しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

農薬ネオニコチノイドの恐さ!(11/30*日)

2014-11-30 | 生き物大好き!

今日は「ネオニコチノイド系農薬を考える」というテーマの講演会があるのを
facebookで知っていたので出かけて来ました。
主催は、河北潟湖沼研究所。理事長の高橋さんのあいさつがあり
NPOダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議理事の水野玲子氏が講師でした。

ミツバチが消えたと云うニュースで
農薬ネオニコチノイドのことは知っている人も多いと思いますが
1990年代に登場した新しい農薬で現在世界で一番使われている殺虫剤です。

この農薬の特性は神経毒性であり、残留性が強く浸透性が高い農薬です。
EUでは、このことを知り使用禁止にしましたが
日本では規制なしで認知度も低く、残留基準の暖和さえされようとしています。

日本の農薬使用料は世界でもトップクラス。
中国、韓国に続いています。この現実もなかなかショックなものでした。
日本が農薬をここまで使う理由は、日本の企業の多くが農薬を作っているから
農薬メーカーと農林水産省などが結託しているらしい。
国が動かないのは原発問題とよく似ている。
命よりも経済お金が大切なのだ。

講師がアップした、この映像。稲の水滴をのんだミツバチが
コロリと死んでしまったこの映像が、世界では大きく取り上げられたという。
しかし,日本国内では知られていない。


私が思っていた以上に恐い現実を知りました。
国が動かないので市町村や農家、市民が動き出しているそうです。
何の問題にしても声をあげない日本人!と世界では皮肉られていますが
ひとり一人が意思表示をすることが大切ですね。
それにはまず事実を知るところから始まるのでしょうね。
今日はとても貴重な勉強をさせていただきました~☆

2014ざぶん展へ。(11/29*土)

2014-11-29 | アート大好き!

石川県立美術館・広坂別館で行われているのは
ざぶん展。11/28~30まで展示されています。
お時間のある方はぜひどうぞ~☆
全国から公募された子どもたちが水をテーマに地球環境などを書いた文章に
作家やアーティストが額や絵を提供するというものです。


私も〆切に追われながら小作品を二点提供しました。
毎年参加してるイベントです。



今年も無事に表彰式を迎え、
私も表彰のお手伝いをしました。
ざぶん大将は、小学二年生の男の子でした。



審査員、来賓は委員長の月尾嘉男氏や審査員の安倍龍太郎氏、
金沢市長や馳議員の方々が並んでいます。
式も終って外に出ると,街の中はクリスマスの
イルミネーションがキラキラ光っていました。

幼児絵画教室。(11/28*金)

2014-11-28 | アート大好き!

今日は幼児の絵画教室を頼まれていたので
出かけてきました。前もって担当の先生と打合せ。
イラストを提供してお面づくりとぬり絵をしました。
思っていたより小さな子どもたちが多かったのですが
お母さんと一緒に楽しそうにクレヨンを使っていました。
優れもののクレヨンは赤ちゃんが口に入れても安全なもの。

あっという間のにぎやかで楽しい時間となりました☆


地面を染める11月の色。(11/27*木)

2014-11-27 | 自然大好き!

ムラサキシキブの実が美しかった。

今朝は久しぶりにゆっくりと散策。
地面にはたくさんの落とし物。

赤く染まった場所はサザンカの咲いている場所。
ハラハラと赤い花びらが散っているのです。

大きなヒマラヤスギの下には雄花が転がっていました。
まるで生きもののよう。

金色に染まる場所は銀杏の木の下。
いつの間にか木は裸になっていました。


今日はコガラの群れがにぎやかでした。
黒い帽子をかぶったコガラちゃん。
そばにはよく似た黒いネクタイを締めたシジュウカラの姿もありました。

【青森県知事選】 脱原発運動の市民たちが候補擁立!

2014-11-26 | 原発関連ニュース
【青森県知事選】 脱原発運動の市民たちが候補擁立!
田中龍作ジャーナルより


沖縄知事選は久しぶりにうれしいニュースだった。
失われた自然や生きものはそう簡単には元に戻らない。
それに続いて脱原発の道を切り開いていく日本であってほしい。
ウソだらけの自民党,安倍政権は本当に危険だと思う。
この地震の多い国で最も危険な原発を再稼働させようとしている。
福一も事故は今だに修復していないし、
核廃棄物の行き先もない状態。
経済を上げたところで命が失われれば意味がない。
こんな愚かな路線を歩む政治家はいらない!

真っ赤なリンゴが到着!(11/25*火)

2014-11-25 | 食べもの大好き!

毎年この時期に我家に到着する真っ赤なリンゴ。
あまりに美味しくて他のリンゴは食べれないくらい。
知人のおじさんの長野の伊那市のリンゴ農園で作られたもの。
蜜がいっぱいでジュシー。
いつの間にか周りの友人たちにも広まって
いつしかみんなの分も頼んでます。

さぁ!明日から美味しいリンゴ生活が始まるぞ~☆

君が僕の息子について教えてくれたこと。(11/24*月)

2014-11-24 | 人間大好き!

