~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

21/4/15(木)「阪南市九条の会」学習会

2021年04月15日 | まちづくり・市民活動
全国に広がっている「九条の会」は、
世界に誇れる「憲法九条」を、
これからもずっと守っていこうという運動をしている会で、
私は、阪南市で設立をするときから、
「呼びかけ人」として関わっています。

コロナ禍の中、
なかなか大きなイベントや呼びかけは難しいこともあり、
小さな学習会を、2〜3ヶ月に1回持てるようにしています。
今日は、
その学習会でした。

学習会が終わって、
帰ろうとしたら、
知り合いの方が、
「『九条の会』は、大事だよね」と言ってくれました。
「基本の『き』だからね」と答えると、
「ホンマにそう!忙しいのに、いいこといろいろやってくれてありがとう!」と言われ、
とてもうれしかったです。

「声をかけても」なかなかいい感じの返事は返ってないことが多いのですが、
知らないところで応援してくれている人がいることに、
勇気づけられました。

帰りに図書館に寄ると、
サラダホールは、
すっかり「5月」になっていました。






いつもすてきな飾り付け、
ありがとうございます❗

21/4/14(水)「財政非常事態宣言」にかかる市民説明会 in 東鳥取公民館

2021年04月14日 | はんなん話
今日開催された、4回目の説明会の報告です。

議員2名(浅井・渡辺議員)、職員2名を入れて、
9名の参加でした。

今日も説明者は5名(水野市長・金田副市長・魚見総務部長・森貞総務部理事・藤原総務部副理事)で、
市の担当課職員が6名(女性は2名)、
参加者のうち女性は、
「9名中2名(うち、1名は私)」でした。

説明は、
市長の挨拶の後、藤原総務部副理事から資料の説明、という流れは変わりませんが、
今日は、ちょっとだけ短めでした。


で、質疑応答となったのですが、
「ご質問はありませんか?」
のあと、どなたからも手が上がらず、
「ないようなので、以上で本日の説明会を終わります。」
で、終わってしまいました。

え?
終わり?

1日目の尾崎会場でも、
最初はどなたも手を上げませんでしたが、
「市民の声を引き出す進行をすべきでは?」という発言があり、
再度「いかがですか?」と言われたことから、
参加されたみなさんが順番に発言されるという流れになりました。
私はその場にいたので、
今日も、
「何か、感想でもありませんか?」という再度の問いかけを期待したのですが、
一瞬で「なければ、終わります」となり、
言葉がなかったです。
再度問いかけることで出される意見は、
言わないでおこうと思ったり、
こんなこと聞いていいかな、ということだったり、
大切な市民の声だと思います。

「まさか、終わると思わなかった」と言って帰られた方がいらっしゃいましたが、
本当にそう思いました。

市長には、終わってから、
「市長からも『ぜひ、ご意見聴かせてください』と言ってほしかった」とお伝えしました。 
「人数が少なかったから、座談会風にでも話せたらよかったが、ここだけそんな風にもできないしなあ」とのことでした。

帰り道、
どなたの手も上がらなかったときに、
「会場のみなさんに、感想でもいいので、もう一度聞いてもらえませんか?」と発言すればよかった、と悔やみました。
働きかけることで、出てくる意見は貴重だと思います。

市民説明会は、あと1回、
16日(金)19時〜 西鳥取公民館で開催されます。


21/4/13(火)「財政非常事態宣言」にかかる市民説明会 in 箱作住民センター

2021年04月13日 | はんなん話
昨日開催された、3回目の説明会の報告です。
箱作住民センターでの説明会には、
いつもたくさん参加されるので、
定員20名では、私は入れないかもしれない、と思っていたのですが、
議員2名(浅井・上甲議員)を入れて、
17名の参加でした。


昨日も説明者は5名(水野市長・金田副市長・魚見総務部長・森貞総務部理事・藤原総務部副理事)で、
市の担当課職員が5名(女性は1名)、
参加者のうち女性は、
「17名中4名(うち、1名は私)」でした。
若い世代の方も2名(男女1名ずつ)来られていました。

説明は、
市長の挨拶の後、藤原総務部副理事から資料の説明、という流れは変わりませんが、
市長のことばは、
回を重ねるごとに力強くなっていく印象です。

質疑の内容を報告しますが、
浅井がまとめたものなので、
一言一句正確ではないこと、ご了承ください。
正確な文言は、後日動画配信されるそうなので、
そちらをご覧いただければと思います。

