soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「パーフェクト・ゲッタウェイ」楽園ハワイでのサバイバルゲーム

2010-01-30 14:40:15 | 大作映画ハリウッド系
「パーフェクト・ゲッタウェイ」★★★☆
ミラ・ジョヴォヴィッチ、ティモシー・オリファント、キエレ・サンチェス、スティーヴ・ザーン 主演
デヴィッド・トゥーヒー監督、97分 、 2010年1月23日、2009年アメリカ映画
(原題:A PERFECT GETAWAY)



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「予告と実際の内容がかなり違う印象、
楽園ハワイで起こるサバイバルゲーム、
どうってことない内容の無い映画ながら
とても楽しめた。」



カップルを狙った殺人カップルが同じ島にいると知り、
新婚カップルのミラ・ジョヴォヴィッチと旦那は、
恐怖を覚えるがせっかくの新婚旅行だからと旅行を続ける、
知りあうカップルの誰もが犯人じゃないかと
疑いつつ、とうとう殺人ゲームが始まる。



予想を裏切る展開、
でも誰もがタフで見てるこっちは
こっち側に居ることに安心する、
崖をよじ登ったり、悪路の逃亡と
クルスカントリーでもやってる人じゃないと
この映画では生き残れない。

早いうちに疑惑のカップルが捕まり、
残る二組に絞られるが
このあたりはもう少し入り組んだ展開があっても良さそう、
ただ見てる間は結構楽しめた、
これは続編がありそうだけど、
本国アメリカでヒットしたのだろうか?


単純なストーリーだからこそ面白かった、
出てくる人たちが見方によっては
とんでもない悪人に見えてくるのは
人の気持ちの問題、
そのあたりを思わせぶりにうまく演出していて
最後まで次が読めない展開で
期待してなかった分、得した気分



ミラ・ジョヴォヴィッチはゾンビ相手でも負けないからね、
ここでの戦いも優位に進める、
迫力もあるが、今後の活躍が心配でもある、
繊細な役とかにも挑戦して見せて欲しい。

節約派ならレンタル待ちでも十分。
でも劇場の大画面の迫力も捨てがたい。

★100点満点で70点



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この展開は分からなかった、予告も良い出来。


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書籍「カッコウの卵は誰のもの」スキーを題材にしたミステリー、2時間ドラマのノリ

2010-01-29 00:09:23 | インポート
書籍「カッコウの卵は誰のもの」★★★
東野圭吾著、357ページ、1.680円、光文社



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「将来のオリンピック選手と目される娘、
そして誰にも言えない秘密を抱える父、
ただ娘の幸せを願うことだけ、
それは許されることなのか」



早くも届いた東野圭吾の新刊、
この人は一年に何作書くのだろう、

自分の大好きな村上春樹もこれくらい
書いてくれたら次作を長く待ちわびることも無くて
いいだろうな。

この本は読みやすいし、
難しい言葉も出てこない、
TVの2時間ドラマのノリで色々あるけど
まあまあの場所に無難に着地、
読後感は「1冊読み終えた」という程度、
だけどそれって文章が巧みだってことなんだろう。


特にどこかに引っかかる訳じゃないけど、
読んでる間はこの後どうなるんだろうと、
気が付いたら読み切っていた、
これは才能なんだろう
でも次には心に突き刺さるような作品も読みたい。



子を思う親の気持ち、
親を思う子の気持ち、
それこ才能あるアスリートを取り巻く
会社やその周囲の組織、大きな経済効果もあるだろう、
そんな割と身近なテーマでグイグイ読ませるのはさすが。


TVの2時間ドラマがそろそろ犯人の目星がつく頃、
本書でも断片のパズルのピースがはまり始める、
その部分に驚きが少なかったのが残念。



★100点満点で60点
特には薦めない。秀作とは言えない凡作、でも読めちゃう面白さはある。



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売れてる作家の作品が書店では平積みになっている、
その名前が結構いつも同じなのが気になる。


