~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/2/3(日)「市長のタウンミーティング IN防災コミュニティセンター 」

2019年02月03日 | 議員
サラダホールでは、
子育て中のおやこを対象にした、
「絵本で育むふれあい講座 絵本ミュージカル」開催中でしたが、
途中で、
お隣の防災コミュニティセンターで開催の
「市長のタウンミーティング」最終日に参加しました。


参加は、
市長はじめ前に6名、
会場内に職員の方5名、
議員が6名(浅井・畑中議長・中村議員・上甲議員・河合議員・渡辺議員)
市民の方が27名
という会場でした。

今日のタウンミーティングでは、
長く市民活動や地域で活動されている方の発言も多く、
発言のひとつひとつが、
重みのあるものでした。

いくつか紹介すると、
●尾崎に新しく生まれる認定こども園は私立なのか。そもそも認定こども園には、デメリットも多く、賛成できない。
➡「財政が持たないことがあり、私立にお願いしたい。公民がラウンドテーブルで話し合うことで、質の向上をはかっていく。」
という市長の回答でしたが、これまで公民の運営や質に関しての話し合いはされていないのに、ラウンドテーブルという手法でそれが機能するとは思えないし、誰がそれを主導できるのかを考えると、「それなら安心です」などとは、とても言えません。まだまだ深慮してほしい部分です。

●29年度決算をもとにした財政の話では意味がない。30年度決算を資料にしたタウンミーティングはあるのか?
➡31年度予算は、2月18日に出る。新年度の事業がスタートしたら、タウンミーティングも考える。

●指定管理、民間委託ということは、今より安い金額で事業が行われるということ。それで今以上のサービスになるのか?
➡社会教育施設については、たとえば地域に権限移譲して、住民が主導的に関わったりすることも考えられる。また、図書館などは、1つを充実させるより、市民協働により、市内にいくつかあることが必要ではないか、とか、単にどこかの民間業者に渡すのではないあり方を考えている。

●阪南市にはあそべる場所が少ない。そんな中、桜の園は、地味だが人気のある場所である。廃止になると聞いて、アダプトや市民協働で継続できないか要望書も出してきたが返事がない状況である。
➡借地料がかかる事業については廃止としている。代替も含め、検討していく。要望に対し返事がないのはよくないので、対応していく。

●財政状況が悪いことは前からわかっていたはず。放っておいた行政職員、チェック機能が果たせなかった議員の責任は大きい。市民の知恵を借りることや自主財源の確保をもっと積極的にすべき。市長は、もっと具体的に施策を語るべき。
➡実際財源がないので、予算は縮減するが、サービスの広がりは考えていきたい。市長は、夢を語らないといけない。今の大変さを今後の突破口にできるよう、後ずさりすることなく進める。

●ヤマダ電機跡地は、耐震できていない市役所を移転しては?
➡議論の中では出ている。

●箱作公園は、ニーズがあってできたものではないが、お金をかけて作り、改修もした。桜の園は、ニーズもあり、市民から協働の申し出もあるのに、90万ほどの予算もつかない。
アダプト事業では、ごみ用のビニール袋を買う予算がなく、4月まで待ってほしいと言われてもいる。一方、ヤマダ電機跡地には、毎日9万の借地料が発生して、売るために弁護士にもお金を使っている。よく考えてほしい。
➡アダプト事業でのごみ袋の件は、確認する。

●財政の悪化は、ムダな箱モノ行政に責任がある。議員も市政のチェック機能を果たさなかった責任がある。12月議会での報酬削減の否決も、市民には腹立たしい。ぜひ見直しをしてほしい。ヤマダ電機跡地については、思いきった策を実行しないといけないと思う。
➡ヤマダ電機跡地については、もう少し待ちたいことがある。それがダメだったら、次の段階に行く。

●議会への疑問がたくさんある。日程のこと、条例の改定や委員会のまとめなど、どうなっているのか?
予算のカットは結局サービスカットであり、市民への負担が大きいということだと思う。
➡議会についてはここで回答するわけにはいかないが、議員には出た意見としてお伝えする。

簡単なメモからの報告なので、質問も市長の回答も、一言一句正確ではありませんが、
だいたいのポイントとしては、
こんなところだったと思います。

また、市からタウンミーティングの報告としてまとめたものが出されましたら、
取り上げさせていただきます。

タウンミーティング全回参加議員は、
浅井と河合議員でした。
毎回の議員への厳しい意見は、しっかりこの耳で聞きましたので、
お伝えし、今後に生かしていきます。

今回は、
改めて、市民が「協働」をしっかり念頭に置いて発言されていることを感じました。
行政は、その思いや提案を受け止めていく動きをして行くべきだと感じました。