soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

ハロン湾の食情報/ヴェトナム旅行

2006-10-14 00:18:50 | 旅のつれづれ
砂浜が湾をぐるっと取り囲み、
その周囲を一本の道路が
ゆったりとしたカーブを
描いて続いている。

道の反対側には
ホテルやレストランが建っている。
大資本の大型レストランは
クーラー完備のようで、
外からは中の様子がよく分からない。

一番多いのが歩道まで椅子とテーブルを置いた
小さなレストラン、10軒ほどが同じ用に
店の前にはカニやエビの入った水槽が置かれていて
客は自分で食べたい食材を指定する。

マッドクラブはマングローブなんかの
泥に生息するカニ、
これを茹でた一匹がただどーんと皿に乗って
出てくるので、殻を壊す器具で
バリッと割って、たれを付けて口に運ぶ。

たいした量は食べられないけど、味付けされていない分、
カニの甘みがよく分かる。

跳びはねていてエビはビール蒸しにしてもらった。
熱くて殻がなかなか剥けないが、
この熱々のところを食べるのは、幸せ以外形容が
思いつかない。

シャコを勧められて一匹だけ食べた。
ハサミで切り込みを入れて指の先でそぐとうまく
身だけが剥けた、店の人のやり方を真似てやるが、
うまくいって店の人も嬉しそう。

シャコはたぶんトラウマがあって、
手を付けることができない、この話はまた別の時にして、
こんなふうに、とくには味付けされていない素材勝負の
料理がたぶんほぼどの店でも食べられるのだろう。

地元の人で賑わっている店が気になるが
前を通っても客引きが出て来ないので、仕方なく素通りする。
安くてうまいものを食べてるんだろうな。

大型店の殆どは、「なんとか飯店」という
チャイニーズ、
だけど素材そのものを楽しむ料理が主体なんで、
どこの料理でも同じだろう。

イメージのベトナム料理は揚春巻くらいだ。

ここの難点は道路沿いにあるため、
目の前の海岸という絶好のロケーションながら
バイクや車の音がうるさすぎで、
海風に吹かれてちょっと感傷的になったとしても、
けたたましいクラクションがそれを許さない。
まあ、感傷に浸るなんて似合わないんだけどね。

世界遺産に登録されたハロン湾は
観光シーズンを前にゆったりとした時間が流れていた。

★ベトナムに行きたくなったらココもクリック!←ランキング上昇ボタン