思惟石

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【読書メモ】2009年1月~2月

2018-06-25 09:59:24 | 【読書メモ】2009年
<2009年1月~2月>
『北方謙三 水滸伝』(全17巻)キャンペーンは年末年始で無事終了。
カッコ内は、2018年現在の補足コメントです。

『ドミノ』恩田陸
(メモなし。
 まったく記憶に残っていないのだけど、、、
 大量の登場人物がそれぞれの章ごとにメインとなり、
 ドミノのように絡み合い、最後にはクライマックスもある
 ドタバタコメディ、だそうです。
 これ、恩田陸の作品のあらすじですか……?伊坂幸太郎じゃないの?
 めちゃくちゃ気になるので、読み返したい)


『漱石、ジャムを舐める』河内一郎
『文人悪食』嵐山光三郎
(メモなし。
 仕事の関係で、作家にまつわる「食」の話しを調べてました。
 前者は、漱石研究者による「漱石と食」のお話し。
 当時の食文化年表や物価なども収録されています。
 後者は、有名編集者でもある作家による37人もの文士の食の物語。
 こちらはめちゃくちゃ面白いです。文士とのエピソードも豊富だし
 それぞれ破天荒な食ゴシップがあったりしますが、
 それがなんとも愛しく書かれています。ホントおもしろい)


『チョコレートコスモス』恩田陸
恩田的世界を期待していたら、演劇の話でした。
これはこれでおもしろかったけど、
作者は演劇に精通しているそうで、読み応えがあったけど、
予想と違ってたので、最後まで「え、このまま終わり?」という感じです。

(当時の私、「恩田的世界」という言葉に何を期待していたんでしょうね。
 なぜか読んでしまう文章と、スッキリしない読後感という意味では、
 安定の「恩田的世界」だと思います。
 そろそろ『蜂蜜と遠雷』も読まねば)


『小春日和』金井 美恵子
一文が長いのなんの。
久しぶりに読み返したけど、おもしろかった。

『彼女(たち)について私が知っている二、三の事柄』金井 美恵子
小春日和の10年前の設定。
初期の作品なので一文がそんなに長くなくて読みやすい。

『文章教室』金井 美恵子
これは読了できず。イマイチ。

(学生の頃、目白の近くに住んでいたことがあり
 金井美恵子の目白4部作を読んだのでした。
 久しぶりに読み返そうと思ったのでしょうが、
 一気に3冊も読まなくても良い気が……)
コメント
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