しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

4月の角間里山ゼミ会。(4/19*木)

2018-04-19 | 角間里山ゼミ会


本年度の角間里山ゼミ会がスタート!
4/19のゼミ会は金沢大学地域連携推進センターの
伊藤浩二先生をお迎えして、今回は、
「能登における持続可能な里山生態系の未来」という
テーマでお話ししていただきました。



能登学舎での取り組みがよく理解できました。
また過疎地における未来への取り組みは
日本中がテーマにしなければならないものです。
この一年も学び合いながら、
それぞれの活動に活かしていきたいものです。



今朝のフィールドではスミレがきれいでした。



アートな雰囲気のホソバテンナンショウも
咲き始めました。この季節のお馴染みさん。
密やかに樹木の中を移動しているオオルリ♂も確認。



今日も八重桜が美しかった!

2月の角間里山ゼミ会。(2/26*月)

2018-02-26 | 角間里山ゼミ会






今日はお昼過ぎから金沢市の会議に出席。
それが終わってから自然史資料館に移動して
2月の角間里山ゼミ会を行いました。

今月のゲストは、金沢大学自然システム学類
生物学コース生態学研究室の大河原恭祐先生をお招きして、
テーマ「北陸地方の渡り鳥の生態について」のお話を聞きました。
鳥のフンから、何の種を食べているか調べる調査など
とても地道な作業を積み重ねてデーターを取るのは大変ですね。
根性がないと投げ出しそうな内容だったので、
さすが研究者はやることが違うな、と思いました。
そのデーターから見えてきたことに基づき、
対処法を考えていくのでとても説得力がありました。

環境保全や野鳥保護、現実にはなかなか難しいテーマですが、
今回のように学びを重ねていきたいと思っています。

冬の青い鳥。(2/18*日)

2018-02-18 | 角間里山ゼミ会




今朝はまた少し雪が積もっていた金沢です。
今日は晴れ間に川沿いをお散歩、ブルーが印象的な
イソヒヨドリ♂が、石を渡って移動しながら
石についている虫を探しているようでした。
北陸の冬は昆虫たちの姿が消えるので、
エサを探すのは大変でしょうね。



帰り道にはまた雪が降り出しました。



カルガモも川でエサ探し。今日も
野鳥たちは逞しく生活していました☆

テーマは「グリーンインフラ」。(1/10*水)

2018-01-10 | 角間里山ゼミ会


金沢大学角間里山ゼミ会の1月のミニ講演は、
県立大の上野裕介先生をお迎えしました。
私はここでお世話役をさせていただいています。
テーマは、自然共生型社会を考える
〜自然保護とグリーンインフラの可能性〜でした。



上野先生のこれまでの取り組みと
その中で見えて来たことの紹介があり、
グリーンインフラという、これまでの自然保護とはまた
違う方向で自然保護を進めていく方法のお話でした。
今回はゼミ生中心に18人が集まり、熱いやりとりとなりました。
これをスタートに、具体的に会を重ねて
活動を進めていく提案もあり、有意義な時間を過ごしました。

地域を変えていくのは自分たちです。
ここでの出会いやつながりを大切に、情報共有をしながら
前に進んでいきたいものだと思いました。

毒キノコの秘密。(11/8*水)

2017-11-08 | 角間里山ゼミ会


11月の角間里山ゼミ会は、金沢大学の自然科学研究科の都野先生を招いて
毒キノコ、ヒトスジシマカ、アメリカシロヒトリ、コウモリの
調査研究から見えて来たことをテーマに、お話ししていただきました。

キノコは何のために毒を作るのか?
キノコの敵は何もの?と
興味深い話を聞くことができました。
それぞれの生きものの習性から見えてくること、
面白い話が盛り沢山でした。
「里山」をテーマに学び合っている会ですが
興味があればどなたでも参加できます。



