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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「食べて、祈って、恋をして 」いつまでたっても自分探し、これ真実

2010-09-29 19:09:11 | ミニシアター系映画
「食べて、祈って、恋をして 」★★★
ジュリア・ロバーツ、ジェームズ・フランコ、ハビエル・バルデム、リチャード・ジェンキンズ出演
ライアン・マーフィー監督、140分、2010年9月17日公開、2010,アメリカ,SPE
(原題:EAT,PRAY,LOVE)




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「イルカを殺したり、クジラを食べる人達はキライ、
そんなジュリア・ロバーツも映画の宣伝だからか
初来日、久々の主演映画のヒットの為なら
笑顔を振りまくかって事が本当かどうかは分からないが
出来上がった映画は今更ながら「自分探し」の映画」



NYでジャーナリストとして活躍するエリザベス(ジュリア・ロバーツ)は、
結婚6年目で離婚を決意、
そして新たに出会った恋人と時間を過ごすうち、
自分が本当にしたいこと、求めることは何かと考える、
そして彼女の出した結論は、すべてを捨てて1年の旅へ。


イタリアではちょっとした観光案内のように
名所旧跡を訪れ、美味しそうな料理を
次々と食べていく。

そして次はインド、
ここでは瞑想の道場で修行をする、
有名どころではビートルズが旅したように
自分との心の対面をするには
インドで瞑想っていうのが有効らしいが、
自分が旅した時に感じたいのは「混沌」
清濁併せ飲むという言葉そのままが
人々の日常生活そのものという感じだった。

だから瞑想とはかけ離れたイメージだったが、
もちろんブッダが悟りを開いたのもインド、
世界中から注目されているのも確かな事、
自分を許せるまで瞑想に励む
そんな時間も長い人生の中であってもいいだろう。


そしてバリ、
もともと以前取材で訪れた主人公は
君は全てを無くしてまたここに戻ってくるよと
祈祷師に言われて、
まさにその通りに再び戻って暮らし始める、
そこで新しい出会いがある訳なんだけど、
どうしても最終的な幸せは恋人を見つけることに
なるようで、まあそれで良いんだろうなと思いつつも
そんなことの為に1年もの旅が必要なのかとも。


ただ主人公の行動や考えをあれこれ
考えるより、旅をしたいなとか
美味い物を食いたいなとか
見たことのない景色に出会いたいとか
そんな素朴な気持ちで映画を見るのもいい。


主人公は旅先で多くの人とも出会いを重ねるが
ここが日本人には結構難しいところだ、
英語ができるかどうかで
かなり変わってくるだろうし、
自分から他人と交わるようにしなければ
親しくなるきっかけなんて殆どないのが現実。

「自分探し」はきっと誰でも常にしているんじゃないかな、
もっと自分にあった仕事
もっと自分にあった場所、
自分が自分が自分が・・・・、
でもきっと今居る場所が自分の場所、
そこから少しだけ首を伸ばして
少し向こうの方を見つめるくらいがせいぜいなんだろう。

そんな日常を楽しめるかどうか
きっとそのあたりにヒントはある、
この映画はハッピーエンドだけれど
きっとこの後も彼女なら色々あるだろうなと
これからやってくる日々をちょっと思った。

まあ映画が語る内容としては
どうってことないが、
イタリア、インド、バリの様々な場所や景色を
見るだけでも価値はある。


★100点満点で65点


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イタリアで出て来た食べ物はホント美味そうだった。

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映画「THE LAST MESSAGE 海猿」迫力のシーン満載、パニック映画としては上出来!

