しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

お手紙と野鳥の絵。(6/30*月)

2008-06-30 | 人間大好き!
6月も今日で終わり!もう今年の半分は過ぎちゃいました。
このときの流れの早さをどうしましょう!

今日は先日の続きで小学校1年生の残りの
2クラスの授業に行ってきました。
授業内容は前回と同じ、国語の「とりのくちばし」。
純粋で元気いっぱいの子どもたちはほんとにかわいい。
山で出会った鳥の話や熊の話、子供時代に遊んだ
カエルの話にみんな興味津々のようでした。
野鳥クイズにも真剣にチャレンジしてくれました。


今日は先日の1組の子どもたちからたくさんのお手紙と
野鳥の絵をプレゼントしてもらいました。
1年生の子どもたちが一生懸命に書いている姿が見えるようで
ほんとにかわいくてうれしい贈り物でした。

自然の中にこそ、人間の五感を養ってくれるものがある・・・
そんなふうに感じている私は、この子たちがこれから
自然や生き物たちとのいい出会いに恵まれますように!
と願ったのでした。

(プロミナーに興味津々の子どもたち!
 この子どもたちが持つ好奇心がすごく素敵だと思う)

若者たちへ。(6/29*日)

2008-06-29 | 人間大好き!
(ロックフィエスティバルの会場には
  地球環境を願う若者たちの七夕飾りが!)


(金沢のライブハウスで!これ私だよ。照明で
 顔がとんでいるのがブログにピッタリ!笑)

梅採りに行く予定でしたが、金沢は
朝からあいにくの雨で予定はキャンセル!
後日に延ばすことにしました。

夜は金沢のライブハウスで若者たち企画の
ロックフェスティバルがあり、その場で地球環境の話を
依頼されていたので行ってきました。
バングラディシュに学校を作ろう!というNGOの方にも会い
偶然、お顔見知りだったのでその場で話すことができ
また新しいつながりができそうです。

さて、何を話そうかずっと思案して来たのですが
簡単に私が関わっていること、地球環境の深刻さ、
まず知ること、行動すること、伝えることの大切さを話しました。
このイベントを企画した若者の「同世代に環境問題を投げかけたい!」
という想いに応えたわけですが、予想していたより若者たちは
みんな真面目に話を聞いてくれて私も感激でした!
あとでお話すごくよかったです!なんて
言いに来てくれた男の子までいました。

そういえば私も高校生の頃、ストーンズやビートルズに
夢中なロックンロール大好き少女だったのです。
平和を訴え続けたジョン・レノンの「イマジン」なんかは
アーティストとして尊敬出来る人と作品だし
いつ聞いても心に沁みる曲ですよね。

地球環境の現実を知って人は二通りに分かれる。
もうダメだとあきらめる人と
あきらめずにできることを見つけて行く人。
さて、あなたはどちらでしょう・・・
これは若者たちに投げかけた私からのメッセージでした。

野草を食べてみよう!(6/28*土)

2008-06-28 | 自然大好き!

子ども向けの探鳥会企画、今日は2回目でした。

(まずみなさんにご挨拶!)

前回は「森に実のなる木を植えよう!&バードウォッチング」、
今回のテーマは「野草を食べてみよう!&バードウォッチング」
でした。参加者は全員で27名、子どもたちの参加も多く
お天気にも恵まれ、ワクワクうれしい始まりとなりました。

この時期、森の中の野鳥たちは子育ての時期なので
種類は多くは見れませんでしたが、草を摘みながらの
森の中での散策はとても気持ちがよかったようです。

途中、森の中にカニがいたら
カニ釣りタイムもお楽しみタイム!で入れてみました。
参加者同士で仲良くなれるワークショップ形式で進め、
なるべく知らない人と五人グループになってもらい
共通点探しをしてもらいました。
大人も子どもも入り乱れてのいい感じです!
野鳥の会の支部の仲間たちには、図鑑を見せながら
好きな野鳥を紹介してもらいました。



最後は収穫物を天ぷらやおひたし、飾りなどに利用しましたが
みんなは大きな発見と驚きがあったようでした。
人気と驚きのナンバーワンはキクラゲだったでしょうか。
ツユクサのおひたし、生花の飾りにも驚きの声が!
ある子は、キクラゲは今まで海のクラゲだと思っていたとか・・。
子どもにとっても大人にとっても楽しい時間となったようで
みなさんの笑顔がキラキラしていました。


(この森には海にも続く道があります)

終わってからは森の中で見つからなかったカニを池で見つけて
子どもたちの盛り上がりは続いたのでした。

今日のメニュー
天ぷら・・・タンポポのお花、シロツメクサのお花、ヨモギ、
ニセアカシアの新芽、オオバコの葉、ツワブキの茎
おひたし・・・ツユクサ
酢の物・・・キクラゲ
お豆腐に生花で飾付け・・・ツユクサの花、ハマダイコンの花