この日は、石川県自然史資料館の館長さんで
角間里山ゼミ会を作られた先生が、
中国の一風変わったお茶を出してくれました。
最初は小さな枝のような形のお茶の葉が、お湯を注ぐと
少しづつ開いて渋くて味わいのある飲み物となりました。

クマ事情とクマ対策。(9/28*木)

2017-09-28 | 角間里山ゼミ会


金沢大学・角間里山ゼミ会のお世話役をしてますが
9月の定例は石川県立大学の大井徹先生をお迎えして
テーマは「石川県のクマ事情とネバダ州のクマ対策」。



クマの研究をされている先生の話は
とても面白くて、学びのあるものでした。
これまでと違う新しい発見がたくさんありました。
また、行ったことのないアメリカのネバダ州のことも
知ることができました。



今回は15人の参加があり、
質疑応答にもたくさんの手が挙がりました。



発見しましたよ!先生の洋服はクマの模様。
黒いお髯も印象的で、クマ好きなのが伝わってきました。
参加者からも面白かった!という声が続々と寄せられました。

クマの爪。(8/30*水)

2017-08-30 | 角間里山ゼミ会


白峰民族資料館で見たツキノワグマの剥製。
口を開けていて、とてもリアルな剥製でした。



そして、その爪を観ると、
硬くて大きくて、こんな爪でやられたら
やはり大怪我をするでしょうね。

我が家の猫とは比べ物にならない大きな爪を触って、
その感触を味わいました。



カモシカの剥製もあって白峰では
カモシカもクマも身近な生きものなのでしょうね。

白峰で「里山」を学ぶ。(8/29*火)

2017-08-29 | 角間里山ゼミ会


角間里山ゼミ会のメンバーと白峰を訪れて、
白峰で活動されている山口隆さんからお話を聞きました。



白峰の文化や歴史を後世にどう伝えていくか?
白峰も過疎化の波に逆らえず、人口が減りつつあります。
そこをどう乗り越えていけばいいのか?
私たちも山口さんのお話をお聞きしながら考えました。



後半は場所を白峰民族資料館に移して
白峰の歴史と文化を学びました。
山口さんの説明で深く知ることができました。



終了後は、みんなで雪だるまカフェに行って
わいわいと話しながら名物の「おろしうどん」を食べました。
とても印象に残った「里山」の学習となった一日でした。


金沢大学薬用植物園を見学。(7/19*水)

2017-07-19 | 角間里山ゼミ会


昨日の夕方は金沢大学の薬用植物園に集合して
7月の角間里山ゼミ会を行いました。
角間キャンパスにある植物園を見て学び楽しもうというもの。
私は訪れるのは二回目でした。
植物は季節によって出会えるものが違うので、いつでも楽しい。
この日は12名が集合して、この植物園を管理している
佐々木先生に案内をしていただきました。





漢方薬で有名なマオウ(麻黄)は、ここでは多く栽培実験されていて
日本では薬効のあるものがなかなか育ちにくいそうです。
マオウ(麻黄)はマオウ科のマオウなどの地上茎を乾燥したもので、
漢方的には、発汗、鎮咳、利水の効能があり、
発熱、頭痛、咳嗽(せき)、喘息などに用いられているので
わたしたちには近しい漢方になりますね。
どんな植物か、見て触ることで親しくなれます。



チョウセンアサガオの花。



タツナミソウの仲間。



みなさん、説明を聞きながら興味津々です。



遅咲きのベニバナ。刺が硬くてとても痛かったのですが
それも実物を見ないとわからないもの。
私のイメージではベニバナは花束にできるイメージでしたが
花束にするだけで血だらけになりそうですね(笑)



観賞用のバナナの花は異国情緒たっぷり。

実ったプラムを試食されていただき、
夕刻の楽しい時間を過ごしました。
ガイドしていただきながら、先生からいろんなお話を
聞かせていただき、今回もとても充実した時間となりました。



最後にこの日の感想を一言づつ話してもらい、終了としました。
次回は8月、また「里山」を学べる楽しい企画にしたいと思っています。