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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

書籍「美麗島紀行/乃南アサ 著」台湾と日本の繋がりを想う

2016-04-29 01:09:11 | 読書の時間
書籍「美麗島紀行/乃南アサ 著」★★★★乃南アサ  著 ,
集英社 (2015/11/26)
264ページ、1.836円

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「人気作家乃南アサが台湾各地を巡り歩き、
台湾と日本の関係性について
その歴史から思いを馳せる異色の台湾紀行。
叙情性あふれる文章に込められた
著者の深い想いが全体を包む、
台湾紀行の決定版ともいえる作品。
「台湾とは何か。その答えを求めて、
乃南さんがずんずん突き進む。
まるで蒸籠の蓋を開けたみたいに、
著者の台湾愛がふわっと溢れるのだ。」
東山彰良氏絶賛!
(第153回直木賞受賞作『流』作家)。」

(Bookデータ HPより)

台湾は1895-1945年までの50年間
日本の植民地だった。


この本の最初の章の途中に
こんな一文が出てくる、
分かっていても、ハッとする。
そういうことを分かった上で
台湾を考えるのと
単なる隣国と捕えるのでは
全然違う、
それでも台湾はそこにあって
同じ様に私達を
迎えてくれる。

この本は誰向けに書かれたのか、
旅のガイドにはならない、
バックパッカーもダメだ、
下準備をして
見たい場所や会いたい人に
ガイドを雇い、アポをとっての
取材旅行だからだ。

人に会ったり
かつての日本が感じられる場所など
作者が感じた
かつての台湾と現在の台湾を結ぶ
確かにあった過去に
彼女と同じ様に思いを馳せるのもいい、

きっと次の台湾は
違って見えるだろう、
なにより、こちら側の気持ちが
全然違うからね。


でも、と思う、
そんなことは個人個人の問題で
過去なんか全く無視しても
台湾を旅して楽しめる、
だからこの本はひとつの見方として
面白いが
それ以上の何かは
自分には伝わらなかった。



「台湾を旅行して
小籠包を食べて、余市に行って
古い街並みを見ただけでは
本当の台湾を見た事にならない」

そんな文章があったが、
ほとんどの旅行は2泊3日程度、
そこで楽しむのも旅、
著者が言うように
「本当の台湾」と言いだしたら
彼女のリサーチし感じた台湾も
一つの面に過ぎないわけで
そういうところは、ちょっと違和感があった



それでも「23歳までは日本人でした」
そんな人物が登場し
私も著者と同様に絶句した、

過去は変えられない
そんな当たり前の事実は
大きく横たわっている。


色々考えさせられた。
それでも旅はもっと軽く
ただ見たいもの、行きたいところ
食べたいものを楽しみたい。
それが自分の旅。


★100点満点で85点


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映画「トレヴィの泉で二度目の恋を」いい年をして・・・という言葉が浮かぶ

2016-04-26 01:54:15 | ミニシアター系映画
映画「トレヴィの泉で二度目の恋を」★★★☆wowow鑑賞
シャーリー・マクレーンエルサ
クリストファー・プラマーフレッド
マーシャ・ゲイ・ハーデンリディア
ジャレッド・ギルマンマイケル
クリス・ノースジャック 出演

マイケル・ラドフォード 監督、
97分、2015年1月31日公開
2002、韓国
(原題/原作:ELSA & FRED)



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「『イル・ポスティーノ』などで知られる
マイケル・ラドフォード監督による
大人のラブ・ストーリー。
妻の死から立ち直れないでいる年老いた男と、
虚言癖のあるちょっと風変わりな
老女の出会いと恋の行方を
軽やかに描き出す。
アカデミー賞受賞俳優であるシャーリー・マクレーンと
クリストファー・プラマーの
ベテランならではの名演が味わい深い。」

