しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

森の話、環境の話。(4/21*金)

2006-04-21 | 人間大好き!
昨日は高校の総合の授業で環境の話をしてきた。
私が環境問題に関心を持ったのは
1羽のカワセミとの出会い。野鳥好きな人たちの中では
野鳥を好きになるきっかけを作った鳥のことを
別名“きっかけ鳥”とも云っている。
初めて出会った時のイメージは鮮烈で、
河原を散歩している時に
突然、私の目の中にキラキラ光る
セルリアンブルーの羽の色が飛び込んできた。
そして、今度は私のすぐ目の前で空中飛翔しながら
何度も川に飛び込む姿。その時の私は、今思い返すと
アホのように口を開けて見とれていたに違いない。
これを運命の出会いと云わずして何といおう!

授業では、そんな私と野鳥との出会いから森の話、森の役割、
グループになって“森からの贈り物”のことを考えてもらった。
私たちは森からいろんなものをもらっているのだが
世界の森はあと50年しか持たないと云われている。
最大の原因は先進国の商業伐採。

たとえば木の気持ちになって、
たとえば森で暮らす生き物たちの気持ちになってみると
いかに人間中心に森が失われているのか
見えてくるのかもしれない。
若い世代の高校生に、少しでもそんなことを
考えてもらえたら私としてはとってもうれしい!
(写真は昨日の授業風景)