2010-09-28 18:32:12 | 邦画
「THE LAST MESSAGE 海猿」★★★☆
伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、加藤雅也、吹石一恵、三浦翔平、時任三郎出演
羽住英一郎監督、129分、2010年9月18日公開、2010,日本,東宝
(原題:THE LAST MESSAGE 海猿)




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公開2週連続首位を獲得し公開9日間で
早くも動員200万人、興収30億円を突破と

大量宣伝と前2作の安定した出来もあってか
大ヒットしてますね、3Dはその分料金も高いので
興行収入もプラス要素、
ただしあのメガネをかけるとどうしても画面が
薄暗くなるので、まぁそれ程大して飛び出さないだろうと
普通の2Dを劇場鑑賞」



この映画に要求されるほぼ全てを盛り込んで
合格の出来上がり、

巨大天然ガスプラント「レガリア」は実物なのか
どこまでがCGか分からないが
思った以上に迫力あってチャチな感じはしなかった、
大量の水が体に降り注ぐシーンや
炎の中の脱出シーンなどは
目新しさはないけど、けっこう臨場感があった。


「いい仕事をしたな、お前を誇りに思う」
レガリアを設計した桜木(加藤雅也)がふと漏らす父からの言葉、
そんなふうに両親や周囲の人に言われることってあまりない、
人の役に立つ仕事なんてそうそうないからだ、
でもどんな仕事でも間接的には
社会の役に立っているのだろうし、
この映画で描かれる海難救助の仕事のように
直接人助けをするなんて言う方が稀な仕事だ。

誰かに感謝されたいなんてさらさら思わないが
それでも僅かながらも自分の存在が
社会貢献に結びついていては欲しいとも思う、
命をかけるような仕事は少ないが
そえでも自分の技術を生かせるなら
出来たら100%の力を出し切るような仕事をしたい。

時々自分はちゃんとやれているのか
確認したい気持ちにもなるが
そんなことはなかなか分かるものじゃない、
海猿たちの活躍のように
目の前の人を助けるなんて分かりやすくはないからだ。

この映画を見ていくつかのシーンで結構グッときた、
これまでの色々あったなみたいなものも挿入されて
まさに完結編、

ただしもう危険がそこまで来てるってのに
主人公達はそんな所で弱音を吐いたり
決めのポーズをとったり
「そんなことしてる時じゃないだろ」と何度か。

まあそういうシーンを抜きにしたら
盛り上がるものも盛り上がらないのかもしれないが
僅か数秒のシーンやセリフで
もっとうまく伝えられるんじゃないかな
そのあたりは今後の課題として
劇場で見るべき作品として成立していたと感じた。

面白いものを作るぞという
製作者の意気込みが伝わるような
パニック映画として堪能した、
ただあのクサイセリフは寒くなるのでなんとかならないか・・・・。

★100点満点で70点

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すごく期待して見に行くというよりTVドラマのノリで見に行けば
結構感動する。

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映画「ゾンビランド」誰も死なないゾンビ映画・面白い!

2010-09-26 16:01:24 | ミニシアター系映画
「ゾンビランド」★★★☆
ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、
アビゲイル・ブレスリン、ビル・マーレイ出演
ルーベン・フレイシャー監督、88分、2010年7月24日順次公開、2010年7月24日
(原題:ZOMBIELAND )




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「新型ウイルスの発生で人類のほとんどが
ゾンビとなった世界。
わずかに生き残った人間もおかしな奴ばかり、
彼らはゾンビがいないという夢の遊園地を目指す」



ヴァイオハザードのアリスの活躍を見た後では
いかにも安っぽい映画だけど
その安さが身近に感じると言うか
愛らしいというか、なんとも面白い映画が出来上がった。


たいていの人が注意を怠るトイレ使用時のルールや
ゾンビを仕留めたと思っても、もう一発ぶちこむルールなど
ほとんど笑えるような「生き残りの32のルール」をもつ
引きこもりの青年コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)、
見ただけでコイツは生き残れないだろうって感じなのがイイ。


そして一緒に旅をるすことになるのが
最強のゾンビ・ハンターのタラハシー(ウディ・ハレルソン)、
装備もバッチリの強い見方だけど
美少女詐欺師姉妹にはまんまとひっかかる単細胞。

