今日は、
市の社会教育団体の人権研修で、
子どもNPOはらっぱが講師の推薦をしたテーマでの研修でした。
「地域で支える子どもの育ち」という演題で、
日本福祉大学子ども発達学部教授 渡辺顕一郎さんにお話しいただきました。
●保育需要の伸びが上昇。特に1・2才児の保育利用率が急速に伸び(平成21年28.5%→平成29年45.7%)、今年度中に50%を越える予測。
●現状のウラに、所得の低さ(30代の平均年収300万)。共働きせざるを得ない現実。
●本来、子育てという営みは、世代を越えた子育て経験の受け渡しと、子育て現役世代の支えあいを中心に成り立ってきた。
●現代の母親は、子どものあそびを誘導したり、子ども同士の関係に介入しすぎる傾向があり、子ども自身の他者への関心や交渉能力の育ちを削いでいる(先回り育児)
●学童期の子どもたちは、新たな発見や物事を完成させる喜びを経て、「勤勉性」を獲得する。
●学童期に育みたいのは、「できた」「誰かの役に立てた」という「有能感」「役立ち感」
そして、
「子育て支援」とは、
「親の養育能力を高める」「家庭における子育てを強化する」という意味よりも、むしろ「地域や社会全体で子育てを支える」という意味として理解するということ。
子どもが自発性を持つための発達の基本は、支援者がまず、受容すること!
勇気が湧きました‼
市の社会教育団体の人権研修で、
子どもNPOはらっぱが講師の推薦をしたテーマでの研修でした。
「地域で支える子どもの育ち」という演題で、
日本福祉大学子ども発達学部教授 渡辺顕一郎さんにお話しいただきました。
●保育需要の伸びが上昇。特に1・2才児の保育利用率が急速に伸び(平成21年28.5%→平成29年45.7%)、今年度中に50%を越える予測。
●現状のウラに、所得の低さ(30代の平均年収300万)。共働きせざるを得ない現実。
●本来、子育てという営みは、世代を越えた子育て経験の受け渡しと、子育て現役世代の支えあいを中心に成り立ってきた。
●現代の母親は、子どものあそびを誘導したり、子ども同士の関係に介入しすぎる傾向があり、子ども自身の他者への関心や交渉能力の育ちを削いでいる(先回り育児)
●学童期の子どもたちは、新たな発見や物事を完成させる喜びを経て、「勤勉性」を獲得する。
●学童期に育みたいのは、「できた」「誰かの役に立てた」という「有能感」「役立ち感」
そして、
「子育て支援」とは、
「親の養育能力を高める」「家庭における子育てを強化する」という意味よりも、むしろ「地域や社会全体で子育てを支える」という意味として理解するということ。
子どもが自発性を持つための発達の基本は、支援者がまず、受容すること!
勇気が湧きました‼