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「ワールド・トレード・センター」テロさえなければ普通の1日だった

2006-10-12 19:00:52 | 大作映画ハリウッド系
「ワールド・トレード・センター」★★★☆
ニコラス・ケイジ主演
オリヴァー・ストーン監督、2006年アメリカ

悪夢が現実になった日。
その日もNYは変わりなく朝を迎え、
人々は同じ一日を過ごすはずだった。

「9.11」
この映画は救出された2名の警官が、
その暗闇の中で、
何を考え何を思ったのかを
時間の経過と共に追った
事実がベースの映画だ。

映画の中で描かれているのは
暗闇の中、身動きが取れず
それでも諦めずに励まし合う二人と、
彼らを心配する家族や同僚の様子。

それと平行して事件そのものを
皆がどのように詳細をしり、
どう行動したかも見せてくれる。

その危機的な状況を画面で見つつも
この映画から感じ取れるのは
すぐそばにいる大切な人と
もっと触れ合ったり、大切にしたいということ。

刹那的でなく、
もっと日常的に愛情を持って毎日を過ごしたいなと。

アメリカは絶対的な心の基盤を喪失したと
言われている。
この後、誰かに責任を取らせなければと
戦争に突入した。

これらの歴史的事実はもうしばらくしたら
また映像となって見ることになるだろう。

この映画は娯楽として見るものじゃない、
知っている事実より、何か新しい真実が伝えられる
訳でも無い。

起こってしまった事実に
自分がどう関われるか、もう一度考えるには
最適な時間を過ごせるだろう。

この映画は奇跡的に助かった
20人の内の2人を描いたものだが、
一瞬にして2700人を超る貴い命は失われてしまったのだ。

そしてこれは人間が意思を持って行ったことなのだ。

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