soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「フライボーイズ/FLY BOYS」こんな青春の日々がもう来ませんように!

2007-11-30 20:42:10 | 大作映画ハリウッド系
「フライボーイズ/FLY BOYS」★★★
ジェームズ・フランコ 主演、
ジャン・レノ 、 マーティン・ヘンダーソン 、 フィリップ・ウィンチェスター出演
トニー・ビル監督、アメリカ、フランス2006年、138分



ドイツがパリに進攻寸前で、
アメリカはまだ参戦する以前、
志願して海を渡ったアメリカの青年達の
戦闘機のパイロットとしての
成長物語。

すぐ側では実際の戦闘が行われ、
訓練を終えた主人公たちも
すぐに実戦に参加し、
仲間も失うことになる。


どこか間延びした感じと
緊迫感がないのは、
まだ戦いに秩序など、人間本来の
どこかで相手を尊敬するような
雰囲気をもっているからか。

同じ人間として、
卑怯な手は使わない等、
随所にまだまだ人間対人間の戦いを
意識するところが見えるが

戦争はこの後、
戦う相手の見えない消耗戦に入って行く。

主人公たちは実戦をかいくぐり、
いくつかの問題をクリアして
実際に成長を見せるが
なんだか喜びを共有出来ない自分を感じる

この戦争の時代、
他に選択は出来ないにしても、
戦闘という行為が何もそこから生み出さない
破壊行為であるため、
そのことを経験として成長することに
違和感を覚えるのだ。

そこが心に入ってこないため、
この映画のもつ戦争部分以外の
わりと明るい青春物語が
心に訴えてこないのは仕方ないのかもしれない。

これから製作される戦争を描いた映画が、
どんなことをその中で示してくれるのか、
これは自分たちがただ受け身であるだけじゃなく、
自分たちの望む形を
出来る範囲で発信していくべきなのかもしれない


★100点満点で60点くらい★

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どこかの世界の自分たちには何の関係も無い
戦争中の若者の成長物語と考えたら、
この映画はホントは割りと面白いのだ。

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「タロットカード殺人事件」ハマレないスリラーコメディ

2007-11-28 20:27:56 | ミニシアター系映画
「タロットカード殺人事件」★★
スカーレット・ヨハンソン、ヒュー・ジャックマン主演
ウッディ・アレン監督、出演
アメリカ イギリス、2006年、96分



何本かウッディ・アレン監督作品を見てるが、
出演しないで監督だけやっててくれ
というのが正直な感想。


殺人事件の現場に残される
タロットカード、
犯人は証拠を残し、
連続殺人事件に発展していく。

前作「マッチポイント」は上質のサスペンスで
好きな映画だったけれど、
この映画では苦手な俳優ウッディ・アレン自身が
登場し、どうにも話に乗れないまま
映画が終わった。

どこがダメなんだろうと考えるが、
どこ、というより全部ダメ


あの貧相なジイさんが
映画の中心のひとりとして登場し、
気の抜けたようなセリフまわしで
どうしてもダメだ。

映画だけを評価するとどうかと言えば、
前作のピンと張り詰めた緊張の糸が
最後まで映画に気持ちの良い効果を与えていたような、
そんなものは皆無で
とても笑えないドタバタで、
時間の無駄でした


陶器の人形のように硬質で美しい輝きをもつ、
スカーレット・ヨハンソンに
メガネをかけさせたのもよろしくない、
とにかく好きな部分が見つからない映画だった。

★100点満点で30点

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監督のファンなら楽しめるのだろうな。

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★「三丁目」初の首位!★ 最新映画興行ランキング(11/25付)

2007-11-27 20:24:45 | 映画のランキング
最新映画興行ランキング(11/25付)

新作は上位の強い映画に弾き飛ばされる形で
邦画の大作「ミッドナイト・イーグル」でも5位という
ちょっとビックリの成績。


順位  先週   タイトル
 1   2
 「ALWAYS 続・三丁目の夕日 」

    公開4週目にしてなんと初の首位奪取!
    粘り強い成績で
28億円230万人突破と、
    まだまだこれから年末にかけて、
観客を泣かせることに
    なりそうだ。

    この映画、
続編ながら作品の良さは前作以上とも感じる、
    暖かい気持ちにさせてくれる映画だ。


 2   1 「恋空 」

     ケータイ小説から派生した映画がまだまだ強さを見せて、
     30億以上の成績を残すことになりそう。

     どうしても見に行く気になれないけれど、
     こんなにヒットすると気にはなります。


 3   3 「バイオハザードIII 」

     この手の映画がこんなに粘ってるのも珍しい、
     出来は並だけど、こういう映画最近無かったからね。
     見たいと思ってる人はレンタルまで待たずに
     劇場で見るべき。