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「エクトプラズム/怨霊の棲む家」見るからに何か起こりそうな家に住む冒険者たち

2010-01-28 00:09:08 | ミニシアター系映画
「エクトプラズム/怨霊の棲む家」★★★☆
バージニア・マドセン、カイル・ガルナー、マーティン・ドノバン 主演
ピーター・コーンウェル監督、103分 、 2010年1月23日、2009年アメリカ映画




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ほぼ無名のキャストながら、アメリカ公開時には
初登場2位をマークしたノンフィクションホラー映画


「予告編を見てたら、
子供の口から何か出てるよォ、
その不気味な映像にひかれて劇場へ、
果たしてその正体は」



こういうオカルトホラーものは
たいてい結末は陳腐だ、
だからその部分には期待せずに、
こっちは見るわけだけど、
今回の種明かしは理由としては
「そんなわけないよ」と思うが、
画面に広がる死体の山に、恐怖というより、
何か突き抜けた笑いを呼んで、
これはこれでアリなかと
何故か納得してしまった。


実話をベースにしたという
胡散臭い導入から、もちろんあり得ない展開へ。

いくら家賃が安くても
こんな不気味な家に住むかよと思うが、
家族は割と楽しそうに暮らしてて、
病弱な長男だけが後半になると
その家を徘徊する亡霊のように見えてきて
こっちも不気味だった。


人の強い気持ちが「ある場所に残る」という
映画の中で神父さんが言っていたが
信じられそうな言葉だった。


凄く怖いというより
グロイ映像が多かったが、「見て損した」とは思わない
結構この手の映画が好きだからね、
でもレンタルで350円くらいで見れたらそのほうが良いかも。


★100点満点で65点


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主演のバージニア・マドセンはビリー・ボブ・ソーントンと共演した
「庭から昇ったロケット雲」で好演していた。他の出演者は見た事ないな。

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「アバター 2回目」IMAXデジタルシアター初体験!凄い!

2010-01-26 21:00:25 | インポート
「アバター」★★★★★オススメ
サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーヴァー、スティーヴン・ラング出演
ジェームズ・キャメロン監督、162分 、 2009年12月26日公開、2009年、アメリカ
(原題:AVATAR)



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さっきNHKの7時のニュースで、「アバター」の世界興業収入が
「タイタニック」が12年守った首位の座を奪ったと報じた、
全米の成績はまだ及ばないが、
世界でこの同じ映像体験をしているのかと思うと
そのこと自体、心躍るものだ。



今年最初に見た映画がこの「アバター」だった、
ただその時は2Dの通常版だった、
それでも充分にこの映画の壮大な映像世界を楽しんだが、
混み具合も落ち着いたところで
話題の日本に4館しかないIMAXデジタルシアターで
再び「アバター」を見て来た。



メガネがワイドで見える範囲全体が
3D領域となるから画面以外目に入らず
視界いっぱいがまさにスクリーンとなり
さらに奥行きの広がりも感じて
最初に見た通常の映画とは全く別物という感じだった。


空に浮かんだ伝説の島から伸びる太い枝、
その上を軽快に渡るパンドラの生物ナヴィと主人公、
背景にはいくつもの同じ浮島とその向こうには
霞んだ惑星がいくつかぼんやりと輝いている、
奥行きがリアルに感じられ
この創造の世界のあまりの凄さに泣けてくる。


せっかくの3D映像なのだから、もっと
観客席に正面から飛んでくるような映像を多用して
3Dならではの醍醐味をもっと味あわせて欲しいが、
これは欲張りだろうか。

映画の新しいひとつの形だ、
でもこの映像体験をしたらDVDになった時、
同じ感動を得ることはできない、
そう思うとまた劇場へ行きたくなる、
次は少し間をおいてから他の劇場で3D映像で見よう。

