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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「グランプリ/그랑프리」済州島に行ってみたくなった

2012-06-29 10:01:29 | 韓国映画・アジア映画
「グランプリ/그랑프리」★★★
キム・テヒ、ヤン・ドングン、パク・クニョン 出演

ヤン・ユノ監督、
109分、2012年6月16日公開
アメリカ,ワーナー・ブラザース
(原題/原作:그랑프리)





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「真!韓国映画祭2012 が名古屋でも始まった、
さて何本見ることができるか
夕方以降の上映が無いので
非常に行きにくいスケジュールで
いくつかはそのままレンタル待ちになりそう」



主人公は女性騎手、
レース中に事故で一緒に頑張って来た馬を
死なせてしまったことで
自信を失い、騎手を辞めて
馬の生まれた済州島へ遺骨を散骨するため向かう。


そこで出会った人や馬との交流から
もう一度走ってみようと決心する、
とまあ、ありがちなストーリーだけど
退屈な感じは無かったな、

それはヤン・ドングンの暖か味のあるキャラと
済州島のロケーションにあったと思う。



キム・テヒの完璧な美しい顔で
歯を食いしばってとか必死にとか言われると
そんなことしなくても美味しい果実を
簡単に手に入れられるだろうにと
現実的に思ってしまう、
それに「天国の階段 」のキツイ女のイメージが強すぎて
これは彼女には罪のないことだけど
良い作品に出会うとそのイメージは
なかなか離れないのだなぁという良い例。



韓国には何度も行ったが
ソウル以外の街には行った事が無く
済州島や釜山など
韓国の人達も観光で行くような場所に
今度行ってみようかなと思った、
それ程、済州島の起伏に富んだ牧草地と
海のコントラストが印象に残った。



クライマックッスに飛び立とうとしている
飛行機を馬で追いかけるシーンがあるが
出た出た韓国映画
これは無いだろー
でもそういうのを見たくて来てるんだから
やってくれました!
彼女があんなことした意味さえ
はっきり分からないけど
バカバカしくて好きなシーンだ。



さてあと何本見れるかな。

★100点満点で70点


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ヤン・ユノ監督作品

1996 ユリ
1997 ミスター・コンドーム
1998 チャン
1999 ホワイト・バレンタイン
2000 リベラ・メ


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映画「一枚のめぐり逢い」偶然の出会いや運命ってのはきっとあるのだ

2012-06-27 10:11:12 | ミニシアター系映画
「一枚のめぐり逢い」★★★☆
ザック・エフロン、テイラー・シリング、ブライス・ダナー出演

スコット・ヒックス監督、
101分、2012年6月16日公開
アメリカ,ワーナー・ブラザース
(原題/原作:THE LUCKY ONE )






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「海軍軍曹の主人公はイラクの戦場で
一枚の写真を拾った、
誰かの恋人なのかと兵隊の集まる場所で
落とし主を探すが見つからず、
イラクでの3度目の任務の間
その写真に何度も助けられることになる、
偶然と言えばそれまでだが
命を懸けた場所ではそんな守り神の存在さえ
信じられるのだろうな」



戦場でのつかの間の休息、
そんなときローガン・ティボー(ザック・エフロン)は
道端に何か光るものを見つけ
近寄って手に取るが
その瞬間、それまで彼がいた場所に迫撃砲が炸裂、
偶然の出来事だが
それ以後も彼の周囲で戦友が死んでいくが
彼は何かに守られたように無事に帰国する。



この九死に一生を得たエピソードを
もっと丁寧に積み重ねると
映画の印象ももっと違っただろう



帰国しても居場所を見つけられない主人公は
写真の女性を探す旅に出るが
飼っていた犬となんとコロラドから
ルイジアナまで千数百キロも歩いて
彼女の住む町にたどりつくのだが
その事実も彼のセリフから知るに至っては
何故歩こうと思ったのか
そのあたりを何故描かないのかなぁと
なんとも割り切れない気持ちになった。




出会ってからは
メロドラマのような
くっつきそうでくっつかない
巧く行きかけると何か邪魔が入って・・と
この後半のもたつきに要した時間を思うと
前半の何故写真の彼女に会いたいのかという
その気持ちの積み重ねが
薄っぺらだった事がなんとも残念だった。



ヒロインのベス(テイラー・シリング)は
爽やかな印象だが特に記憶には残らない、
けれど彼女の祖母エリー(ブライス・ダナー)は
ちょっとスーザン・サランドン似で
彼女の存在感が映画を引き締めていた、

ただこの映画はスターのザック・エフロンの映画、
その意味ではこれでいいのだろう、
自分のただの映画ファンには
もうひとつ物足りない出来と感じられた。


見て損するとまでは思わないが
レンタルまで待っても損失なし。

色んな映画を効果的にさせるアイテムが登場したが
どれも使いきれて居なかったと感じた。

★100点満点で70点


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スコット・ヒックス監督作品

鉄壁・万里の長城 (1989)
シャイン Shine (1995)
ヒマラヤ杉に降る雪 Snow Falling on Cedars (1999)
アトランティスのこころ Hearts in Atlantis (2001)
幸せのレシピ No Reservations (2007)
一枚のめぐり逢い The Lucky One (2012)

