soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「チキン・リトル」子供でいっぱい

2005-12-29 10:40:31 | 大作映画ハリウッド系
「チキン・リトル」★★★
声の出演:ザック・ブラフ、ジョーン・キューザック
マーク・ディンダル監督、2005年アメリカ

ディズニー初の
3DCGアニメーション。

アニメは
全く興味が無かったが
「Mr インクレディブル」で
ちょっと考えを変えた。
食わず嫌いじゃなく、
とりあえず見ておこうかと。

先に席を取っておいて
開始直前に暗闇にもぐりこむと
そこは家族連れのグループの
真ん中。

面白かった、
それは
大人にはくどいと感じられる
同じような繰り返しに
子供たちが声を上げて笑う

家でTVでも見てるように
隣の子と興奮したように話したり
母親にお菓子をねだったりと
彼らは常に慌しい。

それに比べると画面のチキン・リトルは
すごくあっさりとして、
ストーリーも踏み込んだところも見当たらず
子供向けにとどまった。

映画のパロディでハリソン・フォードまで
登場させているが
これは子供というより、一緒に来ている大人向けなのか。

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★DVDになったとき、何度も子供に見させておけるような
オーソドックスで動きがあり、ちょっとした教訓を含んでいる。
アニメにもいじめや母親の死など、現代はおとぎ話も
夢だけじゃないようだ。2


最新韓国映画事情・ソン・イェジン新境地!

2005-12-28 22:26:10 | 韓国映画・アジア映画
公開されたばかりの新作映画、実はソウルで見る予定でしたが
雪で行けなかったので、ちょっとお知らせのみ。

「ナンパの定石」
ソン・イェジン、ソン・イルグク 主演

涙とせつなさが
つきものの女優
ソン・イェジンが
全く違うキャラに挑戦!


ナンパの代表選手が
お互いの技で
ナンパの真剣勝負を広げる
さて、最後の勝者は誰か?

バカバカしいストーリーなので
注目は1点、ソン・イェジンの変身振りのみ。


「波浪注意報」
チャ・テヒョン、ソン・ヘギョ主演

チャ・テヒョンが高校2年と
ちょっとムリのある設定。

学校一人気のある女の子が
ずっと恋していたのは
冴えない幼なじみだった。

2年前の冬、ソウルでは「ハッピー・エロ・クリスマス」が
上映してましたが、くだらない映画でした。
チャ・テヒョンが大げさな笑いをとってましたが、
憎めない役者ですし、韓国の人たちは大好きな役者のようで
会場中かなりうけてました。


「台風」
チャン・ドンゴン、イ・ジョンジェ主演

海上を運航中だった船が
海賊に奪取される事件が発生。

その船には核衛星誘導装置である
レシーバーキットが積まれていた。

秘密の行動が何故漏れたのか、
奪った海賊は何者か?

復讐を誓う男にチャン・ドンゴン、
守る側の海軍大尉にイ・ジョンジェが扮し、
男の戦いが展開される。

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最新韓国映画興行成績12/18付

2005-12-27 18:30:57 | 韓国映画・アジア映画
①「タイフーン 」
チャン・ドンゴン、イ・ジョンジェ主演


復讐を誓う男にチャン・ドンゴン、
守る側の海軍大尉にイ・ジョンジェが扮し、
男の戦いが展開される。


キングコングのダブルスコアくらいのブッチギリで
首位に立ったのは、男のドラマ


膠着状態の韓国のチャートですが、新作2本が上位を占めた。
これから年末までにまだまだ韓国映画の新作が公開され
正月(韓国でもお祝いするのか?)は
またしても韓国映画が上位を独占しそう。

②「キング・コング」

③「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

④「グァンシクの弟グァンテ」

⑤「6月の日記

ホントは①の台風などは、ソウルで見て帰国予定でしたが
残念、次回の訪韓は未定です。

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「ディア・ウェンディ」ジェイミー・ベルの新作

2005-12-26 18:13:28 | ミニシアター系映画
「ディア・ウェンディ」★★★
ジェイミー・ベル、ビル・プルマン主演
トマス・ヴィンターベア監督、2005年デンマーク

名作「リトルダンサー」主演の
ジェイミー・ベルを
久し振りに見た。

「デス・フロント」を
見たときには、
暗い未来も予感したが
最近どうしてるかなーと
思っていたら、先日「キング・コング」で再会、
「おっ、活躍してるじゃん」

さて、この映画。
たまたま手に入れた本物の銃を
主人公は
ウェンディと名前を付けた。

炭鉱の町で自分の居場所が見つけられずに
ただ、生きているような無味乾燥な毎日が
その銃を手に入れたことで変わっていく。

この映画は実際は有り得ない、
ただこれは寓話として成立している。
このあたりが実にうまいところだ。

悲劇的な結末が意味するところを
様々に解釈できるが
もし選べるなら、彼の選択は悪くないなと
感じた、何も感じられない毎日の
向こうにも何も無い、
だとしたら生きていることを実感できた瞬間は
何にも代えがたく、尊い。

鏡のような水面に落ちた
ひとつの変化。
同心円がどんどん広がっていく。

他の人には分からない、
正しいこと、間違っていること
それだけでは図れない心の中。

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★この映画は現代社会の若者の・・・なんとかかんとかって
いうのじゃなく、もっと心の奥の方で渇望する
「此処ではない何処かへ」「今の自分は本当の自分じゃない」など
誰でも時にふっと考えてしまうことを具体的に映像にしただけだ。

ましてや銃社会を批判なんてしてないよ、そんな大それた意思をもつものでなく、
もっとパーソナルな映画といえる。



「男たちの大和」昭和は終わらない

2005-12-25 01:05:19 | 邦画
「男たちの大和」★★★☆
反町隆史、中村獅童、松山ケンイチ主演
佐藤純彌監督、2005年日本

あえて言うなら
無駄な死を目にして
悔しくて堪らなかった。

無駄な死というより
無残なと
言い換えた方が正しいのか。

戦争に行くということは
死ぬかもしれないこと、
しかし大和の沖縄への旅は
必ず死ぬことが分かっていながら
命令によって、NOとも言えない旅。

極限状態の友情や恋など
類型的ではあるが、やはりこういう部分に
グッと来る、泣ける。

ひとりひとりの人間の大切な命が
かつて、こんなに軽く扱われていたのだ。

せめて自分たちは大切にしたい。
人間の命を。

そして日本がこれ以上
武力を行使することに無言でいてはならないと
強く思った。

この映画は戦争の事実を丁寧に
描いてくれている。
心熱くするシーンもたくさんあり、映画として
ちゃんと成立している、
何より劇場はほぼ満席。

そしてここでも実感する、
映画の力を。

たくさんの人に見てもらいたい映画

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