●入口(収入)が狭いので、出口(支出)を狭めないとしかたない。市民は無理は言えないが、コミュニティバスの充実はお願いしたい。丘陵地に住む高齢者が免許証を返上すると、交通手段はコミュニティバスしかない。使えなければ引っ越すしかないが、引っ越すと空き家が増える。
・コースの見直し、バス停の新設・移設を検討し、充実してほしい。
・支出を減らすことで言えば、「30周年記念行事」は要らない。お知らせだけでいい。
・今日は立ち見が出るかと思ってきたのに、少なかった。いい話でなくても聞くのが市民の「責務」だ。

→(市長)「財政非常事態宣言」ということで閉塞的になり、育ってきたところがしぼんでいく。
・総合計画では、縮小していくだけでなく、企業との協働もしていく。具体的に収入を増やしていきたい。
・ふるさと応援金は、昨年度4億7000万だった。もっと増やしていく。
・各市町ともに、暮らしを守るためのお金を得ようと努力している。阪南市もやれるところをやっていく。
・「30周年」は、向こう10年間のビジョンを示し、まちの将来を担う子どもたちの声を聴き、育つ権利を保障する条例へのスタートとしたい。

●示されている削減をすべてやれば、余裕が出てくるのか?厳しい財政は、以前から言われていたこと。今、これだけのことをすれば、未来は開けていくのか?

→(藤原総務部副理事)今示しているのは、やっていること。これから、これ以上の削減をしていくことになる。

●今以上なら、余計に希望が持てない。若い世代に阪南市に住んでもらうためには、魅力を持てる政策がないと希望が持てない。阪南市の魅力を施策にして若い人を取り込むことが大切。

→(市長)希望を作るために「今、こういう状態であること」を明確にした。
・17億を超える事業削減の成果があることを踏まえ、厳しい状況をどう切り抜けていくか、「短期」「中期」「長期」の計画を示してやっていく。
・総合戦略では、「女性の環境」「子どもたちが育つ環境」を重点的に考えている。
・こんなにすばらしい町はない。自然とゆたかな歴史や文化が評価され、企業や大学との包括協定が進み、協力者はできている。
・今後、4万人に見合う公共施設のあり方を示していく。
・5月に市の組織を改め、シティプロモーション課ができる。協力してもらえる企業としっかり手を組んでいく。

●まず大切なのは「市民をお客さんにしないこと」。説明して終わるのではなく、いっしょに考えていくことが大事。
・国や府からの補助はだいじなので、入ってくるお金を研究していってほしい。
・市の資産の有効活用。手をつけるのが大変なのはわかるが、活用していくべき。
・人口が減るのは、住みにくいから。「住んでよかった」と言えるように、産業の振興を。
・人が集まり、人が減らない状況にする施策。
・高齢者が住み続けられるには、使い勝手のいいコースのコミュニティバスが必須。

→(市長)「市民をお客さんにしないこと」は、阪南市のめざす「住民主導の公民協働のまち」。福祉をはじめ、住民と協働してきたので、財政が厳しくなっても、繋いだ手は離さない。
・6月議会に次年度黒字化に向けたプランを提示する。その後も市民説明会をする。
・関係人口の増加に、若い女性を施策の中心にすえる。
・他市とは違う、暮らしそのものを魅力として人を呼べる町に。
・コミュニティバスについては考えている。厳しい中で、議論を深めていく。

●今回の非常事態宣言には、市長の覚悟を感じる。市として、市民を巻き込んで何をしていくのか、踏み込みがほしい。
同じように非常事態宣言を出した市について、
・どういうところまで追い込まれて出したのか?
・具体的にどういう政策をし、今どういう状況か。
・いいところを学んでいく。
・身近な泉佐野も参考に。
泉南市のロングビーチは活気があるが、阪南市の里海もすばらしい。里海は、阪南市の起爆剤になる観光のポイント。何か案はあるか?

→(市長)非常事態宣言は、覚悟を持って発出した。コロナで不安なところに、さらに「財政非常事態宣言」で不安にさせたが、今出しておかないと取り返しがつかない思いがあった。業務を見直し、職員削減、経費削減、公共施設の見直しにしっかりとりくむ。
・「我慢のあとに何があるのか」宣言の中での立て直しをし、里海も阪南市の活性化に活用する。
・コンテンツの活用。新設するシティプロモーション課に、大阪府から経験豊かな職員に来てもらい、行革とシティプロモーションを段階を追って示していく。
しっかりとりくむ。

●公共施設が120箇所あり、築30年以上のものが70%を超えている。少子高齢化の中で、維持管理にはハード面、ソフト面、人件費、どれをとってもお金がかかる。取捨選択はむずかしい。「あればいい」は「なくてもいい」こと。残していると、将来も恒常的にコストがかかる。
といいながら矛盾するが、市の職員は「人材」である。削減はモチベーションの低下、離職につながり優秀な人が減る。市のために働く市の職員は大事にするべき。民間の力は活用して、公のお金を使わずに活性化していくことを進めてほしい。

