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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「親指さがし」松山ケンイチって映画で全然違う人に見えるね

2006-08-31 00:32:02 | 邦画
「親指さがし」★★☆
三宅健、伊藤歩 松山ケンイチ 主演
熊澤尚人 監督、2006年

小学生の頃、
廃屋で友達6人でやった
「親指さがし」

みんなで手を繋いで、
呪文を唱えると、
何処かの部屋に居て、
ロウソクを吹き消すと
元に戻れるのだが、
一人の少女がそこで消えた。

呪いなのか、
未解決のまま、生き残った友人は
20歳の同窓会で再会する。

怖さが足りなかった、
オチも納得いかないが、
まあこんなものだろうか。

主演の三宅健は韓国でこの映画の宣伝をしたそうだが、
ホラー好きの韓国でもこの映画はどうなんだろう。
怖さでは系統は違うが「ディセント」が
身震いするくらい怖かったので、
この映画程度の怖さとその理由では
物足りなく感じるようだ。

しかし松山ケンイチっていう役者は「デスノート」とは
別人で登場でこの変わりようのほうが
怖い感じだ、なんだかいい役者になっていきそうな予感。

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「スーパーマン・リターンズ」冒頭シーンは画面に釘付け

2006-08-30 00:09:19 | 大作映画ハリウッド系
「スーパーマン・リターンズ」★★★☆
ブランドン・ラウス 、 ケイト・ボスワース 、 ケビン・スペイシー 主演
ブライアン・シンガー 監督、2006年アメリカ



バットマンにスーパーマンも帰って来て、
ざっと作品のラインナップを見ると
「××× Ⅱ」や「なんとか Ⅲ」と
なじみの顔の大集合です。
やはりオリジナル勝負はリスクが大きく、難しいのを露呈した形。

さてこのスーパーマンの新作ですが、
冒頭のスペースシャトルのシーンは
「つかみ」としては最高の部類、なんだか凄いものを
見せてくれそうと、期待が高まる良い出だし。

だけど本編に入って失速気味、
面白いは面白いけど、飛び抜けた驚きは無い。

マシンガンの弾を間近で受けても平気なワリに、
好きだと告白できないガラスの心臓も
現代的といえば現代的だが、
似たような設定は「スパイダーマン」でみているので
焼き直しの感が否めない。

それでも見ている間中は、空想の世界に遊び、
あんな風に空を飛べたら気持ち良いだろうなと
映画らしい映画の時間を楽しんだ。

敵対するケヴィン・スペイシーも怪演していたが、
彼自身に強さがなく、スーパーマンの敵じゃなかったのが残念。

「パイレーツⅡ」がそろそろ息切れの頃、公開という
タイミングはいいが、すでに大きなスクリーンを
ゲド戦記に奪い返されている状態で、
大ヒットは微妙。

見終わったあとあの印象的な音楽とともに
良い気分で映画館を出られる娯楽大作に仕上がっていた。
新鮮な驚きがない変わりに、破綻も無く無難な作品となった。

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「UDON・うどん」うどんの描写が絶品、ツバを飲み込むこと必至!

2006-08-29 00:09:14 | 邦画
「UDON・うどん」★★★☆
ユースケ・サンタマリア、小西真奈美主演 

四国へはまだ行ったことがないので、
いつか行ってみたいと漠然と思っていたが、
この映画を見ている間中、何度
是非行こうと思ったことか。

お湯をくぐらせ、どんぶりにサッと入れられた
うどんの輝きと目で分かる弾力、
それに醤油をかけたり、
ツユをかけたりした画面に
思わずツバを飲み込む。

実際のこれこそが讃岐うどんだ、というものは
食べたことが無いが、
シンプルで柔軟で
すごく日常に張り付いたような親密さがあり、
ストーリーそっちのけで、
うどんに釘付け状態だった。

単純な動機で人は何かにのめり込んで行く、
うまくいかない事の方が実は多いが、
それでも懸命に打ち込める何かを見つけた人は
幸せなのだと実感している。

主演のユースケは見るからに軽薄で
好きにはなれないが、もしかしたら
何事にも斜に構えてすかしてるようなところは、
今を生きるほとんどの人間を投影しているのかもしれない。