今朝、出かける準備をしていて何気なくつけていたTV。
それが今日の一番の感動でした。

自閉症の青年東田直樹さんのドキュメンタリーでした。
いつの間にか惹き込まれてしまい、最後は胸が熱くなりました。
自閉症の人とはこれまで関わりがなかった私ですが、
一見して障害者と受け止めてしまう私と実際の彼の持つ能力(思考や感情)の隔たりは大きく、
この番組を見ているだけですが、彼の存在や自閉症というものが少し理解でき、
自分の中の偏見(*コミュニケーションの手段がわからない、理解できないだろう)
が消えていくようないい番組でした。
実際の親でさえ理解に苦しむと云うのですから他人では当然かもしれませんが。
何といっても東田直樹さんの純粋な言葉が胸を打ちます。
そして、遠く離れた国の作家との邂逅が素晴らしい。

この番組の解説は以下・・・・
いま無名の日本人の若者が書いた1冊の本が世界20カ国以上で翻訳され、ベストセラーになっている。タイトルは「The Reason I Jump」(日本題:「自閉症の僕が跳びはねる理由」)。著者は、当時13歳の東田直樹さん、日本で7年前に出版された、自閉症である自分の心の内を綴ったエッセイである。自閉症者自らが語る極めて画期的な作品だったが、ほとんど話題になることはなかった。それがなぜ突然、7年もたって、遠くイギリスやアメリカでベストセラーとなったのか。
この本を英訳したのは、アイルランド在住の作家デイヴィッド・ミッチェル氏。彼にも自閉症の息子がいる。日本語教師の経験があるミッチェル氏は、東田さんの本を読んでまるで息子が自分に語りかけているように感じたと言う。息子はなぜ床に頭を打ちつけるのか、なぜ奇声を発するのか、息子とのコミュニケーションをあきらめていたミッチェル氏に希望の灯がともった。そしてミッチェル氏の訳した本は、自閉症の子どもを持つ、世界の多くの家族も救うことになった。
ミッチェル氏はこの春に来日、東田さんと感動の対面を果たした。これは、日本の自閉症の若者と外国人作家の出会いから生まれた希望の物語である。

今日は、この番組と出会えたことが私の幸せ。


晩秋のミズバショウ。(11/23*日)

2014-11-24 | 自然大好き!

友人が関わる自然観察会に参加して来ました。
テーマは「晩秋のミズバショウ」。
この時期にミズバショウを観察するのは初めてです。
バスに乗り、小松市の西尾という場所に着きました。
地元では有名な十二ケ滝がある場所でしたが
私は訪れるまで知りませんでした。

もう新芽が出ていたミズバショウ。

小松市の自然保護協会の会長さんが
植物の説明をしてくれて,周辺をグルリと歩きました。

地域やミズバショウについての詳しい説明もありました。

最後に地元のお米のおにぎりやお漬け物、
トン汁などが振る舞われてお腹がいっぱいになりました。
いつも自分がやっている観察会とは味わいが違いましたが
いい勉強をさせていただきました☆


済州島、最終日。(11/21*金)

2014-11-23 | 生態系トラスト協会ニュース

最終日はオー先生の案内で、済州島の南部方面に行きました。
地図を広げて地形を見ながらヤイロチョウの渡りの話や
済州島での生息状況などをお聞きしました。
あちこちに谷があり、牧場があります。
牧草地は無農薬なのでミミズがとても多いようです。
今回は,オー先生に出会えたことで
とても有意義な取材内容となりました。


韓国に滞在中、ずっと晴天だったことに感謝。
空と海と島のある風景。


お昼は、韓国の伝統食をごちそうになりました。
こうしておかずが沢山並ぶのが韓国の食事。
どれもとても美味しい。
こちらに来てマッコリも好きになりました。
その後、大学のキャンパスでオー先生の写真を撮らせていただき、
最後のやりとりをしてお別れしました。
済州島では、オー先生に出会えたことが一番の収穫となりました。


その後、学生のガイドで済州島自然史博物館へ。
シンボルのトルハルバンは守り神。


最後の夕陽は海の見える場所で。
とても有意義だった韓国への取材旅行でした。





韓国で鳥見&自然観察。(11/20*木)

2014-11-20 | 生態系トラスト協会ニュース
朝は少しのんびりできました。
済州島(チェジュ)は今日も晴天。
済州大学の院生のガイドであちこちを回りました。
午前中は渡り鳥の飛来地の終達里(はとり)と城山里へ。
カモ類やサギ類を観察しました。
ここでの目玉はヘラサギでした。
風景が美しく野鳥観察できる場所もありました。
ここでも近くにカササギがそばにやってきて鳴いていました。

今日のランチは、済州島の名物のあわび粥。
韓国では突き出しにキムチやワカメ、かぼちゃ、おひたしなどの
お皿がたくさん並んでお変わり自由でサービスなのです!
食べたいと思っていたあわび粥を食べれて大満足でした。
やさしく滋養たっぷりの味わいでした。

