瀬尾まいこ『春、戻る』です。
一日で読み切ってしまった。
次に読む予定の本が無いのに……。
主人公さくら36歳の前に突然
24歳の自称「お兄ちゃん」が現れるという
理解が追い付かない設定から始まるお話しです。
いや、もうね、私はベタな人間なので
「死んだお父さんかなあ」なんて思いましたが
そんなベタベタな設定なわけありません、もちろん。
(この流れ弾が当たる先は『凍りのくじら』です)
どう畳むんだろ、と思いつつ、
読んでいるうちに主人公も周囲も読者である私も
ふつーに「お兄ちゃん」を受け入れてしまっている
瀬尾まいこマジック……。
すごい。
お兄ちゃんも良い味出していますが、
婚約者の山田さんも良い人で
初春から春の終わりに向けたお話しを読んでいると
心地よく感情を揺さぶられるな、と思います。
淡々と読むのでもなく、驚きながら読むのでもない、
程よい、気もちのゆらぎがあるというか。
しかしな、読むのが心地良すぎてな。
一日で読み切ってしもうた。
予想外。
次、何を読もうかと途方に暮れています……。
一日で読み切ってしまった。
次に読む予定の本が無いのに……。
主人公さくら36歳の前に突然
24歳の自称「お兄ちゃん」が現れるという
理解が追い付かない設定から始まるお話しです。
いや、もうね、私はベタな人間なので
「死んだお父さんかなあ」なんて思いましたが
そんなベタベタな設定なわけありません、もちろん。
(この流れ弾が当たる先は『凍りのくじら』です)
どう畳むんだろ、と思いつつ、
読んでいるうちに主人公も周囲も読者である私も
ふつーに「お兄ちゃん」を受け入れてしまっている
瀬尾まいこマジック……。
すごい。
お兄ちゃんも良い味出していますが、
婚約者の山田さんも良い人で
初春から春の終わりに向けたお話しを読んでいると
心地よく感情を揺さぶられるな、と思います。
淡々と読むのでもなく、驚きながら読むのでもない、
程よい、気もちのゆらぎがあるというか。
しかしな、読むのが心地良すぎてな。
一日で読み切ってしもうた。
予想外。
次、何を読もうかと途方に暮れています……。