 4   4 「ボーン・アルティメイタム 」

     シリーズ最終ながら、出来は最高!
     ただし1と2を予習していかないと、面白さは
     半減なので、難しいけれど、もっと多くの人に見てもらいたい。

     アクション映画ながら、どこか淋しく
     戦うことの虚しさを感じさせてくれる秀作。


 5   - 「ミッドナイト イーグル 」

      話題の正月第一弾大作がなんと5位発進。
      期待には応えられなかった。
      まあ、まだこれからなので上位4作品を見終えた客が
      次にはこの作品を選んでくれるのか。


 6   6 「クローズ ZERO 」

      この映画の息の長いチャート展開。
      新作で強力なものが無いという証明かもしれないが
      先入観を捨てて見ると、これがわりと面白く活きの良い作品で
      悪くない。

 7   5 「映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険 」
 8   7 「ソウ4 」
 9   - 「ナンバー23 」

     ジム・キャリー主演。
     彼だけでは厳しいのか、新作ながらこの位置。
     前売りを持ってるのでそのうち。

10   - 「マイティ・ハート/愛と絆 」

     アンジェリーナ・ジョリー主演。
     実際の事件を映画化したものだ、TVとかの露出が少なく
     チャートも地味、こんなものか。
     こちらもそのうち見たい。


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チャートは常に気になるけど、自分の目でどんなか確かめたい。

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「モーテル」近道は良いことばかりじゃない

2007-11-26 22:10:45 | ミニシアター系映画
「モーテル」★★
ケイト・ベッキンセール 、 ルーク・ウィルソン主演
ニームロッド・アンタル監督、2007年、85分



日々は何かと慌ただしく、
信号が青だとまだ交差点まで
少しあるのに、走って渡ろうとしたり、
閉まりかけの地下鉄のドアに
勢いよく駆込んだりと。

いつからこんなに急ぐようになったんだろう。
そんなオレの日常は置いておいて、

離婚寸前の夫婦、
渋滞の高速道路を避けて
脇道をショートカットしようとして
恐怖体験をする。

前半は良い感じで展開、
怖い、怖い、怖い。

こんなのありえないけど
あったら怖い


そんな感じで見ていたけど、
畳みかけるような次の展開がなく、
「これだけ?」という
なんとも嫌な感じを途中で感じてしまうと、
あとはもう終わりを確かめるだけ。

ラストも甘すぎ

夫婦が部屋に入り、
奇妙なビデオテープを見るところ当たりまでが限界、
残りはもう少し他のサスペンスものを勉強して欲しい。

怖いのは、居そうで居なくて、
居なくてホッとしたところに出てくるからで、
なんだか中途半端で
最大のダメダメな点は、一番の悪者が
笑ったような、泣いたような顔をしていること。

善良な顔でも良いし、明らかに怖い顔でもいいけど、
泣いたような情けない顔では
心底怖がることは出来ない。

それから一組の夫婦だけが陥れられるわけだけど、
もっと3組4組、そして独り者とか
狩られる側にもバリエーションがあれば
また違って居たような気がする。

怖くないのが致命的
救いは85分の上映時間か。

★100点満点で40点
ホラーには手厳しいのです★

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殆どのホラーやサスペンス物はくだらない、
分かってても時々心底怖がらせてくれる映画があるから
結局また、騙されると分かってても見てしまうのだ。

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12月期待の新作「アイ・アム・レジェンド」&「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」

2007-11-25 20:19:24 | 大作映画ハリウッド系
12月公開の気になる映画・動画予告編を紹介

「アイ・アム・レジェンド」←ここをクリックすると予告編が見られる

ウィル・スミス主演
12月14日公開

地球でただ一人の生存者となった主人公は、、
ミュータントと化したウィルス感染者と孤独な戦いを繰り広げる。

どうも感染者は吸血鬼とかになっているようだけど、
まだ劇場予告でも画像は紹介されてない、
久々の大作で、外せない作品。


「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記←ここをクリックすると予告編が見られる

ニコラス・ケイジ主演
12月21日全世界同時公開

謎に満ちたリンカーン暗殺事件。
その暗殺者の日記から失われた18ページには、
恐るべき陰謀が秘められていた。

前作は期待ナシで見に行って、かなり満足の出来だったので
今回はちょっと期待して行こうか。
エジプト好きなのでアメリカだけの話しになったら
興味は半減しそう。どうかな。

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ユーチューブなどの動画は個人的にはたまに見てるので
新作についてはここでも紹介していきます。
新作の情報を共有しましょう。

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