しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

カラスの行水。(10/31*月)

2011-10-31 | 野鳥大好き!

朝は雨がぱらついていたので午後からのお散歩。
歩き始めの浅野川で、ハシブトガラスを中心に
ハシボソガラスも入れて20羽くらいいたカラス。
観ると水浴びを楽しんでいるようでした。




それがお散歩を終えての帰り道、
カラスの数は120羽くらいに増えていて
そのにぎやかなこと!ちょっと圧巻。
この場所にこんなにたくさん集まるカラスの姿も珍しい。

都心では、もう姿が見れなくなったと言う
ハシボソガラスも金沢では普通に見られます。


鎮守の森ギャラリー2011。11/3日(祝)~6日(日)

2011-10-31 | イベントのお知らせ!


今日は、11/3~6日まで開催の「鎮守の森ギャラリー2011」
展の作品展示に出かけていました。
気がつくとあっという間に5時間が過ぎていました。
昨年に続き、友人たちと3人のコラボです。
今日は雨模様でしたが、会期中は晴れるといいな。

場所は、金沢市郊外の里山の会場10ケ所で行われます。
今回、私たちは会場に八幡神社を選んで展示しました。
また展覧会が始まったら、いろいろな内容をご紹介します~☆
お時間がある方は、散歩しながら
山の自然を感じつつ歩いて回ると楽しいと思います。

秘境ブータン幻の蝶を追う。(10/30*日)

2011-10-31 | 生き物大好き!
ブータンに日本の蝶の専門家たちが、幻の蝶を探しに行く・・
という番組を、先ほどNHKでやっていたので興味深く見ました。
昨日、ブータンの写真展を見に行ったのでまるで偶然のような番組。

40年前までは国交を閉ざしていたこの国は
独特の文化を持ち、それを大切にしています。

蝶の専門家たちは、きっとこの幻の蝶はブータンの
原生林に住んでいるのだろうと想像するのですが
実際に現地の人の案内でその蝶が生息する場所に行ってみると、
その場所は人が暮らす村のそばだったのでした。

*幻の蝶、ブータンシボリアゲハ。

*限られた時間の中で産卵の様子まで発見することができました。

*これがブータンシボリアゲハの幼虫。

5軒80人が暮らす近くの村では、
冬の薪のために5本の木を切り倒しますが
人の胸以上の高さで切るので、その木は生き続けて
また新たな枝を伸ばし続けます。
木が切られて明るくなった森に、この蝶の
食草のカンアオイが育っているのがわかりました。

「森があるから我々は生きていけるし、
他の生きものたちも生きていける。
木は必要最低限しか切らない・・・」現地の人の言葉は、
私が今まで知って来た先住民の考え方と同様のものでした。
自然の恵みの中で共に生きる・・このルールは、
本来、我々人類が守るべき掟だったような気がします。

そのルールを無視した中で暮らす我々と、
そのルールの下で生きている彼ら。
どちらが賢い生き方なのかは云うまでもありません。
そんな後者の生き方に、いつも私は強く惹かれてしまいます。

この貴重な蝶がいることを、ブータンの環境の
専門家を目指す若者たちに手ほどきする日本の一行たち。
その国の自然や生きものを保護していくのは彼らなのです。

ヒマラヤを望むブータンという国の自然環境と森の素晴らしさ、
日本の蝶の専門家たちが託す思い、この蝶の存在を通して
自国の素晴らしさを改めて知るブータンの人たち。

自然と人の理想的な暮らしがブータンにはありました。
愚かな先進国がここから学ぶことできれば素晴らしいのですが・・。
久しぶりにいい番組を観た満足感がありました。


幸福の国ブータン。(10/29*土)

2011-10-30 | アート大好き!
富山県福光美術館でやっている関口照生写真展
「幸福の国ブータン」を見てきました。
ブータンは、先進諸国がGNPを掲げるのに対して
国民総幸福のGNHを掲げている国です。
国民の9割が農業をしているということも
自給率が4割にも満たない日本からすれば
特筆に値すると思います。

命を養う食べ物を自分で作るという
人が生きる基本型が農業にあるとするなら
原発事故を起こしている私たちの国は、
一体、今どこにあるのでしょうか?

