ふれあいの森自然学校 活動報告

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秋いろ満喫・・・畜産センター散策会 in 中野峠

2016-11-18 01:18:42 | 椿洞散策会

錦秋の椿洞畜産センター公園の裏山を今日は散策です。頂上の中野峠まで行ってみることにしました。・・・

                          「メタセコイア」


数千年前シベリア、カナダ、グリーンランド、北極圏まで広く分布していたようですが、のちに絶滅した植物と思われていました。ところが1939年関西地方で化石が発見されました。1941年学会発表されそ、の後1945年中国四川省の山中で自生しているのを発見され「生きている化石」と呼ばれるようになりました。その時はかなり話題を集めたメタセコイアです。円錐形の樹形が美しく紅葉も捨てがたいです。公園や街路樹、学校の校庭などで見る事が出来ます。

                               「鈴なりの実」


里山に入るとよく見かける木です。東日本には神事に使われるサカキが少ないため、その代用として使われているヒサカキ。春にやや黄色した白色の花が枝にビッシリ咲き、秋にはこの様に実がつきました。花の匂いは自然界には無いようなガスに似た匂いがします。人それぞれですが、私はこの匂いを嗅ぐと春が来たことを実感します。

                              「サルトリイバラ」


もう少しすると葉が落ち赤い果実が残ります。最近は中国からサルトリイバラそっくりのサンキライが輸入され、赤い実が素敵なリースとして販売されています。雌雄異株で当然の事ながら雄株にはこのように実はなりません。葉は餅などを包むのに利用されたりもしたようです。

                             「ルビーの原石ですか?」

散策路の山側斜面にこのルビーの原石?を見つけました、いえいえそうではありません自然界では保護色が多い中、このアカケダニは見事な色で自分をアピールしているようです。紅葉の秋にふさわしい色ですね。

                                「178m」


中野峠の標高が178mです。ここの公園から唯一金華山のお城を見る事が出来ます。晴れの日の今日は南側を見るため逆光になり少し見ずらい日でした。

                              「美しいですね」


紅葉シーズンの主役であり、日本の秋を真っ赤に彩る代表的樹木です。公園などに植えられ私たちの目を楽しませてくれるイロハモミジです。5~7に裂ける裂片を「いろはにほへと」と数えた事が名前の由来と言われます。本当に美しいですね。


秋色満載の椿洞畜産センター公園でした。いみじくも参加者の御一人から「遠くまで行かなくてもこんな近くに、こんなに綺麗な紅葉スポットが有る事を知らなかった!!」との感想が聞かれました。そうなんです。ここ畜産センター公園の裏山はとても綺麗な紅葉スポットが彼方此方に有ります。皆さん散策にお越しください・・・

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