段ボールのクルマ

倉庫みたいなところで
やっているイベントに
私、父母と来ている。

帰りにCohさんに会い
私「どうしたんですか～」
などと話し、クルマで送ってくれるという。

そのクルマは段ボールの
オモチャみたいで、
４人乗るのがやっとの
ギリギリスペース。

Cohさんの髪型がうしろから見ると
２ブロックみたいになってて、

私「どうしてそんな髪型にしたんですか？」

Ｃ「いや～○×（外国）行った時に・・・」

と、相変わらず
あまり詳しい事は話さない。


そこに老母を連れた女性が来て、
帰る足がなくて困っている様子。

私は勝手に「乗ります？」
と声をかけたが、
４人でめいっぱい。

Cohさんは「後部へ」と言って、
荷物用に少し後ろに伸ばす
部分を伸ばしてくれた。

それも段ボールの組み立て式で
老母が困っているから
私も初めて見るけど、手伝う。

四角い箱にするために
ホックを何ヶ所かとめる
ようになっていて、
角のところとか難しい。

私「これは、どこだろう？
　　ここか！」

ボタン（！）との組み合わせで
やっと出来上がったけど、
不器用なため、いびつ

私「すみません、勝手に私が
　　作ったから、変な折り目が
　　ついちゃったかも。。。
　　後で直してもらえます？」

その後部に老母を乗せるのも
なんだから、

私「じゃ、私ここに乗ります！」


娘さんのほうはどこに乗ってるのか
よく分からないが、いろいろ話をしながら
ちょっと日焼けした人だと思ったけど、
もしかしたら日系の方なのかもと思う。

所々、話がスレ違いつつも
楽しいドライヴで、
老母と娘さんは途中で降りる。


私は助手席に戻り、
オモチャみたいなクルマで
（屋根も扉もない）
なんだかんだCohさんと
喋りながら送ってもらう。