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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」まだまだ大丈夫、マイケル・ダグラス

2006-10-09 20:22:42 | 大作映画ハリウッド系
「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」★★★☆
マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド主演
クラーク・ジョンソン 監督、2006年アメリカ

米大統領の暗殺計画をつかんだ
シークレット・サービスは
調べていくうち、
シークレット・サービスの中に
内通者がいることを突き止める。

マイケル・ダグラスが
主人公のこの作品は
仕方なく自分にかけられた
嫌疑を晴らすため
身をかくして、
ひとりで捜査を始める。

良いテンポで面白く見ることが出来る。
キーファー演ずる元同僚の性格描写はちょっと
首を傾げるが、このくらい短絡的なものにしないと
そうそう人物の性格って掘り下げられないから合格か。

スピード感もラストまで大丈夫、
主演の2人が割りといい年なので
息切れが心配だったが、走り終えてこっちも
ほっとするような感じはあったが、
なんかやはりアメリカの大統領や
それを守るシークレットサービスってカッコヨク見えるんだよね。

あまり宣伝もされずにひっそりと公開だが、
充分見ごたえのある映画だった。

ハリソン・フォードも往年の勢いが無く、
次の大スターの出現が待ち遠しいところだが、
「24」で知名度をあげたキーファー・サザーランドは
存在感を見せるが、やはり主役の
マイケル・ダグラスの画面に登場したときの
圧倒的な感じはまだないと感じた。

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★レンタルになったら借りても、そう損はしない出来、
だからと言って劇場でどうしてもとは言わない。


地雷は今も1億7800万個

2006-10-09 01:33:27 | 時事もの
対人地雷で昨年亡くなったひとは
世界で7300人、
そのほとんどが紛争中に埋設された地雷によって、
紛争後終息後、その地雷によって起こったという。



バカバカしい話だ。

また地雷で手足を失うなどした
生存者の総数は世界で35万から40万人と言われている。

地雷は殺すことより、生きて被害を見せることで
戦意喪失を狙ったものだと聞いた。

人間の想像力の最悪の実例だ。

カンボジアのアンコールワットへ旅した時、
ガイドしてくれた青年の住む家に連れて行ってもらった。
高床式の伝統的な家屋で、庭の部分には鶏が
放し飼いにされ、緑に囲まれた言い雰囲気の
家だった。

そのすぐ横に立てられた屋根だけが
ヤシの葉で作られた小屋では
数人が座って話をしていた。

ガイド君が夜間学校の教科書を取りに行っている間、
そこで待っていたのだが、
そこにいたひとりの男の子は片足が太ももの
半ば辺りから下が無かった。

バイクでホテルに連れて行ってもらう帰りに
あの子の足は地雷で吹っ飛んだと聞かされた。

子供は危ないからだめだと言われれば
どうしたってそのドクロマークの旗の下に
行って見たくなるもの。

聞くのと実際に見るのとでは
その衝撃は比べようも無かった。

生前のダイアナ元妃がカンボジアを訪れ
地雷除去のデモンストレーションをしたとき
マスコミの一部は売名行為とバッシングした、
地雷を除去したこともないマスコミの冷たい対応に
腹が立ったのを覚えている。

この数字に何を見て、考えるか。
とても重要でとても思い問題だ。

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