ゾンビに怖がってるよりも
主要人物に軽い笑い連発で
これはもう全然怖くないゾンビ映画だ。
というかゾンビは彼ら4人の旅のおもちゃみたいなもの。


なんとかたどり着いた夢の遊園地で
またしてもゾンビと追いかけっこ、
そのくだらなさ、脱力感が
ホントこの映画をまさに映画として見せてくれている。
結局映画館へ行って暗闇に座り
面白いものを見せてくれれば
こちらお客は大満足なんだと、
なんだか映画論を書きたくなるような気分。


この旅はここで終わりにも出来るし
でもきっと続くんだろうな、
誰も死なないゾンビ映画がこんなに面白いなんてね、
ヴァイオハザードでは主要人物が死んでも
あっさりと次の展開が待ってて
あれはあれで正統派として面白いが、
この「ゾンビランド」なら行ってみたい。


★100点満点で75点


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ゾンビは結局笑いに持っていくのが正解なのか。

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書籍「暗闇(上下」

2010-09-25 12:58:43 | 読書の時間
「暗闇(上下」★★★★
コーディ ・マクファディン著、長島水際(訳
ヴィレッジブックス、2010/6/19、(294ページ 、354ページ )

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南の島に行くなら、
どんな本を持っていくか、
やはり血も凍るようなサスペンス、
今回選んだはこの上下巻の長編作品、
まさに一気読み、たぶん原作はもちろん、
翻訳も素晴らしいんだろうな。

「大物政治家の娘が飛行機の中で殺され、
その傷口には十字架が詰め込まれていた。
そして連続して同じ手口の殺人が起こり、
ネット上には犯人からの動画がアップされた」


事件の解決にあたるのは
FBIロサンゼルス支局のスモーキー・バレット、
調べていくうちに130人以上もの
連続殺人の全貌が明らかになっていく。

宗教が密接にからんだ事件なので
自分には本当の意味の怖さは
理解できていないかもしれないが、
その異常さは分かる

神を愛するあまりの狂気は
他に変えられないものだから怖くもある。

人間はやっかいだ、
自分だけで生きていけば良いものを

どうしても他者を気にするあまり
自分と同じ規範を求めたり、
範囲を超える行為に腹を立てたり。

近すぎず、遠すぎずの当たり障りない関係でいれば
波風は立たないだろうが、
それでも人は誰かと関わりあい、
時に強く同じ思いを押し付けてしまう。

一見正しそうな考えが
殺人事件に発展するまでは
大きな隔たりがあるわけで、
このサスペンス小説はそのあたりも
ちゃんと納得させてくれる


そしてなんといっても主人公や
周囲の人々を丁寧に描いていて。
ただのオドロオドロシイ小説との違いを見せる。

コーディ ・マクファディンの作品はこれで
3作品目だが、全部面白かった。


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最近「数独」にはまってます。

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南の島の快適ホテルライフ

2010-09-21 23:10:37 | 旅のつれづれ
南の島の快適ホテルライフ



春は移動の多いヴェトナムの旅だったため、
今回は一箇所スティ、
同じホテルに6泊、
移動が多いと荷物のパッキングや
移動の手配に気を配るわずらわしさがあるが
今回はただプールでサスペンス小説を読み、
美しい海を見たり
時にはスコールのけたたましい水しぶきを
ボーッと見たり、
あとは美味しいタイ料理を食べまくってます。

プーケットは二度目、
最初は大きな津波のあった後だったので
*過去記事に飛びます
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ビーチロード沿いのホテルはほとんどが
建設途中でしたが
今回はそんな傷跡もまったく感じない。

復興させるにはとにかく観光客に戻ってきてもらいたいと
前回の滞在でホテルのフロントが言ってましたが
日本にはこんな観光地ないよな、
何がここにあって、日本に無いんだろうと
考えてしまいます。
海なんて沖縄だってすごく美しいのにね。

今回の旅の目的がひたすら
だらだらするというもので
実践中、
ただし物価の安くなった日本の感覚でいると
もうここタイでもお得感はあまり感じられない、
以前は何でも「安い」「安い」って
口にだしてたけど
日本とあまり変わらない
そんな感覚です。

soramove
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