ぴあ HPより


名優ふたりと「トレビの泉」なんて
タイトルにあれば
ちょっと落ち着いたシャレた
ドラマでも見られるかと
録画していたものを週末に見た



妻を亡くした80歳のフレッドが
娘に追い立てられるように
一軒家からアパートに移って来る、
何をする気力も無くして
ベッドに寝てばかり、
隣の部屋のシャーリー・マクレーン扮する
エルサは何かと彼の世話を焼くが
最初は迷惑と不機嫌な対応をするが、
あるきっかから
二人は一緒に外出するようになる。


先日の「マリーゴールド・ホテル2」でも
感じた事だけれど、
もう80歳近いのだから
親しい友人で良いんじゃないかと思うが

この映画でも二人はドアの前で
恥ずかしそうに口づけをするが
そういうのはあまり見たくない。


エルサは自分から
今夜は一緒に寝かせてと。


シャレてほのぼのした映画を
期待していたが
どうも老後と言っても
やはり恋は必要で
そのあたりがどうもノレなかったが、
それでもエルサが夢見た
トレビの泉での映画のワンシーンの再現は
そんなこと現実には出来そうもないから
余計と、そういうのって良いなと思った。



夢見がちでうそつきのエルサの
真実が最後に明かされるが
全体を通してそのノリで
いってくれていたら
映画の印象もだいぶ違っていたと思う。


老後って何をするんだろう?
何をしたいのだろう?

この映画からは
教訓めいたものは
得られなかったな。

★100点満点で75点

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メキシコ旅行記2015/10/5~12 ⑭メリダ

2016-04-23 01:09:55 | 2015メキシコ旅行記
メキシコ旅行記2015/10/5~12 ⑭メリダ
メリダ グルメ編 Los Almendros



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☆昨年10月のメキシコ旅行記をゆっくり更新中☆


夕暮れ時、
メリダの街は昼と変わって
観光客向けのネオンサインが目立ったり
いくつもある小さな公園で
市民が思い思いに
昼の暑さを惜しむみたいに
ジェラートを食べたり、
ベンチに座ったりと
小さな街の憩いの時間。

メキシコシティのような
大通りもなく
狭い道に人間と車と
観光馬車がごちゃまぜに
でもどこかゆっくりと。


さて、難題のメキシコ料理
メキシコシティでは
最後は「負けた」感じで
マクドナルドに入ってしまったくらい
口に合わない。
ということで、今晩のメキシコ料理が
ダメだったら
もう食べないだろうなと
地球の歩き方にも載っている
「Los Almendros ロス アルメンドロス」へ。



公園に面した店、
8時頃入店すると
昼のツアーで一緒だった
夫婦と他に一組しかいなかった、
かなり広い店なので
閑散とした感じ、
「大丈夫か?」

メニューには写真も付いているので
注文は大丈夫、
一気に注文したので
次々と料理が運ばれてくる。



まずはソルビール
コロナビールと同じ様に
ライムを細い口から瓶に突っ込む、
そして料理は
見た目、ちょっとビックリの
緑のアボカドソースが
たっぷり乗ったタコスから




これは大丈夫、
ワカモレソースは
付けて食べるのが基本だと思うが
このソースは滑らかで美味。

次は豚肉をバナナの葉で巻いて
焼いたコチニータ、

隣にモーレソースというか
あんこ上のモーレが付いている、
これなら混ぜなければ
味は移らない、
とにかくこのモーレという
カカオのソースが苦手なのだ。



牛ステーキの炭火焼、
これは普通に美味しい、
付け合わせの焼いた野菜も。



デザートも食べたが
何を食べたかもう忘れた、
でもこの店の料理は
フツーに美味しかった、
これならメキシコ料理も
いけるかも・・・・
でも率先しては
選びたくないのが正直なところ。


