ピカソのシール。(1/31＊木）

どこからエアメールが来たのだろう？
と思って中を見ると、
あらっ、金沢に住む友人からでした。
中から出てきたのはピカソのシール。
きっとどこかの美術館のおみやげです。
おちゃめなセンスが微笑ましい友人の顔が浮かびます。
パブロ・ピカソはあまりに有名な画家。
私もいくつか好きな作品があります。

先日から風邪をひいてしまって、今ちょっと体調悪し。
でも今日は午前中仕上げの仕事があったのでそれをやってから
今度は夜の輪読会のためのレジメ作り。
今回は自分が担当なので簡単に休めなかった～。
明日はまた山中行きです。頑張らなくちゃ！

山中塗りの町へ。(1/30＊水）

(少し早めに着いてお散歩するとビワの花の
いい香りに包まれました。でも、寒かった～！）

金沢から往復、車で約３時間。お仕事で石川県立
山中漆器産業技術センターまで行って来ました。
ここには山中塗りの展示室や研修館もあって
なかなか充実した施設となっています。

(展示室では、山中塗りの工程が学べます）

今回で招かれて３回目。漆器商店の方々に
パソコンでパンフレットのデザインの指導役でした。
初めて使う専門のソフトは難しいだろうに
みなさん熱心に制作されていました。
今まで何人もの漆器商店の方々にお会いしましたが
とても真面目に漆器業に向き合われている
雰囲気が伝わって来てきます。


ちょっと風邪気味で体調があまり良くなかったのですが
何とか無事に今日のノルマは終了することができました。
あさっては仕上げの日で、また出かけますがこのお仕事は、
短時間で集中力を使い切った心地よさが残ります。

野鳥つながり。（1/29＊火）

野鳥がご縁でお知り合いになった方たちが
東京や四国から金沢市を訪ねられたので、
昨夜は懇親会をしました。

加賀料理を食せるお店で選んだメニューは
加賀レンコンを使った蓮蒸し。ドジョウの唐揚げ、
白子の天ぷら、お刺身の盛り合わせ、
白エビのかき揚げ　などなど。

そして、今日は金沢市長さんへの表敬訪問。
何故だか私もお付き合いすることになったので
撮影を担当することにしました。

いろんな人たちと出会いながら
人はみな自分の人生を歩いているわけですが
人との出会いが、いつも新鮮な空気や風を
私に送ってくれているような気がします。
そんな風に吹かれながら、
これからも歩いていきたいな。

東京からのお客さまは８５才の方。
毎年トキを見に中国へ行かれているそうです。
トキのかわいいバッジをプレゼントして下さいました。

雪景色とピンクの雲。（1/27＊日）

日曜日でしたが、今日は仕事の打ち合わせが入っていたので
いつも通りに朝のお散歩、それから
打ち合わせのための仕事をしました。


朝のお散歩では、雪景色がとてもきれいでした。
雪の結晶も見えてキラキラしていました。
昨晩、ずいぶんと冷え込んだようです。

打ち合わせのお仕事は環境教育のための紙芝居のイラストです。
量が多いので時間のかかる仕事になりそうですが
打ち合わせは、気心の知れた仲間とだったので
ワイワイと私もアイデアを出しながらの
楽しい打ち合わせ時間となりました。


帰り道は、非常勤で教えにいっているデザイン専門学校の
卒制が金沢２１世紀美術館で展示中だったので
それを鑑賞してきました。まだ１月ですが、
何だか時間がどんどん流れていくのを感じます。
帰り道、空にはピンク色の雲が浮かんでいました。

きれいだったなぁ！

創作の森へ。（1/26＊土）

雪が散らつく日。
今日は山の工房で作品づくりをしました。
寒さのせいか私の他には年輩の男性がお一人だけ。
私は前回の続きで、銅版に修正を入れて
刷りの続きをしました。
細かい工程なのですが
これは体で覚えていくしかないですね。

工房のある高台からの雪景色。

工房の近くの木にぶら下がっていたウスタビガの繭。
雪の白さの中で、ひときわ鮮やか！でした。
何だか親しい友人に出会った気分です。
もちろん背伸びしてゲット！家に持ち帰って
部屋の中の３個と見比べてもダントツの美しい繭でした。