関口氏が捕らえたシーンを大きな布に印刷した展示は
まるでブータンという国に迷い込んだような錯覚に捉われます。
宗教、寺院、祭事、視覚的などれもが
私たちの国とは違う彩りを放っていました。

その彩りの中に、人類が目指すべき指針が
見え隠れしているように感じました。

センボンヤリ。(10/28*金)

2011-10-28 | 植物大好き!
*あら!よく見るとタンポポじゃないよ。

今日は大学の授業の日。
高台にある大学を車で登っていくと目についたのは
陽に照らされたタンポポの花。印象がきれいだったので、
車を置いてカメラを手に坂道を少し下りました。


しかし、タンポポの綿毛だと思ったのに
そばまで近づくと白い綿毛のタンポポではなく、
茶色の綿毛のタンポポの偽物???
この綿毛、触るとタンポポの綿毛よりコワい感じ。
はて、この子はだぁれ?


家に帰ってさっそく調べてみると、
やっと見つかりました!これはセンボンヤリの綿毛。
キク科の多年草で春には白い小さめの花を咲かせ、
閉じると花びらの裏側が紫色をしているので
ムラサキタンポポとも呼ばれるそうだ。
秋にはヤリのような花茎を出すところからこの名がついたそう。
北海道から九州にまで分布しているらしいが、
今まで私の家の周りでは、見かけた記憶がない!
それとも見落としていただけなのか?
タンポポだと思い込んでいたのか?

へぇ~、知らないものが自分の周りには
まだまだたくさんあるような気がする。
こんな発見があるから面白い。
来年の春には、ぜひこのセンボンヤリのお花、
ムラサキタンポポを眺めてみたい~☆


花豆の美しさ!(10/27*木)

2011-10-27 | 家庭菜園大好き!
ちょうど昨年の今ごろ訪れたのは長野県の菅平。
そのとき宿泊したペンションでいただいた
花豆をこの春に山の畑に植えてみました。

「この豆はここらあたりでないとうまく育たないみたい」
ペンションの奥さんにそう言われていたので、
期待もせずに植えたのですが・・・
数は少ないのですが、ちゃんと実りましたよ!
さやから出すとき、相変わらずドキドキしてしまう色の種です。

*来年はもっと上手に増やしたいな。
 花色は濃いオレンジ色の花豆。
 私の好きな豆ナンバーワンに躍り出る日も近いかも!

昨夜は、たくさんの野鳥が周りに集まっている不思議な夢を見ました。
図鑑で眺めている鳥がいっぱい!あっちにもこっちにも。
夢見た場所は、木がたくさんあったからきっと森の近くだったのでしょう。
朝はその余韻の中で卯辰山をお散歩~☆
でもまだ冬鳥も到着していない様子に、ちょっとガッカリ。

足下に、大きなヌメリイグチを見つけました。
持ち帰ってみましたが、ちょっと古かったみたい。
そばに出ていた小さな二本は新しかったので
お豆腐のみそ汁に入れました、美味しかった!

そして、今年もリンゴの季節がやってきました。


長野から贈っていただいたのは
真っ赤すぎるほどの色のリンゴ、紅玉。
二つに割ると蜜が入っていてきれい!
とても酸っぱい味の紅玉は、この時期だけ手に入るリンゴ。
うれしいな~♪アップルパイを作ろうかな。
久しぶりにリンゴのシナモン煮も作ろうかな~♪

*他にも畑でとれた野菜もいっぱい詰め込まれていました。
 ちょうど、我家で植えなかった野菜たち。
 美味しくいただきます、感謝!

秋の七草、フジバカマの花。(10/19*水)

2011-10-26 | マイガーデン大好き!
久しぶりに山の畑に出かけると、
友人からいただいたフジバカマの花が咲き始めていました。
万葉の頃から親しまれていたこの花は、
生だと無臭なのに乾燥させると芳香を放ちます。

香り袋に入れたり、家の中に置いたりと
平安時代から、香りのハーブとして活用されていたようです。
私もお花を愛でたあとにはドライにしてみましょう。

そのフジバカマの花にとまったまま
動けなくなった赤とんぼはアキアカネでしょうか。
金沢は、急に気温が下がり虫たちにはいい迷惑!
でもそばで観察できて私はうれしい。

*水生植物ポンテデリアもまだ咲いています。

*こちらにも動けなくなったシジミチョウ。

*グリーンの葉の上に赤トンボ。


今週中に仕上げる作品のために
今日は色を使って創作が続いています。