やってきたアオバズク。(6/27*金)

2008-06-27 | 野鳥大好き!
今朝も卯辰山をお散歩!
曇り空なのがありがたいお天気でした。
ホトトギスやヤブサメ、キビタキたちの声を聞きながら
咲いているお花も楽しみます。

ネムノキの花は見た目も香りも優しく、
触っても優しいお花、鼻を突っ込んで楽しみました。

先日訪れた高知県では私の手笛に応えてアオバズクが
鳴いたり、そばまでやってきたりしたのですが
ここ卯辰山ではまだ反応なしでした。

ところが・・・・今日手笛を何気なく吹いてみると
どうでしょう!三方向から
アオバズクの声がするではありませんか。
っていうことは今頃この場所にたどり着いたのでしょうか?
仕事を終えた夕方、声のした場所で手笛をして待ってみました。
反応ないなぁ!と思っていたら少しはなれた場所から
アオバズクの声。そしてそばにやってきた鳥を見てびっくり。
ちゃんとそばまで来てくれました。
私の小さなデジカメで写した画像。
しみじみその姿を鑑賞させてもらいましたが
あとで人が歩いて来るまでたっぷりと
二人だけの?時間を過ごしたのでした。
離れた場所で鳴き続けていたのはきっと♂のアオバズク。
この子は全然鳴かなかったので♀だったように思います。

鳥のくちばし。(6/26*木)

2008-06-26 | 野鳥大好き!
今日は小学校一年生の授業に招かれて行ってきました。
授業は国語の教科書に載っている『鳥のくちばし』。
担任の先生と何回か打ち合わせを重ねて
流れを作ってきました。

もう子どもたちは教科書も暗記しているらしく
みんなで文章を大きな声で読み上げてくれました。
その元気のいい声に思わず笑っちゃいました。
だって本当にかわいかったんですよ!

(授業後もプロミナーをのぞき込む子、羽を持って
風の感触を楽しむ子と盛り上がりは続いていました)

それから双眼鏡やプロミナーの紹介。
私の鳥見の宝物を詰めたリュックサックの中味も紹介!
図鑑やノート、拾ったきれいな鳥の羽、大きな鳥の羽、
熊避けの鈴、友人にもらった鳥のぬいぐるみ、
鳥の声を録音したもの、バードコール、軍手、ウスタビガのマユ、
などなど。みんな興味津々の顔をして
一生懸命宝物を見てくれました。

その後、イエス・ノークイズ。
鳥のクイズを出して、全員にイエスかノーの場所に
移動してもらいます。そのあとでクイズの答をお話します。
もう元気いっぱい!私にとってもアッという間の楽しい時間でした。

他の生き物たちは、私たちにとても大切なことを教えてくれる存在。
そんな野鳥や生き物たちに寄り添える心が
今の社会にはとても大切なような気がしています。

(最後に鳥の写真絵本をプレゼントしました)

アカテガニ。(6/25*水)

2008-06-25 | 生き物大好き!


普正寺の森の中を歩くと
この季節出会えるのはアカテガニやクロベンケイガニ。
昨日も森の中をアカテガニ♂がスタコラ歩いていました。

夏の夜の大潮の日に海に出て産卵をするらしい。
そういえばこの森は海にも近い場所にある森。
こんな環境がどんどん少なくなってきているので
アカテガニなども希少種になっているようです。
一度産卵するところを見てみたい!

海辺に出ると、ハマヒルガオや
ハマボウフウの花が咲いていました。



砂の上では、まるで水たまりのように
アリが大量死していたのですがこれは何故?
死んだアリを生きているアリが運んでいる様子でした。
あり~?って思ったのは私だけだったのでしょうか。

野草を食べる!(6/24*火)

2008-06-24 | 植物大好き!
今週土曜日に「森を作ろう!学ぼう!遊ぼう!」という
子ども向け探鳥企画の第二回目をするので
現地の下見に出かけてきました。

前回は子どもたちと「森に実のなる木を植えよう!」と
植樹をしました。今回は「野草を食べてみよう!」なので、
森の中で食べれそうな野草を探して歩いたのでした。

野草に詳しい友人にもお願いして仲間と3人で森の中を歩きました。
候補にあげていた野草を探しましたが、その場所に
たくさんあったもの、そこにはなかったものいろいろでした。


(コムクドリが口にくわえていました。人にとっては毒でも
   鳥たちにとっては好物の実は他にもたくさんあります)

森の中ではヒョウタンボクの赤い実があちこちに実っていて
思いがけず、コムクドリの群れに出会うことができました。
近くに20羽くらいいたでしょうか。
多くの巣立ちビナも一緒で本当にかわいい顔をしていました。
♂の親鳥が巣立ちビナにエサを与えていました。

当日は、ツユクサのおひたし、ツユクサのお花、オオバコ、ツワブキ、
キクラゲ、ヨモギ、ドクダミ、シロツメクサ、ニセアカシア
などを利用してみるつもりです。さて、どんな食味になるのか・・
さっそく友人と試食会をしてみたのでした。

食糧自給率の低い日本の国はかなり危うい国と云われています。
野草を食べることで、これからのサバイバルを
乗り越えられるかもしれませんよ。
お近くの方は是非ご参加下さいね~!