ダイサギ。（1/25＊金）

雪の中、朝のお散歩です。
寒いけど歩いているとだんだん体が温まって来るのがうれしい！
ついでに川に飛び込むカワガラスや潜りの達人
カワアイサたちから元気をいっぱいもらいます。

アオサギがいつも休んでいる場所で
今日はダイサギがとまっていました。
サギの仲間、お散歩道ではコサギ、アオサギが常連さんで
たまにダイサギ、ゴイサギが見られます。


誰もいない河原を歩くと
「僕の前に道はない、僕の後に道はできる」
という私の好きな高村光太郎の詩を思い出します。
だってほら、雪の上に私の足跡だけが・・・。
芸術家として自分だけの生き方を求めた光太郎。
詩も素敵だけれど、彼の彫刻にも私は惚れ惚れします。

野鳥のエサ台。(1/24＊木）

この冬、雪が少ないのでついつい出しそびれていたエサ台。
今朝、玄関の戸を開けると真っ白に雪が吹雪いていたので
慌ててエサ台をお庭に出したのでした。
今までは柿を枝に刺していたので
メジロやウグイス、ヒヨドリが来ていました。
お腹をすかせた野鳥たちに
冬場だけのほんの少しのプレゼント！

気温が低いせいか、舞うような粉雪です。
沈丁花の花の蕾も雪に埋もれていきそうです。
今日は結晶の形が見えそうな雪でした。

早咲きの桜。(1/23＊水）

いつもの散歩道。早咲きの桜があったのを思い出して
見上げると、もうちらほらと咲いているではありませんか！
いつもより暖かいこの金沢の冬は、
雪もあまり積もらずにきました。花たちも調子が狂うのかな？
昨年は、そばの梅の花とこの桜の花との競演が見事でしたが
今年は桜の方がリードしています。
こんなふうに、毎年同じような風景だと感じていても
よく見ていると、やっぱり風景は違っているんですよね。


山道を登りきると、今日も遠くの山々が美しい！
ウソの柔らかい声に耳を澄ませてみます。
カワラヒワやメジロの声もにぎやかでした。


花木園の急な坂道を上りきると、ここは風の通り道。
ここではいつも風が何かをささやきながら通り過ぎていきます。
ほんの少し、風との会話を楽しむ時間。
風は、いつも私の心の中で気になる存在なんです。

ソシンロウバイ。(1/22＊火）

兼六園で見つけたもうひとつの黄色い花は
ソシンロウバイ（素心蝋梅）。
黄色く、まるで鑞細工のような花びらから
つけられた名前だといいます。

下から覗き込むとこんな感じ！
梅の名が付くだけあって、いい香りがする花です。
思わずクンクンしてしまいました。


ひとつ地面にこぼれていた花を
そっとポッケに入れました。

マンサクの花。(1/21＊月）

ほんとに寒かった昨日の兼六園探鳥会。
まだ梅の蕾も固そうでしたが、
この花はちゃんと咲いていました。
黄色いマンサクの花。満年豊作を祈って
花弁が踊る姿に例えられたとか。

それで今朝は、山の散歩道にあるマンサクの花も探してみました。
まだ冬景色のこの花木園では、このマンサクの木は
縄で縛られたまま、しかも、枯葉が付いたままなので
誰も花の存在に気づかないかもしれません。

近づいてみると、しっかりと
赤いマンサクの花が咲いていました。

オレンジ色の方は、今から咲き出しそうな気配です。
マンサクの花は確かに踊っているような動きがある花に見えますが
花が咲きだす時は、紙テープが折りたたまれているように
くるくると花びらが飛び出して来る感じなのですね。


赤い花はかすかにいい香りがします。
黄色い花は、あまりいい香りではなかったです。
花の色で香りが違うことを去年知りました。

兼六園探鳥会。(1/20＊日）

毎年恒例、野鳥の会・石川支部の兼六園探鳥会の日でした。
曇り空でしたが気温が上がらず、探鳥をしているうちに
寒さで頭がキーンと来る感じで、
足下もどんどん感覚がなくなって来ました。
それでも観光客には人気らしくて、あちこちで
ガイドさん率いる団体さんといくつもすれちがいました。
今日の兼六園で見れた鳥は２８種。参加者は４６名でした。
スポットライトは、キクイタダキとカワセミ、
カイツブリのペアだったでしょうか。

