soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「フラガール」人生の決断のとき、どうせなら笑って

2006-10-04 19:40:28 | 邦画
「フラガール」★★★★オススメ
松雪泰子、蒼井優 主演
李相日 監督、2006年



炭鉱の町に持ち上がった
ハワイアンセンターの建設
それは新しい希望だった。

松雪さんは彼女の持つ硬質な感じが
役と良く合っていて、
初めてこんな生き生きと演じている彼女を見た。

でも今でも彼女の代表作は
「白鳥麗子でございます」だと思う。

フラガールの成長や
ベタな展開もお約束で、表現し尽されているが
やはりその中で演ずる人達が
どれだけ輝いているかで
見ているこっちも楽しめることを実感する。

蒼井優も良い、南海キャンディーズのしずちゃんも良い。

人間はあまり変わらないというのに、
時代はどんどん変わっていく。
人が作るもののはずが、いつの間にか、
その歯車のひとつになっているのだ。

この映画はセンター完成でハッピーエンドだけど、
今の日本を見るとそうハッピーではいられない。
成功があればもちろん失敗もある。

この映画を見て頑張っている自分を見つけるか、
頑張っていない自分を確認してしまうかは
見る人によって違う。

殆どの人は、明確なずっと先の目標に向かって
頑張っているわけじゃなく、
今手がけている何かにとりあえず力を尽くしている。

この先に何があるのか誰も知らない、
たぶん、自分なりの頑張り方でいいのだと
映画は教えてくれる。

ウクレレのゆるーい音楽が心地良い。

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