ハッキリ言って、これは面白かった。

たぶん対象となる「うどん」をよく知り、
情熱を持った人達がちゃんと時間をかけて作ったことが、
画面にしっかりと反映されていると感じた。
面白い題材と厚みのある脚本があれば、
まだまだこうして楽しめる映画は出来るのだ。

そしてところどころはしっかり泣いてしまった。
後悔先に立たず、やはり思っている感謝の気持ちは
恥ずかしい気持ちが先に立つが
「ありがとう」とちゃんと親に言葉にすべきだ。

洗練されていない分、心に響いた。
そういう映画もあるのだと改めて実感し、
映画の奥深い部分に触れて、いい気分で劇場を後にした。
オススメだ。

というか、映画より美味しい讃岐うどんを食べたい。

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ラムセス2世像「大エジプト博物館」へお引越し

2006-08-28 00:44:45 | 時事もの
ラムセス2世像「大エジプト博物館」へお引越し

今でこそ、年に2度、3度と海外へ出かけてますが、
初めての海外はエジプトでした。

ピラミッドを遠目に見たときは、
大声を上げて泣きました。(これ、ホント)

長年の憧れでした、
あれ以降同じ様な感動はまだ味わっていません。
きっとあの感動を超えるような
景色などを求めて旅行を続けているのだろう。


そんなエジプトから気になるニュース。

テーベの都に2000年に渡って増改築が繰り返された
カルナック神殿があるが、
この中のプタハ神殿にもともと1対で立っていた
新王国時代のファラオ、ラムセス2世の巨像。

これは1体はカイロ市内のラムセス中央駅前に置かれ、
もう1体は足が破損しているため、メンフィスにある建物の中に
横たわっている。

25日にカイロのラムセス中央駅前から
この巨像が移転された、今度は
ギザの「大エジプト博物館(2011年完成予定)」
建設予定地でピラミッドを見つめるのだ。

この「大エジプト博物館」はなんと予算の半分を
日本政府が円借款し
その強力なバックアップのもと、
少し静かな場所でこれからまた何千年と存在し続けるのだろう。

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「僕の、世界の中心は、君だ」やっと日本公開、ヒットはどうかな

2006-08-27 00:19:44 | 韓国映画・アジア映画
「波浪注意報」セカチューのリメイクをバンコクで観る

今年3月26日のブログ、タイのバンコクで観たときの感想を再掲載、
CMを何度かTVで見たけれど、ヒットするのだろうか、
出来は並という感じでした。

評判の割りにヒットの少ない韓国映画、このくらいの軽めの映画が
ヒットしたらそれはそれでファンとしては嬉しい。

「波浪注意報、My Girl and I」★★★
ソン・ヘギョ、チャ・テヒョン出演
チョン・ユンス 監督

タイのバンコクで韓国映画を観る。
しかもタイ語の吹き替え
いつもは韓国で理解できないハングルで
映画を見てるのでタイ語でも同じこと。

チャ・テヒョンの高校生役はムリがあるだろうと
思いつつも、そのうち気にならなくなる。
そしてだんだん分ってきた
これが「セカチュー」のリメイクだと。

韓国では日本のドラマや映画の
リメイクが割りと作られている。

似た設定のちょっとスケール縮小版というところ、
相手役のソン・ヘギョは、溌剌とした輝きをもっていて、
それが舞台となる海の近くの風景と合っていて
これからの運命が予想がつくので
悲しいくらいに眩しい。

全体的にコメディ色が強いが割りと楽しめた。
ハイライトとなるフェリーを待つ大嵐の待合室で
叫ぶシーンは、どうなるのかなーと見ていると
「助けてください!」は無かった。

この映画は今年の後半に日本でも公開予定。
ヒットはムリ、たぶんマイナーな公開になりそう。
韓国映画好き以外の人がこのリメイクを
お金を払って見ようと考えるだろうか。

バンコクの映画料金は時間帯にもよるが
この映画は80バーツ、約240円、これなら悪くない。

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★名古屋ではまあまあの劇場で公開が始まった、
「スーパーマン」と同じ規模の劇場だけど、大丈夫か。