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読書と旅行と柴犬のブログ
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「潮風とべ一コンサンドとへミングウェイ」年齢を重ねることの意味を考える

2006-10-31 18:37:00 | ミニシアター系映画
「潮風とべ一コンサンドとへミングウェイ」★★★wowowにて鑑賞
ロバート・デユバル、リチャード・ハリス、サンドラ・ブロック主演
1993年アメリカ

70歳を過ぎた二人の老人、
一人はレストランでサンドラ・ブロック演じる
ウエイトレスに会うのが楽しみで通っている、
食べるのはいつもベーコンサンドだ。

もう一人はへミングウェイと
レスリングをしたと言い、奇行が目立ち、
今だ女性を追い求める。

性格も正反対な二人が
心を通わせていく、
ダンスパーティーに誘うシーンは
コミカルながら、ちょっとジーンと来た。

夫婦であっても死ぬまで一緒とは限らない、
どちらかがどちらかを残して行くことになる。

だからその後にも孤独はやってくる。

そんな時どうふるまえばいいか
この映画にヒントがありそうだ。

迷惑をかけないなら、好き勝手やればいい、
狭い視野でこれまでの慣習に縛られて窮屈な思いを
することにどれだけの価値があるか。

主役がじいさん二人という
地味な映画、しかもどこかに死の匂いがただよっている、
最後のロウソクの輝きのような映画かもしれないが、
いつか終わってしまうなら、
こんなふうにやって見ろよと言っているようで、
重いテーマをサラリと描く
この軽妙さはさすが。

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