→(市長)公共施設はたくさんあるが、使っているところもある。将来を見据え、適切に管理していく。
・「自分たちの町は自分たちで守る」ための拠点が必要。

聞き取れないところや自分のメモが読めないところがあったりして、
十分な報告ではないですが、
雰囲気はつかめるかと……。

今回、市長のコメントでは、
「しっかり取り組む」が多かったです。
回を重ねるごとに、熱く語っています。

市民のみなさんからの意見は、
前向きで、阪南市へのエールがありがたいなあと思っています。

次回は、14日(水)19時〜、東鳥取公民館で開催です。

あと、お知らせ1つ。
15日(木)に予定していた「フリートークday」、14日(水)に変更しました。
予定されていた方がいたら、
申し訳ありません。
また、よろしくお願いします。




21/4/12(月)今週の「フリートークday」&スケジュール

2021年04月12日 | はんなん話
朝晩はまだ寒さを感じますが、
日中はあったかい陽射しがうれしい季節です。

今日は公立幼稚園の入園式。
桜は散っていますが、
色とりどりのフリージアやチューリップが迎えてくれたでしょうか。
 
浅井の事務所の「フリートークday」、
新学期が始まっての戸惑いや喜びの気持ち、
誰かに伝えたいときご利用ください。


【今週のスケジュール】
12日(月)12時〜14時30分 図書館つながりスペースで「たんぽぽのコーヒーカフェ」
  今日は終わり間際に行きます。

 19時〜20時30分 箱作住民センター
  「『財政非常事態宣言』にかかる市民説明会」

13日(火)13時〜15時 事務所
  「フリートークday」
  
  19時〜 市役所別棟
  「阪南市文化協会」会議

14日(水)10時〜12時
  西鳥取公民館で「たまひよっち」
  こどもセンターで「開放日」
  どちらに行こうか、迷い中。
  13時〜は、こどもセンターであそんでます。

  19時〜20時30分 東鳥取公民館
  「『財政非常事態宣言』にかかる市民説明会」

15日(木)10時〜12時 事務所
  「フリートークday」

  14時〜 尾崎公民館
  「九条の会学習会」

16日(金)13時〜14時 リトル☆はらっぱ
  「絵本と工作」
   今月は何を作ろうかな……?

  15時〜17時 市役所3階
  「総合計画審議会」
   傍聴予定です。

  19時〜20時30分 西鳥取公民館
  「『財政非常事態宣言』にかかる市民説明会」
   最終の説明会です。

17日(土)は、午後、桜の園に水運びボランティア(ついでにソロキャンプ見学したいなあ)

18日(日)9時30分〜 
  「里海の海岸清掃」
  「自然と本の会」さんが主催です。ほぼ幽霊会員なので、一応行けるときは行きます。

1週間のスケジュールを書くと、
終わった気分になります。
今週は、「浅井たえこのはんなん話」も仕上げる予定なので、
気持ちが焦っています。 

約束とか忘れないよう、
気をつけます。

21/4/11(日)「チャイルドラインはらっぱ」実施報告書ウラ話

2021年04月11日 | まちづくり・市民活動
子どもNPOはらっぱが、
2013年から取り組んでいる、
18歳までの子どもの声を聴く電話「チャイルドライン」の、
2020年度報告書ができました。


「チャイルドラインはらっぱ」は、
昨年3月からの緊急事態宣言による、
学校の休校中も、
休むことなく、子どもたちの声を聴き続けました。


誰が悪いわけでもないからこそ、
どこにもぶつけることができない気持ちや、
家族の中で感じる閉塞感や、
そして、学校が苦手な子からは、
学校に行かなくていい安心の声もありました。

報告書では、
たくさんの部課や団体や個人に支えられて開催できている「チャイルドラインはらっぱ」の
1年間のとりくみをまとめています。


先日、この報告書の印刷、製本の作業をしたのですが、
始めてすぐ、実施の日時が間違っていることが発覚。
さて、どうしたでしょうか?

①気づかなかったことにして、そのまま仕上げる

②修正箇所の正誤表を作り、挟み込む

③修正したページを印刷して、間違っているページの上に貼る

正解は③。
1ページよりひと回り小さめにカットし、
はみ出さないように貼り付ける作業をやり切りました。

実は、今日のメンバーは、
先日、
「キッズはらっぱ」のちらしで、
会場変更の紙を貼る作業を、
何日かかけてやったメンバーがほとんど。


その作業の細かさと貼る場所の微妙さに比べたら、
今日の作業は楽勝でした❗

「今どき、ハサミで切って、ノリで貼り付ける昭和な作業をしている団体なんかないんちゃう?しかも結構な数!」
と、わいわい言いながら、
無事作業が終了。

こんな仲間たちがいるからやっていける事業だなあと、
改めて思うとともに、
この場にいっしょにいられることでパワーをもらっていることを感じます。


21/4/10(土)「財政非常事態宣言」にかかる市民説明会in 防災コミュニティセンター

2021年04月10日 | はんなん話
「財政非常事態宣言」にかかる市民説明会の2回目は、
防災コミュニティセンターでの開催でした。
土曜日の昼の開催だったせいか、
市民の参加者は30人ほどいらっしゃいました。

ちなみに、
説明者は昨日と同じで、
水野市長、金田副市長、魚見総務部長、森貞総務部理事、藤原総務部副理事(と紹介されていました)の5名、
行政経営室・総務部5名、
他に参加者として5名の職員の方、
議員は6名(浅井・上甲議員・角野議員・中谷議員・中村議員・畑中議員)でした。

参加者の男女比を数えてみたら、
女性12名(うち職員4名、議員1名)
男性39名(うち職員11名、議員5名)
でした。


ちなみに昨日は、
女性6名(うち職員1名、議員2名)
男性16名(うち職員10名、議員2名)
でした。

今日も、説明のあと質問応答でした。
簡単にまとめてみました。
●市長の志はわかるが、阪南市としてどうしていくのかが見えない。
・何をするか→高齢者に消費してもらう
・他市は衣食住の「食」に力を入れている。阪南市は?
・「考える議論」を!
 例えば「市役所受付の前にハローワーク」など、雇用を生む工夫。
・市の団体への補助金について、適切なチェックはしているか?→見直しが必要
右肩下がりの話ばかりだが、「で、どうするのか」という具体の話がない。

→(市長)この説明会は、「財政緊急事態宣言」の中身(その中でどんなことをしていくのか)について市民のみなさんと共有する場だと思っている。公民の協働・支え合いの機能が低下しているが、地域の安全安心を支えるのは地域や事業者だと考え、そのしくみを作ろうとしている。しっかりやっていく。

●「福祉基本計画」やパブリックコメントを全文読んだ。当事者団体へのアンケートや事業所へのヒアリングがあり、結果のまとめが掲載されていたが、そのまとめに基づいた計画であるはずなのに、まったく反映されていない。10年ほど、計画策定の会議にも出席していたが、事業の評価やまとめの文章が同じで、変わっていない。予算も減っているし、評価の高い事業が切られ、それがまた何年かして復活していたりする。
いったいどうなっているのか?

→(市長)市がどういうことをしているかといえば、「行財政構造改革」を通して、令和4年には17億円を超える効果が見込まれている。今も、計画の中をより効果あるものに、より意味のあるものに、と変更しながらやっている。歳出を抑えるためには、業務の見直し、職員管理経費の削減を行っていく。公共施設においては、市民サービスに影響がないような事務事業の見直しも行う。短期的には、受益者負担の見直しもありうる。今後は、企業誘致を進めるための用地を確保していくことと、財源を作っていくことを実現していく。
さまざまな計画策定については、上位計画である「自治基本条例」「地域福祉計画」のもとに、個別計画がある。それぞれには理念が反映されないといけない。課題が明らかになっているのに生かされていない場合には、反省、見直しが必要だということになる。

●問題を1つの鍋の中でかき回していても外には出ない。問題は「これからどうするのか」ということ。「〜を見直す」「〜を進める」を聞きたい。「何をするのか」。たとえば、ふるさと納税やクラウドファンディングなどをもっと大々的にとりくむなど、外からお金を持ってくることを考えるべきでは?
・市民も一体になって考える
・既存の団体からは新しい発想は出ない
・若い人の考えを集める
新しい発想は大事。市民といっしょにやってほしい。
職員ががんばっているとわかれば、市民もできることをやっていこうと思う。市を上げて共通の認識をもつべき。書かれていることは立派だが、どう実行するのか、再度考えてほしい。

→(市長)関係人口を増やす〜市が元気になる〜企業を呼び込める〜あらゆる方法で外にお金を取りに行く、ということを市民に見せていく。

●行政官が凛として、総論賛成各論反対にならないよう、既存団体に対して「気持ちはわかるが、NO」と言えるようであってほしい。さまざまなやり取りについて、市民は知る機会がない。たとえば、「○○が○○と言ってきた→どう対応したか」を見える化していく。

→(市長)強い意志で「このことで財政再建をするんだ」として進める。私が責任を持ち、しっかり進めていく。

●市が補助金を出している団体の決算について、不適切な内容がないか、チェックできているのか?自治会、福祉委員会、民生委員についても、どんな活動をしているか、よく見るべき。(飲食の経費などは認めるべきではない)

→(総務部長)各団体の中には、監査役がチェックしているところもある。今後またよく検討する。

予定終了時間はオーバーしましたが、
希望する質問はすべて聴くことができました。
質問や意見が終わると、
会場から拍手がおこる場面もあり、
みなさんの思いと重なる内容も多かったように思いました。

どの質問も、「阪南市が住みやすく、活気ある町になってほしい」という思いにあふれる内容で、
説明会を開催して「市民の声を直接聴く」ことはやはり大切だなあと感じました。

次の説明会は、
12日(月)19時〜 箱作住民センターです。

21/4/9(金)「財政非常事態宣言」にかかる市民説明会 in 尾崎公民館

2021年04月09日 | はんなん話
2月に出された「財政非常事態宣言」についての市民への説明会が、
今日から始まりました。


市役所からは、
水野市長、金田副市長、魚見総務部長、森貞総務部理事、藤原総務部副理事が、
説明者として出席され、
事務局として、
行政経営室の方々が出席されていました。

市民の参加は11名(うち議員が4名:浅井・河合議員・角野議員・二神議員)でした。
コロナ感染防止対策として、
検温、記名、部屋の定員の半数以下の人数での開催で、
それぞれ、受付番号の札をいただきました。


初めに市長から、
●コロナ感染者が増えている状況下ではあるが開催し、参加していただいたことへの感謝と、この説明会への思い
の挨拶があり、
●藤原総務部副理事から、配布資料に基づいての説明が30分ほど、
●その後、質疑応答
という流れでした。

資料のほとんどは「広報はんなん」の記事からの抜粋だったので、
きれいにまとまってはいましたが、
これでわかるかと言えば、わからないだろうなあと感じました。

「広報はんなん」5月号に掲載される、
令和3年度の予算編成の資料の 
「阪南市の予算を『家計』に置き換えると?」が1番わかりやすかったですが、
逆に「こんな家計、怖すぎる」という切実感満載の表でした。


質疑応答では、
進行に対し、「市民の声を引き出す進行をすべきでは?」という意見があり、
みなさんが主体的に発言する空気になりました。
出された声(浅井が書きとめた内容なので、細部やニュアンスの違いは了承ください)は、
●「職員はプレーヤーではなく、コーディネーターに」という言葉どおり、市民を上手にコーディネートしてほしい

●支出の話ばかりではなく、収入をどうするかが大事では?
・「共同募金」のようにお金を集める
・収入のある人は税金も高いと思うがお金持ちもいる
・企業や大学の誘致(具体例)
・とにかく「収入」を話し合うべき

●支出を切り詰めることも大事だが「いかに儲けるか」も大事。
→(市長)短期間ではむずかしい。現在総合計画を策定中で、企業に来てもらえるよう、「土地の利用のあり方」を整備していく。今後受益者負担はあるかもしれない。

●「市民協働によるまちづくり」「魅力的なまちづくり」の具体案はあるか?
→(市長)イメージとしては「まちづくりをさらに進める」ことで、まずは、「地域福祉条例」「まちづくり条例」「子どもの権利条例」などを制定していく。
「活力あるまちづくり」としては、「企業誘致」「資源を活かし、関係人口を増やす」ことを考えている。

●予算の「歳出」のうち、「人件費」はいくらか。
→(総務部副理事)退職金なども含め、39億121万8000円(前年度より5%増)になる。

●もう何年も「お金がない」話が続いている。そのたびに「学校園の統廃合」が繰り返されるが、その跡地は放置したまま。子どもたちのために協力してきたが、草が生え、荒れていくのを日々目にするのは残念。
→(総務部長)未利用地については、見直し、プランに生かしていく。

●SDGsを掲げ、いろいろな企業と協定を結び、手を組んでいるのはいいことだが、がんばっていることが市民には伝わらない。市役所がやっていることをもっとアピールすべき。PR不足。
→(総務部長)情報発信については、ホームページが新しく、見やすくなった。(←えっ?by浅井の心の声)新たなSNSの発信もしていく。(←いつから?それ、どうやったらわかるの?by浅井の心の声)
→(市長)企業だけでなく、大学との連携、包括協定も進んでいる。大阪市内からや関空からの距離と立地、自然の豊かさが、企業や大学から関心を持たれる魅力になっているので、シティプロモーションにも、力を入れていく。

●「統廃合」のメリットを数値化できないか?「指定管理」や「民営化」についても、メリットの具体化ができるといい。市民の意見をきく機会は必要。
→(総務部長)「統廃合」は、施設を使わなくなることで「維持管理費」がかからなくなる。「指定管理」「民営化」では、職員が他の部署に配属となり、新しい採用を減らすことでの人件費の削減ができる。「防災コミュニティセンター」「MIZUTAMA館」の事業で、6名の職員減となった。(お金以外のメリットはないの?by浅井の心の声)

●舞地区では、高齢者の生活支援・買い物支援事業をしている。年間190万円でボランティア50名が活動。買い物支援は年間600回の実績。民間を使って財政の圧縮を図っていってほしい。(←若い世代をボランティアだけで活かしていくことは厳しい。保障ややりがいなども考えた人材育成の施策が必要 by浅井の心の声)

1時間半の予定でしたが、
参加者が少なかったこともあり、
1時間ちょっとで終わりました。

今後のスケジュールは、


また、明日も参加する予定です。

21/4/8(木)公立小中学校の始業式でした。

2021年04月09日 | 子ども・子育て
6日(火)が中学校入学式、
7日(水)が小学校入学式、
そして、今日が始業式。
晴天に恵まれた3日間で、
臨席はできなかったけれど、
心から「おめでとう❗」を届けます。

今日は、朝、
同級生の友だち同士で登校する新中学生と、
上級生と登校班で登校する新小学生を、
いつものポイントで時間差で見送りました。
まだまだ不安げな子もいて、
保護者の方もいっしょについてきたものの、「どこまでついて行こうか」と不安げだったので、
「安心できるところまで行って、大丈夫ですよ」と声をかけました。

20年以上見守りをしているので、
毎年、誰かしらこうやって保護者の方がいっしょに登校する光景を目にしますが、
みんないつの間にか、
登校班の子たちといっしょに行けるようになっています。

「他の子はできているのに」と、
保護者の方も不安かもしれませんが、
子どもたちは、きっともっと不安だと思うので、
ゆっくり見守るお手伝いをしたいと思います。

明日からも、
よろしくお願いします❗




21/4/7(水)「生理の貧困」を考える

2021年04月07日 | はんなん話
SNSでの発信をきっかけに、
女性の「生理の貧困」が話題になっていて、
他市では、
災害時用に備蓄していた生理用品を、
生理用品を買えずに困っている方に配る、という対応を始めているところもあります。

やらないよりは、やった方がいいとは思うけれど、
●そもそも30個くらい入りのナプキンを1袋もらって、足りるの?
●それ、毎月配布し続けられるの?
●で、市役所窓口に貰いに来る?
●すべての学校や施設に配備できるの?
など、スッキリしないことがいろいろ。

そんな中、
海外の報道を見て、
カルチャーショックを受けました。
ちょっと見ただけでも、
●市内に住む18歳までの女性にナプキンを無償支給(2019〜ソウル)
●公立学校で生理用品を無償配布(2019〜ボストン、2018〜ニューヨーク)
●11歳〜18歳の女子に生理用品を無償配布(2019〜イギリス)
●生理用品を必要とするすべての人が無償で買える(2020 法案可決 スコットランド)
などなど。

無償に至る前に、
生理用品は軽減税率、非課税という動きがあったことにも、
「生理」に対する理解の深さを感じました。

同時に、
「生理」について、個人のこととしか考えていなかった自分が情けなくなりました。

何十年も、
「トイレットペーパーが備えられているように、生理用品もトイレにそなえられているべき」という考えを思いつきもしなかったわけで、
気づいた今は、
そこに向けて動き出さなければならないと感じています。

自分で買うのが当たり前と思っていたけれど、
よく考えたら、
贅沢品ではなく、必需品だし、
学校や施設のトイレに備わっていたら、
急に生理になっても慌てなくてすむし、
トイレに行くたびに気にしなくていいし、
「手持ちがあと1個しかない!」とドキドキもしなくていい。
なんて平和な気持ちでいられるんだろう。

市内すべての小中学校の、
生理を迎えた子どもたちが、
まずは学校で自由に生理用品が使えるようにするためには、
毎月、毎年、
どれくらいの数がいるかを試算し、
予算化し、
市民や企業の協力も得て提供できたら、
それは、
生理を社会で支え、
女性の活躍を後押しする、大きなチカラになると思います。

「生理の貧困」について、
日本の実態を調べるために、
国際NGO「プラン・インターナショナル」が、
3月に15歳から24歳までの生理がある人2000人を抽出して行ったアンケート結果がWEB上で取り上げられていました。




他にもいくつか取り上げた後、
アンケートの最後に、
「生理の問題は、自分ひとりの体の問題ではなく、周りも含めた社会全体の問題であり、当たり前のこととして社会で受容していくことが重要」という指摘をしていました。

