soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「カムイ外伝」ストーリーが脆弱、CGはちゃっちい部分多し。

2009-09-29 15:57:38 | 邦画
「カムイ外伝」★★★
松山ケンイチ、小雪、伊藤英明、大後寿々花主演
崔洋一監督、120分、2008年、2009-09-19公開



                    →  ★映画のブログ★
                     どんなブログが人気なのか知りたい




「忍びの世界で育ったカムイは
理不尽な殺戮や厳しい掟に縛られた忍びの暮らしを
自ら捨てるが、それは裏切り者として追われる日々の始まり、
器用な松山ケンイチがカムイになりきってます」



何で、イーキン・チェンが口パクで出てるんだ?
それが気になった、
それから素早い動きなどは「忍び」の特質として
面白く見たが、チャチなお城(子供が作ったみたいだ)や
いかにも合成です!って感じの映像が
ストーリーをぶち壊してる。


脚本は宮藤官九郎ということで注目していたが、
別に「らしさ」は全然感じなかった、
それだけ手慣れてきたのかもしれないが、
だったらクドカンで無くてもいいだろうし、
セリフで恥ずかしいいくつかは、疑問だった。


悪くはないけど全体的に70点には届かない
60点あたりという感じ、
なんかあとちょっとどこかが良くなれば
もっと「映画を見たな」という気分にさせてくれたはず、残念。


追われるものの悲しみや
主人公がこれからどうしたいのか
そのあたりをもっと踏みこんで描いて欲しかった、

伊藤英明のラストなんかも、よくOK出したなというくらい
割り切ってって、殺されるならあのくらい壮絶でないとなと
思わせてくれたし、俳優陣はみんな役回りを
頑張っていたように思うが仕上がりがいかんせん
力不足な感じがラストまで、これじゃあ楽しめない。


あれだけの力があれば追ってなんか怖くもなさそうなのに
その圧倒的な組織の力みたいなものをもっと
最初に見せてくれていれば、忍びから抜けるということの
相当な覚悟がもっと伝わったのにな。

なんか色々感じた映画だった、
どこも少しづつ物足りなかったというのが
素直な印象、
カムイはこの後また逃げ続ける旅をするのだろう、
ということは成績次第で続編もあるだろう。

★100点満点で60点


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン


大後寿々花は頑張ってたが、その頑張りが伝わりすぎて疲れた。

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか


「センター・オブ・ジ・アース」ファミリー向け、アトラクションみたいだ

2009-09-27 23:06:42 | 大作映画ハリウッド系
「センター・オブ・ジ・アース」★★★wowowで鑑賞
ブレンダン・フレイザー、ジョシュ・ハッチャーソン、アニタ・ブリエム主演
エリック・ブレヴィグ監督、92分、アメリカ、2008年(2008-10-25公開)




                    →  ★映画のブログ★
                     どんなブログが人気なのか知りたい



映画館で3D上映された映画、思ったよりヒットしていた。
TVの画面で見ると面白さは半減してしまう。


「地質学研究のためアイスランドへ行った主人公は
たまたま預かった甥っ子と
地元ガイドの女性と雷を避けて入った洞窟で、
地底への入口を見つけた、
ドタバタコメディー調のアクション活劇、
大画面だったらもっと迫力あっただろう」



太って大丈夫かというくらいのでかい顔の
ブレンダン・フレイザーが
もたもたと安っぽい作りの恐竜や原始の生き物の
間を駆け回るのに、緊迫感は無い。


でもこの映画はリアルさを
初めから求めていないようなので
ゆるいジェットコースターに乗ったように
登場人物の大げさな表情や
次の読める展開とちょっと物足りないが
3Dで見たらもっと楽しかったろう。


誰だって子供のころ本を読んで
地底探検が出来たらいいなとか
怖いけど恐竜に遭いたいなとか
きっと自分たちはその叶わない夢を
こうしてスクリーンで見ているのだろう、
驚きながら恐竜に追いかけられているシーンを
見ながら自分は画面のこっち側で
コーヒーなんて飲んでる。



TVで見るとこの映画の良さは半減するけど、
のんびり寝そべりながら見るのもいい、
子供の頃の想像の世界と映像が丁度合ってる、
そう感じると、そのように作るってやはり
スゴイ事なんだろうなと思ったり。

★100点満点で60点


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン


ブレンダン・フレイザーはアクション俳優の扱いだけど、そのキレのなさも具合も
憎めない。

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか


「書籍;数学的にありえない(上・下」読了、そして向田邦子

2009-09-24 23:05:06 | 読書の時間
アジアの片隅、プールサイドでちょっと泣けた、
何してるんだと思いつつ、本読みの喜びに浸る。

面白い小説と出会えた、アダム ファウアーはこれが
初めての作品、数学の定理とか、確率とか出てくるが
それは小説のスピードを緩めるどころか、
かえってちょっと「知った」気にさせてくれて
面白さが増すのがわかる。

小説を読むとき後ろの解説とかは
読まないこともある、しかしこの作者の本は初めてなので
読み終えてから、訳者あとがきと
児玉清さんの解説も読んで、
ちょっと泣けてきた。


それは本を読み終えた直後だからからだろう、
小説の中では五感をフルに使い、
特に目を閉じて未来への空間へ主人公が
繋がるシーンは、作者が視覚に障害を負っていて
好きな作家のトム・クランシーやジョン・グリシャムを
図書館のカセットテープで耳で聞いて育ったという部分と
繋がって、感動した。