ということで
この店は雰囲気も良く
たぶん、値段も5品くらいで
6.000円程度と
日本で食べるのと変わらないくらい、
満足出来る料理と
良い雰囲気の店だった。


外に出ると
人通りは急に減って
涼しい。

さて、明日は早朝の移動だ。

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書籍「幹事のアッコちゃん/柚木 麻子 著」相変わらずのアッコちゃんに会える

2016-04-20 01:09:05 | 読書の時間
書籍「幹事のアッコちゃん/柚木 麻子 著」★★★☆
柚木 麻子  著 ,
双葉社 (2016/2/17)
312ページ、1296円


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「背中をバシッと叩いて導いてくれる、
アッコさん節、次々とサク裂!妙に
冷めている男性新入社員に、
忘年会プロデュースの極意を…(「幹事のアッコちゃん」)。
敵意をもってやって来た取材記者に、
前向きに仕事に
取り組む姿を見せ…(「アンチ・アッコちゃん」)。
時間の使い方が下手な“永遠の部下”澤田三智子を、
平日の習い事に
強制参加させて…(「ケイコのアッコちゃん」)。
スパイス絶妙のアドバイスで3人は変わるのか?
そして「祭りとアッコちゃん」では
アッコ女史にも一大転機が!?大人気シリーズ第3弾。」

(Bookデータ HPより)


シリーズものの宿命だ
だんだんパワーが落ちてる
っていうか、こっちも慣れてきてるからね

最初の新鮮さが無くなったら
創り手はそのテンションを
続けていくのは大変だろう。


相変わらずアッコちゃんは
強気で、色んな事を言い切る、
それが彼女の関わる
どちらかというと人に頼りたいと
近づいてくる人達を
しっかりと元気づける。

多くの人が、他の人と同じ様に
やっていきたいと漠然と考えている
抜きんでたり、目立つよりは
誰かの次の次くらいが
心地よい

そうれはそうだけど
自分を活かすということにおいては
そえではダメだ、
だから少しはみ出すと
何か言われてしまうのは仕方ない。


言いたい人には言わせておけばいい、
そこまで腹を括るのも
かなり気力と勇気がいるが
自分のやりたいようにしたいと
考えてるなら
それも覚悟しないといけないだろう。



この小説の主人公は
なかなか成れない、
こうあったら良いだろう自分を
具体化して生き生きと描いているから
また新作を読んでみたくなるのだろう、
実際はここまで抜きんでた人は少ない、
それでも身近な所で
もっと小さな成功を収める
「アッコちゃん」は沢山いる。



だからか、読んでいて
スッキリするというか
わずかの間でも
そんな自分を重ねたいのかもしれない。


とにかく
パワーが落ちてきているので
次があるなら、作者も勝負かけて
描いて欲しいものだ

ということで次回もあれば
必ず読みのだけどね。


★100点満点で75点

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春の別れ、そして新しい生活

2016-04-19 20:32:15 | soramove
春の別れ、そして新しい生活


(この社品はブータンで撮影したもの、
本文とは関係ありません)

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本科生から電話が来た、
絵葉書が届きました、と丁寧に。
経理に配属される前に
現場の仕事を体験させられていて、
一日立ち仕事で大変だと言うが、
そういう仕事の総務経理を
これからやるんだよと。


検定に向けて自分で問題集買って
頑張りますと
目標を教えてくれた


ガンバレ!


それから、オーストラリアに
卒業旅行に行っていた生徒から
コアラのぬいぐるみと
お菓子が送られてきた。



彼女も仕事をしつつ
もう少し勉強を頑張ってみると
決意の手紙も。


こういう春の新しい決意や
希望を聞くと、こちらも元気になる、
ありがとうね。


そして、これしか言えないけど
ガンバレヨ!
自分は同じ場所から
応援しているからな。


地下鉄や街角で
まだまだ新社会人を見かける、
色々心配あるだろうけど、
他のみんなもかつては同じ様に
不安を抱えながら
なんとか、やってるから大丈夫!


本日、新しいクラスに
一年生を迎えました。

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