soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「力ポーティ」演技とはこういうものだ、職人技を堪能

2006-10-01 21:08:52 | ミニシアター系映画
「力ポーティ」★★★★オススメ
フイリップ・シーモア・ホフマン主演
ベネット・ミラー監督、2006年、アメリカ

カポーティが小説家だと知る人は多い、
でも彼の小説を
3冊以上読んだ人は少ないだろう。

そんなことが何故だかちょっと分かった気がした。

カンザスで起きた一家惨殺事件。
これに興味を持った作家が、
ノンフィクション小説にしようと、
事件の中心人物に入り込んで行く。

作家という特殊な作業を必要とする人の
創作に取り組む様子も興味深いが、
作家自身の子供時代の境遇などが
作り出す作品自体に影響を与えて行くことなども
そうだろうなと思いつつも、
主演の怪優ホフマンのなりきった演技と共に、
この作品を一層楽しめる要素となっている。

主人公のガラスの様な心の動きの描き方も絶妙で、
成り行きを見守るような映画だった。

カポーティ自身はゲイであることを公表し
奇行を繰り返した人としても有名だが、
作家に及ぼした影響を考えると、
後世に残る作品というのは、その内容だけでなく
書いた当人にも影響を及ぼすという
実に凄まじいものでもあるのだ。

★参考になったらココもクリック←ランキング上昇ボタン

★この作品でフイリップ・シーモア・ホフマンが
アカデミー主演男優賞を獲得した。
主役一筋のスターでなくても、きっと唯一の作品はあるのだ。


バンコク新空港お目見え「スワンナプーム空港」

2006-10-01 00:33:10 | 旅のつれづれ

9月26日エアアジアでハノイからバンコクへ、
ドンムアンから移転予定が1年遅れた開港。
今回のクーデターでまた遅れるかと思ったが、
まだトレーニング途中の真新しいスワンナプーム空港に到着。

正式オープンより何故か2日早く
工事車両や免税品の品物がまだ無い棚だけが並ぶ
閑散とした空港を係りの後について
通り抜けた。

シーロムのパンパシまでなら
高速を使ってタクシーに乗ってから、
ホテルに着いたところで42分だった。

高速を降りてからそれほど距離が無いので
以外と近く感じたが、
ホテルの立地によっては、バンコクの渋滞に
はまったらもっとかかるだろうな。

ちなみに空港タクシーはメーターで251バーツ、これにサービスチャージ50バーツ
高速代60バーツ、チップを少し加算して全部で400バーツ。

ドンムアンより距離は遠くなったと思うが、
それほど違和感は感じなかった。

それよりも空港の両替も機械表示がされてなくて、
計算もすごく遅いので、このあたりは
タイの人の勤勉さで何とかはなるだろうが、
巨大空港はこれからまだまだ多難な気がした。

そして9月29日深夜、JALで名古屋へ。
新空港へ慣れていないタクシー運転手は市内から
高速を降りて空港に向かう間、何度か道を間違え
他のタクシー運転手に聞きながらやっと到着。

チェックインから出国までスムーズだったが、
ゲートの待機する部分は薄暗く、改善の余地あり。

国際都市と東京なんかも言われているが、
金融や経済的に世界の中心にあったとしても
バンコクほど外国人を見ることは無い、
両替さえ銀行の2階じゃないとできなかったり、
ツーリストインフォメーションなんて見つけることさえ
難しい、日本は物価が高すぎて旅行には向かないのか。

バンコクの観光地では、アジア系を見かければ
中国語、日本語、ハングルで切り替えて話すし、
欧米の人へも同じ様に簡単な言葉を使い分ける子供たち
その力強さが眩しい。

★バンコク新空港の少しでも参考になればココもクリックランキング