そしてこれにはもうひとつ、
今朝、朝食時に読売新聞の電子版を読んで、
そこにコラムで、飛行機事故で亡くなった
向田邦子さんの遺品の中に
彼女が自分の本を音読したカセットテープが
見つかったと書いてあった。

彼女は自分の作品を読みながら言葉を吟味し、
ところどころ手直しの為か、
何かを書き付けている音も聞こえるという。


見ることはダイレクトに心に訴える、
でも聞くことも大切だ、
特に今みたいに海外を旅して
普段とは違う言葉を耳にし、
自分が普段は気にもしない音から、
旅の情報を得ていると感じるときがある。

同じ日に二人の作家の
「文章を読む」という行為、「文章を聞く」という行為から
本を読みながら頭の中で想像の旅をするとき、
作家が何度も言葉にして推敲した言葉が
心に響いてるんだなと
本日も暑さを逃れてやってきた
ネットカフェで考えたとか考えないとか。



soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン


旅でホテルに置いてきた読み終えた本を次は誰が読むのだろう。

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか


Vat Phu ワット・プー訪問、ラオス第二の世界遺産へ

2009-09-23 18:47:52 | 2009秋/ラオス.パークセー
ワット・プーの拠点の町、Pakseから
車をチャーターして遺跡の町チャムパーサックへ、
途中メコン川をイカダのようなボートで車ごと対岸へ。

物売りの人が売れなかったピーナッツを
その辺の人たちに分けて食べる光景や、
写真とりまくりのチャイニーズの団体、
ゆっくりとゆっくりとボートが
泥のようなメコン川を進んでいく。

チャムパーサックの町にも道路沿いに
ゲストハウスがいくつか見つかり、
ここから自転車で行くという方法も
いくつかのブログで読んだが、
車で20分ほどの距離ながら
物凄い暑さとでこぼこ道を車で走りながら
それはちょっとキツイなと感じた。

ゲートに付いて車を下り
そこから山に昇るように作られた
ワット・プーの本殿に向かって進んでいく。


ヒンズー教の建造物らしいが、
詳しい全容はまだ分かっていないようだ。
11世紀頃から建造が始まったという説もある。
多くが修復途中で全体が復元されるのは
相当時間がかかりそうだ。

所々の急な階段、
直射日光から遮るものも無く、ひどく暑い、
遺跡との対面での感激を
その暑さが奪っていく。

神聖なものってやはり高く高く作られるのか、
だから後世になって
自分のような物珍しいものを見てやろうくらいの
ただの観光客にはキツイ試練のようでさえある。

本殿の脇には女神のレリーフがきれいに残っていて
出来た当時の全体はどんなに素晴らしかったかと
想像した。

本殿まで昇ったところで今来た道を振り返ると、
歩いてきた場所からさらに遠くメコン川まで
壮大な景色が眼下に広がる、
思わず暑さを忘れる一瞬だ。

人間の祈りってすごい事だと思う、
上るだけでも大変なのに、
ここに神を祀る神殿を作ろうとするなんて、
その祈りはちゃんと届いただろうか、
もともとその祈りが叶うことなんか
望んではいけないことなのかもしれないが。

ゲート近くに掘り出されたものを展示する建物が
日本の援助で建っていて、
ここで葉書を購入、
観光地とはいえ、絵葉書がなかなか手に入らなかったので
嬉しかった。

そしてまた来た道を引き返し、
メコン川を渡りパクセへ、
戻ってすぐにラオスコーヒーの美味しい店で一息。



soramove
★参考になったらココもクリック!←ランキング上昇ボタン

これでラオスの二つの世界遺産完了、次はどこだ。

★映画ランキングはこちら


ただいま旅行中!ラオスのパークセーに到着

2009-09-19 22:57:17 | 2009秋/ラオス.パークセー
ラオスのパークセーに到着

早朝のエアアジアでウボン・ラーチャターニーまで、
そこからバスステーションへ移動して、9;30発の
ラオス・パークセーへの国際バスで国境を越えた。

ラオスは3度目、
最初は首都ヴィエンチャン、昨年はルアンパバーンへ
そして今度はラオスで二つ目の世界遺産
「ワット・プー」訪問が目的だ。

メコン川を渡り、パークセーへ。
この大きな橋は日本の援助で架けられたようだ、
泥の色をした川の向こうにそれまでの田や小さな集落の
風景とはまったく違った街が見えてきた。

決めていたホテルが満室で
暑すぎてあまり遠くへ行く気にもならず、
すぐ近くのランカムホテルにチェックインした。
90,000キップ(約1,100円)、エアコンの部屋で
シャワーを浴びて落ち着いた。

その後、楽しみにしていたラオス・コーヒーの店へ、
ラオスタイプのコーヒーを注文、
ストロングコーヒーに一番下にコンデンスミルク入りの
ベトナムコーヒーと同じタイプだ、
これをミルクなしでエスプレッソで飲むスタイルもあるというから
どんだけ濃いのが好きなんだろうと思いつつ、
感じのいい店内でほっと一息。

明日は念願のワット・プーへ、
車の手配はした、あとは晴れることを願うだけだ。



soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン


ヒュー・ジャックマンの画面のアップ多様で、顔が狼に見えてきた。

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか