今日は、
昨年は、
光があたると影が揺れ、
またぜひ再会したい舞台です。
昨年6月に鑑賞するはずだった、
「La stradacompany(ラ・ストラーダカンパニー)」の「サーカスの灯」に、
10ヶ月ぶりに出会えた日でした。
昨年は、
コロナ感染防止のための緊急事態宣言で、
サラダホールが閉館していたり、
宣言解除後も会場の定員の半数という人数制限があったりして、
上演を延期した作品がいくつかあり、
今年に入ってからは、
2月に3作品、3月に1作品、
そして今日と、
鑑賞が続く「しあわせ時間」を過ごしました。
今日の「サーカスの灯」は、
世界中でその実力を認められている「La stradacompany」のChangとLONTOが魅せる、
ドキドキの技や、会場を巻き込む笑いの技、
そして、会場から場面場面で自然におこる手拍子や拍手など、
ステージと観客がひとつになった時間でした。
舞台には、
和紙でできたサーカステント。
光があたると影が揺れ、
幻想的な雰囲気と、軽やかな音楽で、
心地いい時間を過ごしました。
あちこちに和紙を使っていますが、
それぞれ用途や目的によって、
産地や硬さを変えて注文するそうです。
そんな背景を知ることも、
舞台鑑賞の魅力です。
コロナ感染防止対策を十分にするため、
小ホールでの予定を大ホールに変更しての今日。
ゆったり鑑賞することができた上に、
小ホールとは違い、
大ホールの舞台はやっぱり華やかで、
観客とのやりとりもダイナミックで、
演じる側も観る側も、
満足度の高い舞台だったことと思います。
終了後の舞台の、
青いライトの下のサーカステントも、
風情があってすてきでした。
またぜひ再会したい舞台です。