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映画「スノーホワイト」誰もが知る物語を現代の視覚効果で見せてくれる

2012-06-23 19:09:28 | 大作映画ハリウッド系
「スノーホワイト」★★★☆
クリステン・スチュアート、クリス・ヘムズワース
シャーリーズ・セロン、サム・クラフリン出演

ルパート・サンダース監督、
127分、2012年6月15日公開
2011,アメリカ,東宝東和
(原題/原作:Snow White and the Huntsman )







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「誰もが知ってるグリム童話を
女王VS白雪姫という闘いの物語に変えた。
たいした内容のある映画じゃないので
この視覚効果とシャーリーズ・セロンの
怪演が楽しめないとキツイ、
白雪姫という映画を見るつもりで行くと
全然別物なので驚く」



過去にひどい仕打ちをされた女王(シャーリーズ・セロン)は
一目で恋に落ちた王を殺害し
王国を我が物にするが
世界で一番美しくないと
彼女の強さが衰えると鏡に言われて
逃げ出した白雪姫(クリステン・スチュワート)を捕えて
彼女の心臓を喰おうと必死の捜索が始まる。



その後、捕まったり逃げたり
7人の小人を仲間にし
毒りんごを食べて・・・と
一応知ってる物語をなぞりながらも
映画の核となる部分は
「戦う白雪姫」
ジャンヌ・ダルクのような衣装を着るシーンでは
もう全く別物の映画に変貌している。



でもそんな大胆なアレンジをどうこう言うより
この映画は女王(シャーリーズ・セロン)の映画、
彼女の圧倒的な美しさと存在感で
他の全部は吹き飛ばされる、

だから白雪姫のような小娘を恐れる必要はないと
こっちは見ながら思うのだけど。


何故かヴァンパイアのように
生き血を吸う事で若返る女王は
鏡に向かって隅々まで瑞々しい顔に
満足げにうなずく
とても怖いシーンだ、
TVの深夜番組のCMでも連呼される
「いつまでも若々しく」
それが叶えられない願いと誰もが分かっていても
手に入れようとやっきになるのだ、
その願望こそが一番怖くも感じる。



ストーリーに目新しさは無いが
補って余りある視覚効果の出来の良さに
大画面で映画を見る喜びを感じる、

そしてそんな効果を最大限生かして
存在感をたっぷり見せつけた
シャーリーズ・セロンの高笑いが聞こえる、
そんな映画だった。



★100点満点で75点


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シャーリーズ・セロン出演作品

スノーホワイト(2012)
ヤング≒アダルト(2011)
ザ・ロード(2009)
あの日、欲望の大地で(2008)
ハンコック(2008)
告発のとき(2007)
スタンドアップ(2005)
イーオン・フラックス(2005)
ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方(2004)
トリコロールに燃えて(2004)
ミニミニ大作戦(2003)
モンスター(2003)
コール(2002)
スコルピオンの恋まじない(2001)
スウィート・ノベンバー(2001)
レインディア・ゲーム(2000)
バガー・ヴァンスの伝説(2000)
裏切り者(2000)
ザ・ダイバー(2000)
サイダーハウス・ルール(1999)
ノイズ(1999)
マイティ・ジョー(1998)
セレブリティ(1998)
ディアボロス 悪魔の扉(1997)
トゥー・デイズ(1996)
すべてをあなたに(1996)

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映画「君への誓い」強い思いはきっと届く

2012-06-20 22:58:27 | ミニシアター系映画
「君への誓い」★★★☆
レイチェル・マクアダムス、チャニング・テイタム、
サム・ニール、ジェシカ・ラング出演

マイケル・サシー監督、
104分、2012年6月1日公開
2012,アメリカ,ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(原題/原作:The Vow )






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「実話をもとに製作された作品、
似たような内容のドラマがTV化されてるが
事故で過去5年間の記憶を失くした新婚の妻と
なんとか記憶を取り戻してもらいたいと
支え続ける夫の物語、
もどかしい気持ちが募るが
当事者はもっとツライだろうなぁ」



この映画はどっち目線で見るかで違う。


目が覚めたら知らない男性が
夫だと言い、
ゆっくり思いだせば良いよと言う、
一緒に暮らし始めるが
夫の気遣う優しい視線が
却って彼女を追い詰めていく。



いつか思いだしてくれるだろう
大切な人だから

その想いだけを頼りに
住む世界の違う妻の親とも
なんとかうまくやろうと努力するが
次第にいら立ちも募らせていく



誰も悪くないのに
知らず知らずのうちに傷つけあったり
気持ちを諦めてしまいそうになったり
とにかくどちらかが強い気持ちでいなければ
二人でいることは
割と簡単に終わってしまうのだ。



