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東京国際映画祭オープニング「父親たちの星条旗」華やかに上映

2006-10-22 13:05:49 | 大作映画ハリウッド系
東京国際映画祭のオープニングを飾る大作。
今年も行ってきました。

出演者の舞台挨拶は地味目でした。
一昨年はここでトム・ハンクス「ターミナル」を見ました。
昨年は高倉健さんが舞台挨拶だったな。

「父親たちの星条旗」★★★★オススメ
ライアン・フィリップ ,ジェシー・ブラッドフォード ,アダム・ビーチ ,
ジェイミー・ベル ,ポール・ウォーカー 主演
クリント・イーストウッド 監督、2006年アメリカ

1945年2月23日硫黄島で撮影された
一枚の写真は、そこに写った軍人はもとより、
太平洋戦争の運命も変えた。

イーストウッドがアメリカ側から
この硫黄島の戦いを描いた本作は
12月公開の日本側から描いた
「硫黄島からの手紙」と対をなす作品だ。

アメリカ軍に姿を見せない日本軍は、
突然集中砲火を浴びせかける。
恐怖や絶望の中
撮影された一枚の写真は戦争の勝利を予感させ、
国の戦争への意識を高めることになる。

この映画はそこに写った6人のうちの
生き残りの三人の兵士が、本国に呼び戻され
国民から英雄として祭り上げられることへの
戸惑いを描くことで
戦争に於いて真のヒーローなど存在しないことを
強く印象づける。

戦争を経験したものは、
その体験を早く忘れようと、戦場で何が行われたかを
多くの人は語ろうとはしない。

でも知ることで未来への戒めとすることも
重要だ、一度起こったことは
二度と繰り返さないとは言えないからだ。

忘れようにも忘れられない悪夢は
主人公達のその後も支配し続けた、
一生消えない傷、
一体そのことで何に勝利したのか。

海の向こうでは今だにテロや殺し合いが
続いている。
日本も核保有について議論が必要と
総理大臣を目指した人が口に出している。

人間は生きている限り、
他者とを比べながら、他よりも有利な状態を
望み続けるのだ、
かつて地獄を体験しながらも
それでもその一歩を踏み出してしまう生き物なのだ。

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