『『パンチ』素描集 19世紀のロンドン』
松村昌家:編
『パンチ』とは1841年に創刊された
ロンドンの週刊誌。
数々の風刺画で有名な雑誌です。
特に創刊からの30年、
様々な風刺イラスト&記事を通して
ヴィクトリア朝全盛期のロンドン事情を
編者解説とともに描き出している一冊。
当時は、男性の魅力のひとつに「ふくらはぎ」があって
ピタッとしたズボンに詰め物をしたりもしたらしい。
へえ。
(貴族家庭の雇人にも見た目重視の「フットマン」がいた)
で、強風の日に、スーツのズボンが脛にはりついて
レッグラインの貧弱さがバレちゃった恥ずかしい!
って絵もある。
これ、現代に絵だけ見てもわからんがな。
でも大丈夫、本書は松村先生の解説がついているから!
と通販みたいなことを書いてしまった。
なにはともあれ、便利で読みやすい一冊なのです。
これが約1000円!お得!
ちなみに哲学書が多いイメージのある岩波文庫の青です。
本棚に置くとかっこいい!
(わからんけど。我が家の本棚は岩波の緑と赤ばかりなので
青があるとテンションあがる)
ところでヴィクトリア朝時代って、
産業革命や植民地拡大やらで
女王陛下とともに繁栄&近代化まっしぐら!
ってイメージがあるけれど、
貧困・飢饉やテムズ川汚染→疫病など
深刻な社会問題も多かった時代なんだよなあ。
とはいえ、ロンドン万博の賑わい
(フリーパスを買う富裕層とワンデー切符の貧困層の邂逅など
切り口がいちいちパンチらしいけれど)
クリノリンファッション(めっちゃふくらんだスカート)の流行、
鉄道旅行の加熱っぷりなど
当時の英国紳士淑女の様子が垣間見えるのはやっぱり楽しい。
列強クソムーブ!とよく言っていますが、
結構、イギリス史は好きなんだよなあ。
松村昌家:編
『パンチ』とは1841年に創刊された
ロンドンの週刊誌。
数々の風刺画で有名な雑誌です。
特に創刊からの30年、
様々な風刺イラスト&記事を通して
ヴィクトリア朝全盛期のロンドン事情を
編者解説とともに描き出している一冊。
当時は、男性の魅力のひとつに「ふくらはぎ」があって
ピタッとしたズボンに詰め物をしたりもしたらしい。
へえ。
(貴族家庭の雇人にも見た目重視の「フットマン」がいた)
で、強風の日に、スーツのズボンが脛にはりついて
レッグラインの貧弱さがバレちゃった恥ずかしい!
って絵もある。
これ、現代に絵だけ見てもわからんがな。
でも大丈夫、本書は松村先生の解説がついているから!
と通販みたいなことを書いてしまった。
なにはともあれ、便利で読みやすい一冊なのです。
これが約1000円!お得!
ちなみに哲学書が多いイメージのある岩波文庫の青です。
本棚に置くとかっこいい!
(わからんけど。我が家の本棚は岩波の緑と赤ばかりなので
青があるとテンションあがる)
ところでヴィクトリア朝時代って、
産業革命や植民地拡大やらで
女王陛下とともに繁栄&近代化まっしぐら!
ってイメージがあるけれど、
貧困・飢饉やテムズ川汚染→疫病など
深刻な社会問題も多かった時代なんだよなあ。
とはいえ、ロンドン万博の賑わい
(フリーパスを買う富裕層とワンデー切符の貧困層の邂逅など
切り口がいちいちパンチらしいけれど)
クリノリンファッション(めっちゃふくらんだスカート)の流行、
鉄道旅行の加熱っぷりなど
当時の英国紳士淑女の様子が垣間見えるのはやっぱり楽しい。
列強クソムーブ!とよく言っていますが、
結構、イギリス史は好きなんだよなあ。
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