家族で私のアパートに行こうとしている
小型車
を運転しているのは
なぜかアジア系の20代の女の子2人
私たちから急遽頼んだ
ナビでも見ながらなのか
器用に細い路地をくねくねと
入って行く
途中、途中、見覚えのある
建物がある
私:
この辺、分かりづらいんだよね
でも、ああ、ここ見覚えあるよ!
と言ったばかりで
行き止まりの壁になる
私:でも、途中まで合ってると思う
女の子も自信がある様子
私:ちょっと地図で確認してみる
母が私のバッグを持っていて
ケータイを探すのも時間がかかり
みんなを待たせていて焦る
ボタンに地図がなくて
私:コレ、前のケータイじゃん!(ガラケー
スマホを探すが
また見つからない
私のいつものクセで
私:
人に聞いたほうが早いよ
ちょっと聞いてみる
細い道の横に塀があり
1mほど開いていて
一軒家の玄関から
ちょうど奥さんが
何かの用で庭に出てきたところで
気軽に声をかける
私:
すみません
ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど
道を聞こうとすると
奥さんは態度は丁寧だが
よそ者扱いでトゲのある言い方で断る
自分も以前、東京に住んでいたことがあるから
分かっているが、東京から来たからといって
田舎の人がなんでも教えると思ったら間違いだ
みたいな感じ
プライドの高い態度にビックリして
聞くのを止めて謝る
私:
(車内の女の子2人に)
2人は時間、大丈夫?
辺りはもうだいぶ暗い
2人はオールナイトでもOK!と明るいノリ
私:ここら辺は遊ぶ場所はないけどね
兄:
いいんじゃない
2人で見つけるんだから
***
崖の上から下を見下ろしている
広い敷地の洋風のホテルが見える
暗い中で、そこだけが煌々としている
母:あんなとこ、古くてダメだよ(宿泊のこと
私もなんだか怪しいなと思う
今は使われていないようでいて
誰かがいるような雰囲気がする
母からバッグを渡してもらい
ゴソゴソと探して
ようやくスマホらしきものを見つける
辺りが真っ暗で手元も見えない
ホテルの前で若い男性が
数人のスタッフに連れていかれるのが見える
え、犯罪?!
いつの間にか、崖の上は私と母だけ
私:
あんまり乗り出すと
足元が危ないよ
小さな子ども3人ほど(母の子の設定
同じように連れ去られるのが見えた瞬間
私が止める間もなく
ほぼ直角の崖を下っていく母
家族もみんな一緒に
連れ去られているのかもしれない
その行動の速さに面食らい
こういう時の母親は強いなと驚きつつ
私も一気に崖から地面まで
2mほど飛び降りて着地して
自分でも驚く
音を立てないように近づきつつ
スマホから灯りがもれそうで気をつける
周りは真っ暗だから
聞こえてくる声だけを頼りに
その方向へと歩いて行く
小型車
を運転しているのはなぜかアジア系の20代の女の子2人
私たちから急遽頼んだ
ナビでも見ながらなのか
器用に細い路地をくねくねと
入って行く
途中、途中、見覚えのある
建物がある
私:
この辺、分かりづらいんだよね
でも、ああ、ここ見覚えあるよ!
と言ったばかりで
行き止まりの壁になる
私:でも、途中まで合ってると思う
女の子も自信がある様子
私:ちょっと地図で確認してみる
母が私のバッグを持っていて
ケータイを探すのも時間がかかり
みんなを待たせていて焦る

ボタンに地図がなくて
私:コレ、前のケータイじゃん!(ガラケー
スマホを探すが
また見つからない
私のいつものクセで
私:
人に聞いたほうが早いよ
ちょっと聞いてみる
細い道の横に塀があり
1mほど開いていて
一軒家の玄関から
ちょうど奥さんが
何かの用で庭に出てきたところで
気軽に声をかける
私:
すみません
ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど

道を聞こうとすると
奥さんは態度は丁寧だが
よそ者扱いでトゲのある言い方で断る
自分も以前、東京に住んでいたことがあるから
分かっているが、東京から来たからといって
田舎の人がなんでも教えると思ったら間違いだ
みたいな感じ
プライドの高い態度にビックリして
聞くのを止めて謝る
私:
(車内の女の子2人に)
2人は時間、大丈夫?
辺りはもうだいぶ暗い
2人はオールナイトでもOK!と明るいノリ
私:ここら辺は遊ぶ場所はないけどね

兄:
いいんじゃない
2人で見つけるんだから
***
崖の上から下を見下ろしている
広い敷地の洋風のホテルが見える
暗い中で、そこだけが煌々としている
母:あんなとこ、古くてダメだよ(宿泊のこと
私もなんだか怪しいなと思う
今は使われていないようでいて
誰かがいるような雰囲気がする
母からバッグを渡してもらい
ゴソゴソと探して
ようやくスマホらしきものを見つける
辺りが真っ暗で手元も見えない
ホテルの前で若い男性が
数人のスタッフに連れていかれるのが見える
え、犯罪?!

いつの間にか、崖の上は私と母だけ
私:
あんまり乗り出すと
足元が危ないよ

小さな子ども3人ほど(母の子の設定
同じように連れ去られるのが見えた瞬間
私が止める間もなく
ほぼ直角の崖を下っていく母
家族もみんな一緒に
連れ去られているのかもしれない
その行動の速さに面食らい
こういう時の母親は強いなと驚きつつ
私も一気に崖から地面まで
2mほど飛び降りて着地して
自分でも驚く
音を立てないように近づきつつ
スマホから灯りがもれそうで気をつける
周りは真っ暗だから
聞こえてくる声だけを頼りに
その方向へと歩いて行く

