soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

熱い韓国映画「シルミド」

2005-06-29 00:44:38 | 韓国映画・アジア映画
「シルミド」★★★★
ソル・ギョング、アン・ソンギ主演

1昨年の12月
ソウルのシネコンの
スクリーンの半分は
この映画で占められていた。

「シルミド」「シルミド」「シルミド」
チケットの列のほとんどの人が
そう言ってチケットを求める。

満員の劇場で
この虚しいとしか言いようの無い歴史の事実を
韓国の人たちと一緒に見た時の
会場のなんともいえない重苦しい感じは
今も忘れられない。

オールスター出演で華やかでありながら
内容はかなり重たいもので
歴史と向き合う人たちの中で
自分の歴史認識のうすっぺらなことを
強く意識した。

自分たちの日常は
わざわざ過去の事実なんていう
面倒なものを見るよりも
もっと未来に向けた楽しいものを
求めている。

そして外からの言動をまともに受け止めもせず、
過激さを「どうしてなんだろう」と
醒めた目で見ている。

知らないということは
恥ずかしいことではないが、
知ろうとしないことは本当に恥ずかしいことなのだ。

「シルミド」は他の国に対して
武力で何かをしようとする虚しさを強烈に感じさせることで
映画を成立させている。

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愛・地球博⑩「エジプト館」

2005-06-28 07:37:28 | 愛・地球博レポート
グローバル・ループを歩き、
コモン5のアフリカ地域の
最初に目に付くのがエジプト

巨大な列柱や極彩色の
レリーフが
ひときわ目を引く。

エジプト好きなので
ここは3度入場済み。

ツタンカーメンの黄金のマスク、
一緒にあるハズのない、
ネフェルティテイの頭像の
レプリカなど、
イメージのなかのエジプトが
ぎっしり。

文化を紹介する面からは
こんなものだろうが、
出来たら何か目玉になるような
本物の展示があれば嬉しかった。
黄金のツタンカーメンの玉座も
マスクも
カイロ博物館で見た
本物の輝きにはどれも遠く及ばない。

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★★ヒエログリフ★★
ヒエログリフで自分の名前を記念に書いてもらうのも良い。
500円ナリ。



設定勝負の「バーバー吉野」

2005-06-26 01:03:46 | インポート
「バーバー吉野」★★☆
もたいまさこ主演

「小さな田舎町、
同じ髪型の男の子たち
無表情なおばさんは
優しい眼差しで彼らを見つめる。

アイデア勝負の映画。
企画段階では盛り上がっただろうな。

もたいまさこを
主役の据えたのも正解。

予告は「何かあるかも」と思わせ
期待をさせる。
おかっぱ頭の少年達が、のんびりとした
田園風景を歩くのも面白い。


(以下、内容の感想に強く触れます)
でも、それだけなんだよね。
展開も裏切られることなく、こうなるだろうなと
思うように進んでいく。

だから後半になると
期待の度合いが薄まるように、映画に対する興味が
薄れていく。残念だ。
斬新さを求めすぎるのもけないだろうが、
救いは1時間36分という映画の短さか。

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決定版!「バットマン・ビギンズ」

2005-06-24 10:00:40 | 大作映画ハリウッド系
「バットマン・ビギンズ」★★★★
クリスチャン・ベール主演

1989年製作の「バットマン」前にも
2作作られているが、それ以降
「バットマン リターンズ」(1992)
「バットマン・フォーエヴァー」(1995)
「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」(1997)
3作が同じ流れで製作され、
とうとう今回、最高傑作が生まれた。

バットマンが苦悩の中で
生まれたことを知り、
それでも「正義」のヒーローで
あり続ける痛みは、
形こそ違え、
スパイダーマンに似たものを感じる。

正義のヒーローというのは、
常人にはなれないものなのだ。

前作以前のコミックマニア向けの
色彩が強いものから一変、
洗練され、分かりやすいストーリーで
見応えのある大作に仕上がった。

しかし何だか立派すぎて
もう少し力を抜いた方がいいよーと
言ってやりたくなる。

渡辺謙の出番は思ったより少なく、
日本人がそのキャラを生かしての出演は
やはりこの程度なのか、
ただ存在感は示してくれた。

出来うるなら、「リーサル・ウェポン4」で
ジェット・リーが主役2人より
強烈な印象を残したような
目を引くものがあればと感じた。

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愛・地球博⑨「オランダ館」

2005-06-22 07:39:55 | 愛・地球博レポート
淡いブルーの絵と
建物から飛び出した
大きなチューリップが
目を引くパビリオン

テーマは「水の国」
ホール中央に
四角に切り取られた
池を模した
スクリーンを囲んで
そのスクリーンを覗き込むように
映像を見る面白い趣向

国土の25%が海抜0m以下の国が
選んだテーマは「水」

ホールの周囲をブルーのタイルに彩色した
アムステルダムの街並みも
歩きつかれた体を視覚的にほっとさせてくれる。

オランダのイメージは水車とチューリップだったが
万博のような機会がないと
なかなか他の部分を知ることも無いよなと
実感した。

パビリオンの前にはミッフィーが時々
現れてくれるらしく、
出会えたらラッキーなのかも。

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★★通販もある★★
ミッフィーのぬいぐるみは見た目可愛いが、
値段は17.750円と可愛くない、その他、皿やイスが
通販で買える、面白い試みだね。

@待ち時間:10分程度(上映に間に合うとスイスイ入れる)