我が家には娘が6人います。
4人はもう市外に住んでいますが、
みんなが家にいたころは、
夜用や多い日用、ふつうの日用など
毎月足りなくならないように買い揃えるだけでもたいへんで、
毎月2000円弱、1年で2万円以上は生理用品に費やしていたわけで、
それを当たり前のこととしてやっていた自分を、
誰も褒めてくれないから、
自分で褒めたい気持ちになりました。


21/4/6(火)市立図書館で本をたっぷり。

2021年04月06日 | はんなん話
今日は、
春休み中も5時まで仕事、という方のお子さんを預かっていました。

午前中は、
「議会改革推進検討会」だったので、
友人に託し、
午後からは、同年代のお子さんを持つ友人たちといっしょに、
子どもたちのあそびを見守りました。

そのときの声。
●新学期が始まるまで長すぎる。
 入学式も始業式も、あと2日は早められるのでは?春休みが長すぎて、新学期が不安。

●公立幼稚園の入園式で、会場に入れるのは保護者ひとりとのこと。
 しかも、2人行ったら門外で待つことになると言われているそうで、入園前から不安、不満があるという。「密」にならない方法で、笑顔のスタートにできないのだろうか。

あそびながら耳にする声は、
日常に関わることが多く、大切にしたいです。

3時からは、図書館に移動し、
久々に雑誌やら紙芝居やらエッセイやらをあれこれ手に取り、
楽しみました。
いつもは、借りたい本をさっと選んで借りるだけでしか利用していない図書館ですが、
私の他にも、孫といっしょに来て自分の読書をしている方もいて、
本好きの子どもと過ごす図書館タイムの楽しさを感じました。

図書館は5時で閉館ですが、
エントランスを活用して、図書館閉館後もサラダホール内で過ごせる空間づくりが予定されています。
早く実現してほしいと思いました。

図書館内では、
今年度阪南市で使用される、
小中学校の教科書が展示されていました。




館内で閲覧できます。

21/4/5(月)今週の「事務所フリートークday」&スケジュール

2021年04月05日 | はんなん話
道に桜の花びらが敷き詰められている光景が
あちこちで見られる季節になりました。

今週は、
小中学校の入学式、始業式があり、
いよいよ新学期のスタートです。
新しい生活が希望にあふれるスタートになるよう、
心から願います。

今週も、
「事務所フリートークday」、
時間が合えばご利用ください。


【スケジュール】
5日(月)10時〜12時 浅井事務所
   「事務所フリートークday」

 12時〜14時30分
 「たんぽぽのコーヒーカフェ」
  今日は最初の30分くらい行けるかな

6日(火)9時30分〜 市役所3階
   「議会改革推進検討会」 
   私は委員なので出席します。

7日(水)10時〜12時 こどもセンター
   「開放日」 
   おやこであそべます。
   午後も引き続きあそぶ予定です。

8日(木)10時〜 市役所3階
   「議会広報編集委員会」
   私は委員なので出席します。

9日(金)15時30分〜18時 
   「事務所フリートークday」

  19時〜20時30分 尾崎公民館
 「財政非常事態宣言にかかる説明会

10日(土)13時〜14時30分 まもる館 
 「財政非常事態宣言にかかる説明会」


コロナ感染症への不安は消えませんが、
できることは継続できるよう、
努力していきたいと思います。


21/4/4(日)池江璃花子さん、すごい❗

2021年04月04日 | はんなん話
今日開催された「東京五輪代表選考会」を兼ねた水泳の日本選手権で、
白血病から復帰した池江璃花子さんが、
100メートルバタフライ決勝で優勝されたというニュースを見ました。


どんなにつらい日々を過ごしてきたかと想うと、
ただただいっしょに泣けました。

すごい精神力、とかいう言葉では済ませたくない「人間力」を、感じました。

優勝後のコメントも、
1人の「ひと」として尊敬できる言葉でした。

「こんな人でありたい」と憧れる人は、
だいたい同年代より年上の人が多いですが、
若い世代でも、刺激を受け、
目標に向かって「努力」し、
諦めずに夢を叶える人でありたいと、
改めて思いました。

私だけでなく、
多くの人がいっしょに泣き、
勇気と希望と感動を与えてくれたことに感謝し、
「がんばろう」と思ったことでしょう。

私も、まだまだ「できるのに努力していないこと」があることを痛感します。
がんばるぞぉ〜❢


21/4/3(土)サラダホールで大満足の舞台を観る

2021年04月03日 | はんなん話
今日は、
昨年6月に鑑賞するはずだった、
「La stradacompany(ラ・ストラーダカンパニー)」の「サーカスの灯」に、
10ヶ月ぶりに出会えた日でした。