(森の中ではクルミの実が大きくなっていました)

クラゲ。(6/23*月)

2008-06-23 | 生き物大好き!

昨日の夕方、金沢へ帰る途中に白尾の海に寄りました。
ここは能登の千里浜なぎさドライブウェイに続く浜です。
波打ち際まで車で走れる場所は日本広しと言えども
なかなかない場所だと、いつだったかラジオで
ユーミンが語っていました。
アサリ採りが出来ないかな~と思ったから寄った浜には
誰もいなくて波打ち際を歩くと小さなクラゲが
あちこちに打ち上げられていました。
その色がきれいだった。

そういえば、水族館で見たクラゲの乱舞いも
シュールな絵のようでした。

イルカと握手。(6/22*日)

2008-06-22 | 生き物大好き!

昨日の夕方出発して能登島に行ってきました。
昨年お義母さんが亡くなられてから忙しくなってしまい
久しぶりの能登島行きでした。
いつも笑顔で出迎えてくれたお義母さんのお顔がないのが
まだ信じられない思いでした。
昨夜はゆっくりお義兄さん夫婦と一緒に過ごし
今日は中2の娘のリクエストで能登島水族館に行ってきました。
今回印象に残ったのはイルカ!イルカショーでの華麗な泳ぎっぷり
と愛嬌ある芸に拍手でした。流線型の体型が美しい。


今回は、イルカに直接触れ合える企画にも参加して
イルカに触って、見て、エサ(サバの切り身)もあげました。
こんなに近くで見るのは初めて!
イルカの目を覗き込むと何とも優しい目をしていました。
今度生まれて来るときはイルカがいいなぁ!
海で捕まらないように家族と平和に暮らせたらいいな、と
やっぱり水族館のイルカにはちょっと同情。

能登島の海では今、野生のイルカが家族で住み着いているのを
知っていたので、あとで観察ポイントに行ってみました。

いたいた!野生のイルカが3匹、
のんびりと遊泳している姿を眺めました。
今日はイルカと親しくなれたような気がした日でした。

哀れヤブヤンマ。(6/21*土)

2008-06-21 | 自然大好き!
19日に梅雨入りしてから金沢では蒸し暑い日が続いています。
晴れ間はもう夏のように暑いですね。
今日は自転車で走っていると、トンボが道に落ちていました。
自転車を止めて、見てみるとどうも羽化したばかりの
ヤブヤンマ♀のようです。上手く羽化出来なかったのか、
羽化したてでフラフラしているところを踏まれてしまったのかは
わかりませんが、目が少しつぶれて胸の下でお腹がちぎれそうでした。
でも近づくと少し動いていたので街路樹の上にそっと置いたのです。
これではエサをとれないだろうから短い命でしょう。
透明に輝く羽が美しくて、何だかそれがまたかわいそうでした。


いつもの山のお散歩道はもうグリーンの世界!

今日はキノコを見つけてクンクンすると、いい香り!
マツオウジ(食)でしょうか?でもよくわからないので
惜しいけど食べるのはやめときましょう。
この季節は、アジサイがやっぱりきれいだな。

映画「ヒマラヤを越える子供たち」(6/20*金)

2008-06-20 | 映画大好き!
金沢では今、チベット問題についてのイベントが
あちこちで企画されています。前回はネパール協会の
副理事さんを迎えての講演に参加したのですが、
今日は「ヒマラヤを越える子供たち」という
ドキュメンタリー映画の自主上映+ダラムサムに滞在して
いるチベット仏画絵師の田上さんの講演に友人と出かけてきました。


今の中国では、チベット人の子供たちは中国政府の統制下で
教育を受けることが出来ません。チベット人の親たちは
子どもたちを愛するが故、案内人に子どもたちを託し6.000m級の
過酷なヒマラヤ山脈を越えてダライラマの元に届ける旅をさせます。
ダライラマの元には亡命してくる子どもたちのための教育機関が
作られていてチベット人としての教育が受けられるからです。
親の愛情を知っている子供たちは、それに応えようと
命がけの旅に出かけます。途中で命を落とす子、凍傷になる子、
中国政府に見つかってしまったらもう終わりです。
案内人もチベットの未来を子どもたちに託し、命がけで
子供たちを守り無事にインドにたどり着けるように助けます。

