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読書と旅行と柴犬のブログ
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「プラダを来た悪魔」大女優の圧倒的存在感に脱帽

2006-10-10 22:33:53 | ミニシアター系映画
「プラダを来た悪魔」★★★★オススメ
メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ主演
デビッド・フランケル監督、2006年アメリカ

映画「カポーティ」を見ながら、
演ずるってこういうことなんだなと、
画面でボソボソ話す
フィリップ・シーモア・ホフマンの
なりきり演技で
凄いなぁと思ったが、
この映画も
演じるということでは凄い作品。

何と言ってもメリル・ストリープ、
少し変わったデザインのサングラスを
そっと下げたり、
もしくは上げたりして
時折見せる
他人をチェックする冷たい瞳、
あれに睨まれたら氷ってしまうだろう。

プラダというブランド名を題名にして
OKを出したプラダも微妙だが、
色々とあふれるほど出てくる
最新ファッションを、駆け出しの記者役の
アン・ハサウェイが着こなして行くまでに
成長していく姿を追っている。

しかしメリル・ストリープは
どんな服であろうとも、着こなすというよりは
彼女そのもので、
服やバッグがどんなに斬新であろうと
アイテムに過ぎないのだ。

年季が違うのよと高笑いが聞こえてきそう。
こんな小技の効いた映画でも充分楽しめるレベルに
ちゃんと作り上げて入るのは
さすがハリウッド。

こんなシャレた映画、日本ではムリなんだろうな。

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