巨木が地響きをたてて倒れるシーンは
何かとんでもない場面を見てしまったと感じる、
実際に見ていないから実感は薄いが
地球上のどこかで、今この時も木がバンバン切り倒されている、
そんな事実にちょっと想いを馳せて心がチクリと痛むわけです。


IMAXはどんな割引も無しの2.200円ナリ、
このあたり企業努力もして欲しい、
こっちは好きで通うしかないのだから。


★100点満点で満点


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名古屋の109シネマズはこのIMAXデジタル劇場の為に一番大きな劇場をしばらく休んで
改装し、マイケルの映画でオープンを迎えた、
次はどんな映像体験ができるのか。

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「サヨナライツカ」いつかサマーセットモームスイートに泊まりたい

2010-01-25 00:09:55 | 邦画
「サヨナライツカ」★★★★
中山美穂、西島秀俊主演
イ・ジェハン監督、134分 、 2010年1月23日、2009年




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CJ Entertainmentのロゴで始まるこの映画、
日本人監督じゃない「何か」をえ狙ったのだろう、
その試みは成功したのか。


「辻仁成の同名小説を、『私の頭の中の消しゴム』の監督イ・ジェハンが
原作者の夫人である中山美穂を12年ぶりに迎えて映画化したラブストーリー。
最近新刊の出ないダンナの代わりにフランスから出稼ぎに来たのかもしれないが、
この映画でのミポリンは確かに女優だった」



ただひとつの愛を貫きたかった沓子(中山美穂)と
沓子にのめりみながらも
婚約者との結婚を選んだ豊(西島秀俊)、
1975年バンコクで出会った二人、
大好きなバンコクが舞台というだけで
映画がぐっと身近に感じられる。


ただし映画の重要な舞台のひとつの
オリエンタルホテルのサマーセットモームスイートは
全く身近ではないが、その豪華な雰囲気を映画から
感じるだけでも楽しめた。
オリエンタルホテルは憧れのホテルで
一番安いチャオプラヤー川の見える部屋に
2泊だけしたことがある、1泊38.000円くらいだった。


今はどうなんだろうとHPを見たら
今も同じくらいだったが、この映画に出てくる
サマーセットモームスイートの値段は分からなかった、
たぶん1泊30万円くらいはするんだろうな。

当時はバックパッカーもどきだったので
前日は1.000円の部屋に泊っていたので
落差に笑うしかなかったっけ。
短パンやビーサンでのホテルへの出入り禁止など
格式の高さというものを実感した3日間だった。

そんなことを思い出しながら
70年代のバンコクが今とたいして変わってないなとか、
それでも頑張って時代を感じさせる小道具を
所々に配した苦労なんかを思った。

トゥクトゥクで走る町並み、
水上マーケットとミニ観光も挿入されていて
バンコクって確かに何でもあるなーと
二人の物語よりそっちに目が移っていた。



この映画は二人が別れてから25年後という
全く余分なラストのパートが
どうにも邪魔
で、このあたりは小説なら
読み手の想像で美しくできるが
映画の25年後の老け役は、メイクに違和感ありすぎで
物語に入り込めない。

なんとももったいないが
それでも中山美穂の堂々たる女優っぷりは収穫、
婚約者と愛人の対決のシーンなんか
かなり良い演出で見所もあった。



人はいつか別れが来る、
心が離れてしまうことや、
死んでしまうことや。
それでも出会うのなら自分のやり方で
目の前の相手を想うしかできない。

「人間は死ぬ時、愛されたことを思い出すのか、
それとも愛したことを思い出すのか」


映画の中で何度も出てくるフレーズ、
主人公の沓子はその意味で幸せだったんだなと思いたい。

もう一回くらい見ても良いかな。
映画としての出来はもうひとつ、
ただし自分的には満足な映画でしたね。

★100点満点で75点★


soramove
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水上マーケットに行きたくなった。

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