なにか用事が終わって散会
海岸沿いにある自販機の中身が
スニーカーと聞いて興味を持つ
知人:サイズが合わないから誰も買わないw
私:買ってみよう
お金を入れる私を呆れて見ている
箱を開けるとくるぶしあたりまで
すっぽり包むタイプで
色も気に入った
履いてみると
最初はキツイ感じだが
ぴったり入った
指の上に少し隙間があるけれども
これは当たりかも
*
砂浜から離れた向こうまで
行ったヒトが見たくて後を追う
兄がサメを心配して
何度も引き返すよう注意する
私も前から気づいていた
サメの三角ヒレが
波の上からチラホラ見えている
波の近くにずっといたら
タイミングをはかって襲ってくるだろう
もう遠くまで来過ぎて
後戻り出来ないし
先に行くことも出来ない
私の眼の前にクジラの親子がいて
親クジラの背中のてっぺんが
少しだけ波間に浮いている
そこに立てば
ちょっとだけ時間が稼げるかもしれないし
サメは直接私を狙ってくるかもしれない
やっぱりもっと早く砂浜に戻るべきだった
周りにはもう誰もいない
海岸沿いにある自販機の中身が
スニーカーと聞いて興味を持つ
知人:サイズが合わないから誰も買わないw
私:買ってみよう
お金を入れる私を呆れて見ている
箱を開けるとくるぶしあたりまで
すっぽり包むタイプで
色も気に入った
履いてみると
最初はキツイ感じだが
ぴったり入った
指の上に少し隙間があるけれども
これは当たりかも
*
砂浜から離れた向こうまで
行ったヒトが見たくて後を追う
兄がサメを心配して
何度も引き返すよう注意する
私も前から気づいていた
サメの三角ヒレが
波の上からチラホラ見えている
波の近くにずっといたら
タイミングをはかって襲ってくるだろう
もう遠くまで来過ぎて
後戻り出来ないし
先に行くことも出来ない
私の眼の前にクジラの親子がいて
親クジラの背中のてっぺんが
少しだけ波間に浮いている
そこに立てば
ちょっとだけ時間が稼げるかもしれないし
サメは直接私を狙ってくるかもしれない
やっぱりもっと早く砂浜に戻るべきだった
周りにはもう誰もいない