昨年は、
コロナ感染防止のための緊急事態宣言で、
サラダホールが閉館していたり、
宣言解除後も会場の定員の半数という人数制限があったりして、
上演を延期した作品がいくつかあり、
今年に入ってからは、
2月に3作品、3月に1作品、
そして今日と、
鑑賞が続く「しあわせ時間」を過ごしました。

今日の「サーカスの灯」は、
世界中でその実力を認められている「La stradacompany」のChangとLONTOが魅せる、
ドキドキの技や、会場を巻き込む笑いの技、
そして、会場から場面場面で自然におこる手拍子や拍手など、
ステージと観客がひとつになった時間でした。

舞台には、
和紙でできたサーカステント。


光があたると影が揺れ、
幻想的な雰囲気と、軽やかな音楽で、
心地いい時間を過ごしました。

あちこちに和紙を使っていますが、
それぞれ用途や目的によって、
産地や硬さを変えて注文するそうです。
そんな背景を知ることも、
舞台鑑賞の魅力です。 

コロナ感染防止対策を十分にするため、
小ホールでの予定を大ホールに変更しての今日。
ゆったり鑑賞することができた上に、
小ホールとは違い、
大ホールの舞台はやっぱり華やかで、
観客とのやりとりもダイナミックで、
演じる側も観る側も、
満足度の高い舞台だったことと思います。

終了後の舞台の、
青いライトの下のサーカステントも、
風情があってすてきでした。


またぜひ再会したい舞台です。

21/4/2(金)第2期阪南市総合戦略(冊子)のパブリックコメントを見て

2021年04月02日 | 議員

議員には、議会事務局内に「連絡箱」というのがあって、

各課からのさまざまな連絡や発行物、また市民団体等からの案内などが届きます。

今日は、
策定前に市民の方からいただいたパブリックコメントへの回答が入っていたので見てみました。


詳しくは、
阪南市ホームページで確認していただけますが、
パブリックコメントがすごーくよくて、
共感できる内容なのに、
市からは相変わらず「左記(市の考え方及び対応)のとおり対応いたしますので、記載は原案どおり(一言も変えない)といたします。」というコメントで、
ていねいに読み込んで、
的確に指摘された意見に対して、
不誠意な回答だと思いました。

例えば、





パブリックコメントは、
「市民の意見は聞きました。ご意見のとおりですが、原案は変えるつもりはありません。今後、参考にするということにします。」
という回答しか用意していないのか、と思うほど、
素っ気ない扱いです。

意見を出される方は、
「今後の参考にしてほしい」と言っているのではなく、
「原案を修正したり、書き加えたりしてほしい」と思い、
提案されていると思います。

応えられない意見や、
的はずれな意見ならしかたありませんが、
「ご意見のとおり」と思われるなら、
どんな形でか、意見を活かす対応を望みたいです。
せめて、「どういう形でご意見を活かせるか、検討します。」とか、
原案の表現を一部修正するとか、
「原案どおり」ではない形を考えるのが、
「パブリックコメントの成果」ではないのでしょうか。

確かこれ、
前回の厚生文教常任委員会でも発言したことなのに、
何にも変わらないんだなあ。

パブリックコメントも、「公民協働」の1つの方法のはず。
市民の市政への参加として、
もう少し、いただいた意見を活かす工夫を、
ぜひ考えてほしいです。

他にも、
「阪南市自治基本条例推進委員会」からの「協働の指針の策定に関する基本的な事項」という答申もいただきました。
また、ゆっくり読んでみます。



21/4/1(木)今日から4月🌸「桜の園」に行きました。

2021年04月01日 | はんなん話
いつもにも増して、
日にちがすぎるのが早いと感じられるこのごろ。
桜も、あっという間に満開になりました。

今日は、花見と春休みのあそびを兼ねて、
桜の園に行きました。




桜は、満開をちょっと過ぎ、
時折吹く風で花吹雪となり、
足元は桜のじゅうたんが敷き詰められていました。




今日は、
かまどで火をおこし、飯盒でご飯を炊いて、
ファイヤー場で自由な焼き物を楽しみました。



 
食べ終わった子どもたちは、
崖を登ったり、工作をしたり、
思い思いにあそび始め、
夕方まで、飽きることなくあそび続けていました。

桜の園は、
4月号の広報はんなんや、
「おかあさんチョット」で紹介されたこともあってか、
何も持たず、散歩ふうに訪れる方も数組いらっしゃり、
これから夏にかけて、
利用が増えるかも、と感じました。

桜の園の魅力は、
来て、過ごして、感じる魅力です。
私が選ぶ「阪南市らしい場所ナンバー1」です。