードを取っ払ってスポイラーも備わって一層進化してます。。。
ここの角度の顔もライトな感じに。。。
ハンドルは、ローポジションとなりスタイルもポジションもスポーティに変化。
以前のは、やっぱ僕的にはカッチョ悪い。。。
むふふふ・・・自己満の世界に浸っています。。。(=^・^=)
思わぬ不具合が発覚で、出鼻を挫かれましたがエンジンヘッドカバーの艶出しのお試しを実施です。。。
前回までに実施した右サイドケース側の磨き。。。
Kのエンジンは、ダイキャストそのままの地肌と成っていて他のバイクでよく施されているるような
磨きが一切されていません。
アルミダイキャスト後、せいぜいバリ取り位の二次加工しかしてないんですね~。。。
コスト削減か、それ以外の設計意図が有るのか解りませんが、見てくれはヤッパ宜しくありません。。。
し、経年変化での腐食についても条件が悪くなります。
(表面積が大きい。細かな凹凸に発生した腐食が除去し辛い・・・)
さて、現状の左バンク エンジンヘッドカバーの状況。。。ザラついた地肌に腐食が増殖しています。。。(>_<)
で、粗磨き後。。。今回は、ペーパーヤスリのみでの手研磨。。。
やはり、結構大変で腐食も地肌のザラつきも取り切れないな。。。(+_+)
全体の感じ・・・。
本当は、カバーを外しての艶出しが理想なんだが、、、パッキンとか新品に更新する覚悟がないと出来ないし。。。
・・・まあ、焦らずボチボチやりましょう。。。か、、、(-。-)y-゜゜゜
早々、新しいパーツを取り寄せました。。。
国内調達ですが、こんなんで1個 約¥400でしたね~。。。
海外調達なら、$1 ちょっとなんですが。。。(-_-;) まあ、今回急ぎ調達だったので良いっか。。。
取り付けます。。。
・・・って、はめ込むだけ。。。(-。-)y-゜゜゜
こちら3番も、、、
交換完了~。。。この後、苦し紛れですがエンジン始動後 アイドル音を聞きながら4番シリンダーの
アイドルエアーを(野生の感?で・・・)調整しました。。。
チョーいい加減な仮の調整ですね。。。ちゃんと調整に出さないと・・・ね。。。(;一_一)
エンジンカバーの艶出し作戦、ヘッドカバーへ挑戦しようとしたら、、、
あれ・・・? (@_@)
ここのキャップが無い (>_<)
これって、キャブ調整時の負圧センサーのセンシング口ですが、、、何時から無くなってたんだろう?
キャップが無くなっていたのは2番シリンダーですが、3番シリンダーのキャップを見ると、、、う~ん
経年劣化で、遣られていました。。。(+_+)
何時から起きていたか解らないのですが、プラグを見てみることに。。。
外します。。。
1番のプラグ、、、まあ、良さげ。。。
こちらが、負圧パイプキャップが無かった2番。。。やっぱ、ちょっと焼け気味ですね~
亀裂が有った3番です。。。燃焼状態は問題無いね。。。
あれ~ (*_*)
キャップが問題なかった4番は、ご覧の状況。。。めちゃくちゃ濃いじゃん~
これ、アイドル燃調がダメだなぁー。。。
気を取り直して、取り敢えず清掃、、、
・・・と、ギャップ確認。。。
・・・えお4本に実施。。。
プラグを取り付けます。。。つづく
中目のディスクに替えてやってみます。。。
良くは成りましたが、まだまだ っすねぇ~。。。
取り敢えずの様子見・お試しだったので、サンドペーパーで肌を整えて今回は終了~。。。
腐食層が一皮剥けて新鮮なアルミ地が出てきましたね。。。(=^・^=)
新車時は、こんな感じだったのでしょうか・・・?
ただ、機能的にマイナスの副産物では、元々有った細かな凸凹をツルッとさせてしまう訳ですから
よくよく考えてみると、ケースの表面積が少なくなると言うこと、、、これ、冷却性能に関わってくることが
考えられます。。。
ただ、現状エンジンカバーからの熱量の放熱は到底測ることが出来なく、ツルツル状態にしたとしても
その差は誰にも解らなく・・・所詮「多分、劣るね」のレベル。
当然僕のKに至っては、レースとかの過酷な使い方をすることは100%ないので、ここは 目てくれが良ければ
良いじゃん。。。で、割り切ります。(=^・^=)
・・・今回、第一回のお試しはここまで。・・・なんせ、ディスクザンダーの騒音がすんごい。。。
僕の場合、路上メンテマンなので、遅くまで&長時間は近所迷惑間違えなし。。。なんで。(-。-;)y-゜゜゜
まあ、ヘッド側も含めて 焦らず、ゆっくり時間を掛けて艶を引き上げましょうか。(=^・^=)
エンジンスポイラーを取り付けたら 今の腐食が来ている しょぼいエンジンカバーが気になって
しょうがなくなりました。。。(+_+)
鏡面とは言わないまでも、これ位の光沢が欲しいなぁ~。。。(=^・^=)
チャレンジ・・・で、もってチョイとお試しです。。。
・・・まあまあ、、、かしら・・・?
一皮剥けると新しい表情になりますね。元々、カバーのアルミダイキャスト肌がザラついていて
まるで、砂型で成形したようなダイキャストですから凸凹に入り込んだ汚れやら通常のメンテデ取り切れない
腐食が目立つんですね。。。
・・・他の部分は、、、
こんなんで、チョットやってみます。
う~ん、こりゃダメだな。。。(+_+)
ならば、これで・・・
ほぉ~、アルミのザラザラが一掃。。。
・・・これで、どうだぁー (-。-)y-゜゜゜
あぎゃー、すっげぇ削り痕。。。(@_@)・・・(+_+)
ようやく取り付ける事が、、、いや~長かったっスね~ (-_-;)
取り付けは、塗替え前の状態で一度やっていて今回も同じように実施です。。。
こんな感じで準備。
置台を使って作業をやり易くします。。。
M8ボルト4本で固定。。。あっという間に取り付け完了~ (=^・^=)
アンダースポイラー。。。やっぱ、有った方が良いね。
存在感、バッチリです。。。
どの角度から見ても良しだね。
バランスも丁度良い。。。
僕のKは、エンジン回りのメカメカを強調したくてミドルカウルを取っ払っているのですが、
ややもすると間の抜けた感じだったものがバランスも丁度良い感じとなりました。
今回は、大成功、、、だな。。。(=^・^=)
クリア塗装後の磨き加工です。。。
広い部分は、ダブルアクションサンダーを使用。
1回目の研磨。。。
良い感じ。。。(^_^)v
細かい部分は、手磨き。
バフを入れ替えて、仕上げの磨き。。。
・・・ここで、網固定プレートをチョイ加工。
固定面のRに合わせます。
更にワックスで仕上げて完成。 (^_^)
網を本格固定します。
完成~・・・後は、いよいよ車体へ搭載です。。。