そのあとは、これも恒例石川支部の新年会！
全員で自己紹介したあと、イスとりゲームや
野鳥ビンゴゲームなどでワイワイ楽しんだり、
昨年度の年間鳥合わせ、野鳥グッズの
オークションでにぎわいました。

(N氏作のヒバリシギのバードカービングは
　８５００円でセリ落ちました）

(野鳥タオルやバンダナも人気でした）

春を告げる花、オオイヌノフグリ。(1/19＊土）

（今日の空はこんなだったよ！）
お天気のいい日には、
タンポポの黄色い花も見つけたけれど
私に春を告げにくる花はこの花、オオイヌノフグリ。
ヨーロッパ原産の帰化植物だけど
もうすっかり私の中の春告げ花。
小さな（７mm～１０mm）ブルーの花が何ともかわいい！

今日のお散歩では、カワアイサ♀が大きな魚を捕まえながらも
大きすぎて飲み込めず、ずいぶん格闘していました。
最後には何とか呑み込めたようで、おめでとう！

トビが何かを狙って何度も川面を狙うのですが
双眼鏡でのぞくとそれはコンビニ弁当の容器で
私にもトビにもがっかりの風景でした。
川面でがっかりしながら
水を飲んでいるトビの姿がありました。

子犬と３人の子どもたちが無心に遊んでいる風景に出合い
どちらもあまりにかわいくて、
しばらくの間眺めてしまいました。
「幸福な時間」ってああいう時間を言うのだろうな。

今朝のお散歩。(1/18＊金）

一週間が過ぎるのが早い！
もう今日は金曜日なんですね。
金沢は雪が降ったので雪景色の中。
最近は気温が低くて、家の中にいても吐く息が白い！
朝のお散歩も空気が冷たくて道は凍てついています。
それでもやっぱり気持ちがいいな～！

マガモが冷たい川の中に顔を突っ込んでいました。
私はフワフワしている雪に顔を突っ込んでみましたが
鼻が冷たくなっただけでした！
ヒヨドリがイイギリの赤い実に集まって来ていました。

狛犬が雪で目隠しされていて、広がった鼻がイヤに印象的です。

帰り道、ウソの群れが近くまでやってきました。
♂の赤いほっぺを久しぶりにしげしげと眺めました、かわいい！

(最後は雪の精が描いたアートです）

ガラスの家。（1/17＊木）

月に何回か工房に出かけている。
同じ工房で作品づくりをしている人の中に
ガラス作家の方がいた。
作品と名前は知っていたけど、本人がこの場所で
作品づくりをしている人だとは知らなかった。

小作品を特別に分けてもらえると聞いて
私もひとつ気に入った色の作品を手に入れた。

ガラスは光を透すときれい！
光の加減で色も変化する。
こんな家に住めたらいいな。
こんな家に住んでいるのは妖精かもしれないね、
なんて想像の世界がどんどんふくらむのでした。

氷のアート。（1/16＊水）

(羽のはえた蝶人？）

(とても大きな透明なクモ！）

(羽のはえた恐竜がダンスを踊っているよ！）

今日はお昼頃、雨の中を歩いていると
大きめのブルーの鳥が目に入りました。
久しぶりに見るオナガの群れ！
数えると１７羽もいました。カラスの仲間なのですが
雨の中、群れで木にとまっている姿はきれいです。
飛び方もなかなか華麗ではありませんか。
カイツブリやゴイサギの成鳥、若鳥もいて
朝の常連さんとは違う顔ぶれでした。

昨日の朝も同じ道を歩いたのですが
すごく冷え込んだ朝で、水たまりには氷が張っていました。
この氷の表情、好きなんですよね～！

ひとつ一つの氷の模様が違っていて
いろんなものに見えてきます。
いくつか気に入ったものを写してみました。

時間が経てば消えてしまう芸術。
最後は子どもの頃のように足で氷を割って遊びます。
犬の散歩をしている人が、
私の一人遊びを不思議そうに見ていました。
帰り道は散歩で顔見知りになった人と出会って鳥談義！
いつも双眼鏡をかけているせいか、
けっこう人から鳥のことを尋ねられることがあります。