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「トンマッコルへようこそ」久々の韓国映画の傑作登場

2006-10-28 21:46:15 | 韓国映画・アジア映画
昨年9月13日にソウルで見た韓国大ヒット映画がやっと日本で公開
リバイバル記事ですが、ソウルの観客と一緒に見た感想です。

「トンマッコルへようこそ」★★★★
シン・ハギュン、チョン・ジェヨン、カン・ヘジョン 主演

1950年朝鮮戦争真っ只中、
隊からはぐれた戦士たちは
戦争をしていることさえ知らない
不思議な村に集まって来る。

人々は作物を収穫し
ものを作り、楽しく暮らしている。

戦いを引きずる兵士たちも
皆と同じ服を着て、一緒に食べるうち
穏やかな表情になり
北も南もそしてアメリカ人も
同じように笑いあう時間が訪れる。

主役の二人は韓国では相当な人気。
最初の登場シーンで会場は
「待ってました!」というように盛り上がる。

特にチョン・ジェヨンは、以前来た時も
主演の野球映画が公開されており
年に3本くらいは出ているんじゃないか。

彼が出てくると皆笑う準備をしているような
雰囲気を感じる。
ぼそっと話す言葉にドッと笑いが起こる。
劇場内が笑いに包まれる幸福な瞬間だ。

日本では笑うことさえ控えがちだが
韓国では作り手が、観客のことを把握していて
小ネタの連発で笑いの休憩を与えず
最後に主演の一言でドカーンと来るのだ。

後半は一転してシリアスになり
「戦争」について考えさせる。
前半で役者のひとりひとりと親密になっている為
その分、泣けてくるのだ。

ハングルが分かれば、
自分もあの笑いの一員になれるのにと
ちょっと淋しくもアリ、会場の映画を楽しむ雰囲気に
幸せにもなり嬉しい時間

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★日本で公開されました、来週あたりもう一度見に行きます。