ダライラマは、弾圧されていたとしても中国を憎んではいけない。
憎いと思う自分の心、その感情こそが敵なのだと教えているそうです。
そして、普通わたしたちは生きるために「祈る」、
しかし、チベットの人たちは「祈る」ために生きるのだと言う。

「祈り」、チベットのために一人でも多くの人が祈ってほしいと
言った田上さんの言葉が印象的だった。彼女は涙をこらえつつ、
ダラムサラで起こっていることを話してくれたのだった。

映画の中でチベットから亡命して来た子供が
「中国を憎まない、彼らも同じ人間だから」と言った言葉の中に
ダライラマのチベット仏教の精神が生きているような気がしたのでした。

隅田川の花火。(6/19*木)

2008-06-19 | 植物大好き!
お花好きの友人からいただいたのは
「隅田川の花火」という名の紫陽花の花。
そう云われれば花火のような咲き方をしていますね。
山の畑に植えようと思っていましたが
玄関先に置くと、メダカの水槽に影を作ってくれて
なかなかいい感じ!しばらくこのまま鑑賞することにしました。

メダカと言えば、毎日のように卵を産んでいるので
せっせと卵を別の水槽に移し変えています。
そうしないと水槽の中では親メダカたちが
卵をみんな食べちゃうからです。

今日はクワの実と梅の実を採って果実酒に漬け込みました。


そばでは栗の花が咲いていて
タテハチョウが蜜を吸いに来ていました。

今日の金沢は蒸し暑い梅雨そのもののお天気でした。

初夏の花。(6/18*水)

2008-06-18 | 植物大好き!
今年も咲き出した小さな朝顔
「小花紫流し」とは、私の命名です。
白と紫色のバランスが咲く花によって違うので、
とても楽しくてきれいな朝顔。
私のお気に入りのこの花は、
もう毎年お庭で咲き続けています。


ピンクのタチアオイのお花も今が見頃。
ハイビスカスといいアオイ科のお花は結構なんでも好きです。

朝のお散歩、今朝は初めて竹林から姿を見せたイタチに会いました。
いつも人の足音のように
ガサゴソ聞こえていたのはこの子だったのでしょう。
毛が光にあたって金色に輝いて見えました。
竹林の中を金色に素早く歩いていく姿をいつまでも見送りました。
またいつか会えるでしょうか。先日はタヌキも見たし
カモシカだって近くに来ているようです。


お散歩の帰り道、浅野川の流れがほんとに涼やかで
思わず立ち止まってしばしの間、眺めていました。

ドクダミの花。(6/17*火)

2008-06-17 | 植物大好き!
今年もお庭で八重のドクダミのお花が咲きました。
数年前ご近所さんからいただいたものです。
普通に咲いているドクダミのお花より
華やかな感じがいいですね。

子どもの頃このドクダミの匂いが嫌いだった~!
独特の異臭のする草。
「ドク」という名がついているので
てっきり毒の草だと思っていた。
最近の子どもはドクダミの香りを知っているかしら?

(こうして見ると普通のドクダミだってけっこうイケてる)

今はドクダミ茶もけっこう好きだし
この季節、時間があったら
ドクダミを刈って陰干しして
手作りのドクダミ茶を仕込んでみるのも
けっこう楽しいんじゃないかと思う。

卯辰山菖蒲園。(6/16*月)

2008-06-16 | 植物大好き!
     (クモも菖蒲のお花見かな?)

もう朝のお散歩が暑い季節になってきました。
いつもの登り道を汗を拭きふき歩きます。
時折り、木陰から吹いて来る風が心地いい。
この風を感じるために歩いているような気もします。

今日は卯辰山の山中でカワセミを見かけたのですが
こんな場所で会うなんて少し驚き!でもよく考えてみれば
歩いている山道の横は小さな谷になっているのでした。
もしかしたら山の崖に巣があるのかもしれません。

高い木立のそばを通るときに
ヤブサメの大きな声が聞こえました。
立ち止まってみると、木陰の下の電線にとまって
口を開けてさえずっている姿が見えます。
私はヤブサメの声にすっぽりと包まれた状態、
まるで細かい鈴の音が上から降り注いでいるような感じでした。
今日の一番素敵だった時間。


帰り道、卯辰山菖蒲園では菖蒲の花が満開で
その空間だけがパープル色の世界になっていました。

いつもは人が来ないこの場所に、この時期だけは
あちらこちらからお花見の人がたくさんやってきます。

この菖蒲のパープル色の季節を
私も存分に楽しもうと思っています。