午後からは行きたい場所をリクエストしました。
ノロジカ生態観察園とジョルムル自然休養林です。
遊歩道を歩いて、韓国の自然をたっぷり味わいました。
途中、ツグミの群れを見たりハイタカに追われるシロハラの群れに
遭遇したりしました。うその声も聞きました。

夜はオー先生と院生9人と一緒に名物の黒豚の焼肉をご馳走になりました。
今日は島の西部に行きましたが、明日は南部に向かう予定です。



済州島へ。(11/19*水)

2014-11-19 | 生態系トラスト協会ニュース
今日も早起きをして、金浦空港へ。
そこから飛行機で済州島に向かいました。
韓国の北から南に移動した感じです。
済州島の空港に着くと、今回案内をしていただける
オー先生が迎えに来てくれました。
韓国では何を食べても美味しかったのですが
ここでも美味しい昼食をご馳走になりました。
その後、先生の大学の研究室に行き、ヤイロチョウネイチャーセンターの
展示デザインの内容を伝え、写真などを選ばせていただきました。
途中、ヤイロチョウの最大の天敵であるアオダイショウの仲間といわれるヘビを
研究室で飼っているということで、野外でのヘビの撮影会が始まりました。
予期せぬ展開~☆笑 その後、宿泊所に行く途中で
ヤイロチョウが繁殖していた環境に立ち寄りました。
韓国では、こちらが思っていた以上にヤイロチョウが繁殖しているようで
会長もびっくりの内容の話がいくつもあり大収穫だったようです。
途中でノロジカの姿を見たり、繁殖期のノロジカの声を聞いたりもできました。

韓国カワウソセンターへ。(11/18*火)

2014-11-18 | 生態系トラスト協会ニュース
今朝は5時に起きて、待ち合わせ場所の龍山駅へ。
ソウル大学に通う日本人の研究生オカモトさんにガイドしてもらって
中村会長と韓国カワウソセンターに向かいました。
そこはソウルから北朝鮮の方向で電車の中からも
どんどん外の気温が下がってきているのがわかりました。
到着して駅の外に出たときは金沢の冬のような気温で
外は霜と霧で白かったです。

昨年6月にオープンしたというカワウソセンターは
まだ新しい建物で約三億円をかけて建設され、
郡(県)が管理している施設です。
話をしているうちに保護されているカワウソの赤ちゃんが
職員と一緒に歩いてきましたがその姿のかわいいこと!
まるでじゃれる子犬のようでカワウソが
こんなにも人に懐く生き物だとは知りませんでした。

その後、屋外でカワウソが飼われているゲージを見学しました。
カワウソは夜行性なので昼は寝て過ごしているようです。
今日は特別にゲージを覗き込み、目を覚ましたカワウソたち
が池で泳ぎまわる様子を見せていただきました。
その姿のかわいいこと!カワウソが自由に泳ぎまわる姿を見たのは
初めてで、その動作がとても興味深かったです。

気がつけばお昼を過ぎていて
この地域の名物料理で有名なタッカルビという
鶏肉の焼肉のお店に連れて行っていただきました。
私には少し辛かったけれど美味しい食事でした。
食堂の周辺ではカササギが何羽も飛び回っていました。

無事にソウルに到着!(11/17*月)

2014-11-17 | 生態系トラスト協会ニュース
約2時間かかって関西空港から韓国の金浦空港に到着。
金浦空港からはバスに乗り、80分くらいでソウルに着きました。
海外に出かけると、入国審査があり、
そこで思いがけず時間がとられてしまいます。
やっと審査を終えて手荷物を受け取りました。
韓国は晴れ、気温は金沢くらいでした。

しかし、バスに乗るのも一苦労で日本語が通じず、
韓国語はみんな中華丼の模様にしか見えず困っていると
少し日本語がわかる乗客の方に助けられて何とか目的地で降りることが出来ました。
しかし、こんなに近いお隣の国の言葉が分からないなんて
改めて韓国語が自分から遠かったこと、日本語とは共通するものがなく
理解しにくい文字であるを思い知りました。
タクシーに乗れば簡単な移動ですが思いがけずバス利用で
言葉の壁を感じたわけでした。何だか新鮮なカルチャーショックでした。

ソウルのホテルに着いてから少し周辺を散策。
歴史のあるタプコル公園に行き、歴史ある通りの仁寺洞を歩いてみました。
明日は早朝にホテルを出発して、ソウル大学で研究過程を学んでいる
日本人の学生さんにガイドしていただき、
アジアで唯一というカワウソセンターに出かけてきます。
ソウルより北にあり、北朝鮮に近い場所で
とても寒い場所だそうです。防寒具を準備して出かけてきます。
*今回はパソコンを持参してこなかったので
 写真は日本に帰宅からアップします。

大阪自然史フェスティバル、無事終了!(11/17*月)

2014-11-17 | 生態系トラスト協会ニュース
11/15.16の自然史フェスティバルも無事に終了しました。
参加のみなさま。どうもありがとうございました。
関西に住む友人たちも駆けつけてくれました。
久しぶりの再会もうれしかったです。
今回はパソコンを持参していないので
帰ってから写真はアップします。
今日はこれから韓国に取材のため移動します。