実際の夫婦は記憶が戻らない中でも
今も夫婦として子供と一緒に
暮らしているという

ラストに彼らの笑顔の写真が映った、
そのとてつもない強い気持ちに
胸が震える。



相手の想いが届いたからだと思いたいが
簡単に割り切れない
奇跡のようなものがきっとあるのだろうな
そう思いたい。



もどかしい気持ちが強くて
夫の側から見ると耐えられないが
それを耐えると考えるのか
そのあたりにヒントがあるかもしれない。

★100点満点で70点


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チャニング・テイタム出演作品

コーチ・カーター Coach Carter (2005)
スーパークロス Supercross (2005)
アン・ハサウェイ/裸の天使 Havoc (2005) 日本未公開
アメリカン・ピーチパイ She's the Man (2006) 日本未公開
ステップ・アップ Step Up (2006)
バトル・イン・シアトル Battle in Seattle (2007) 日本未公開
ステップ・アップ2:ザ・ストリート Step Up 2: The Streets (2008) 日本未公開
ストップ・ロス/戦火の逃亡者 Stop-Loss (2008) 日本未公開
Fiting (2009) 日本未公開
パブリック・エネミーズ Public Enemies (2009)
G.I.ジョー G.I. Joe: The Rise of Cobra (2009)
親愛なるきみへ Dear John (2010)
僕が結婚を決めたワケ The Dilemma (2011)
第九軍団のワシ The Eagle (2011)
陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル The Son of No One (2011)
ヘイワイヤー Haywire (2011)
君への誓い The Vow (2012)
21ジャンプ・ストリート 21 Jump Street (2012)
G.I.ジョー バック2リベンジ G.I. Joe: Retaliation (2012)
マジック・マイク Magic Mike (2012)

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映画「私が、生きる肌」久し振りに予想と違う展開にビックリ!

2012-06-18 00:09:35 | ミニシアター系映画
「私が、生きる肌」★★★☆
アントニオ・バンデラス、エレナ・アナヤ、
マリサ・パレデス出演

ペドロ・アルモドバル監督、
120分、2012年5月26日公開
2011,スペイン,ブロードメディア・スタジオ
(原題/原作:LA PIEL QUE HABITO )






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「映画が公開されるに連動して
書店で原作本が目についた、
映画を見終えて、
きっと原作も面白いのだろうなと思ったが
この手の内容では結果が分かっては
読む気にはならない、
予想と見事に裏切られた、
こういう予想外の展開なら楽しめる」



これはジャンルとしては
サスペンス映画だけれど
怖くは無い、
怖くは無いけれど、人を愛し慕う気持ちが
強すぎると「狂気」も納得できる面もあり
そのこと自体が怖くもある。


見る前は事故で皮膚の移植が必要になり
移植後、移植された人間の遺伝子というか
過去の記憶が蘇るような
そんな映画なのかなと勝手に想像していたが
全然違っていた、
何かが行われているのだろう
被害者は誰だろう・・・
そんな感じで展開を見守った。


するとどうだろう
「こんなこと、してたのか!」
驚くべき展開で
笑っちゃうくらいの衝撃だったな。



遺伝子操作による人工皮膚の移植、
そういうことが可能なら
再生もできるだろうな
そんなふうに思ったが
主人公の狂気はもっと恐ろしいものだった。


美しさを追い求めることも
やり過ぎると怖いが
この映画の内容に比べたら可愛いものだ、
たった一度の過ちで
人生を大きく狂わされた人間の
叫びだしたいような体験に
途中からすり替わって
これは心底怖い怖い映画となっていた。



濃い顔のアントニオ・バンデラスが
抑えた演技で彼の表情が
様々な感情を物語っている、
セリフで語るより
何かを強く伝えることもあるのだ。



果たして復讐は遂げられたのか?
「なんだ、これ」
何度かそんなことを心の中でつぶやいた、
とんでもない映画だった、
でも抑制の効いた完成度の高い映画だ。



★100点満点で75点


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ペドロ・アルモドバル監督作品

Pepi, Luci, Bom y otras chicas del montón (1980) 日本未公開・DVD未発売
セクシリア Laberinto de pasiones (1982)
バチ当たり修道院の最期 Entre tinieblas (1983)
グロリアの憂鬱 ¿Qué he hecho yo para merecer esto? (1984)
マタドール Matador (1986)
欲望の法則 La Ley del deseo (1987)
神経衰弱ぎりぎりの女たち Mujeres al borde de un ataque de nervios (1988)
アタメ ¡Átame! (1990)
ハイヒール Tacones lejanos (1991)
キカ Kika (1993)
私の秘密の花 La flor de mi secreto (1995)
ライブ・フレッシュ Carne trémula (1997)
オール・アバウト・マイ・マザー Todo sobre mi madre (1999)
トーク・トゥ・ハー Hable con ella (2002)
バッド・エデュケーション La mala educación (2004)
ボルベール〈帰郷〉 Volver (2006)
抱擁のかけら Los abrazos rotos (2009)
私が、生きる肌 La piel que habito (2011)

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