しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

運動会。(5/31*水)

2006-05-31 | 人間大好き!
今日は下の娘の運動会でした。
小学校での最後の運動会です。
リレーの選手だったので昨夜は
『緊張するな~』と言っていました。
運動会へ見に行くと子どもたちが赤組と白組に別れて
一生懸命に応援合戦をしていました。
1年生から6年生まで、今まで練習して来たいろんな競技を
披露してくれて、見ているだけでも微笑ましく楽しかったです。
子どもたちの元気な姿っていうのは見ていてあきませんね。

プログラム最後のリレーは選手がみんなかっこ良く見えました。
娘のチームは残念なことに最下位でしたが
チームの中に足の速い男の子がいることを聞いていたので
その走りっぷりのよさに惚れ惚れしました。
早い子は見ていると無駄な動きがなくフォームもきれいです。
勝っても負けてもみんな満足そうな顔をしていました。
晴天に恵まれたこの日、
運動場のクスノキがみんなの姿を見守っていました。

アゲハの卵。(5/30*火)

2006-05-30 | 生き物大好き!
裏の家の庭に30cmくらいの
カラスザンショウの木が生えてきています。
きっとどこからか種が運ばれて来たのでしょう。
カラスザンショウは油断するとあっという間に大木になる木です。
葉には独特の香りがあってこの香り、私は好きです。
アゲハの食草なので、私としては要チェック。
3日程前に卵が産みつけられているのを見つけたので
今日また見に行くと、小さな幼虫になっていました。
そして隣に新しい卵も産みつけてありました。
アゲハの成長の過程を眺めるのが好きです。
どんな種類のアゲハに育っていくのか楽しみです。
裏のお家の人がこの木を切ってしまわないように
密かに願う日々が始まります。
(写真*卵と孵ったばかりの幼虫)


紫欄の花。(5/29*月)

2006-05-29 | 植物大好き!
最近、あちこちで目につくのはこの紫欄(シラン)の花です。
子どもの頃から見慣れた花ですが、
その頃は山や野辺で見かけました。
最近は公園や庭の植え込みでよく見かけます。
公園で見るより、野山で会うほうが
うれしいのはどうしてなんでしょうか。

一時期よく聞いた歌にこの紫蘭の花が出てきます。
その歌もこの写真の花のように、
雨の日と紫蘭の花が重なって出てきました。
紫蘭という名はその花色から来たらしいですが
近づいて下のほうから覗き込んでグッとアップで見ると
蘭という名がついたのがよくわかります。
『こんな花、知らん』なんて言わないでくださいね!(笑)

背後猫。(5/28*日)

2006-05-28 | 猫大好き!
久しぶりに登場の我が家の猫です。
仕事をしていて、ふと後ろをふり向くと
いつもミュー♀がこんなふうにそばに座っています。
台所で食事の支度をしていても、
いつの間に来たのかいつもそばに来て座っています。
我が家には3匹の猫がいますが
いつも私にくっつきまわるのはこの子です。
知らない人にはちょっと用心しています。
名前を呼ぶといつもちゃんとお返事も出来ます。
小さなネズミのおもちゃが好きで「投げて!」と言いにきます。
投げるとうれしそうに捕りに行ってネズミを口にくわえて戻ってきます。
小さなこどものように何度も「やって!」とせがみます。
今もパソコンの前に座る私の膝に乗ってきて
おしゃべりを始めました。

『最近、すごくヒマなの。
何か面白いこと一緒にしようニャ~。
この部屋から脱出して冒険にも行きたいけど
この前、網戸を壊してからしらさんも私との知恵比べで
壊されないように工夫して来たニャ~。
今度はどこから脱出するか今、思案中よ!楽しみにしててね~。
そいでもって、遊んでくれないんだったら
美味しいごちそうで気を紛らわせてくれてもいいニャ~。』

ヨコヅナサシガメ。(5/27*土)

2006-05-27 | 生き物大好き!
子ども絵画教室の今日は
近くの公園でスケッチをすることにしました。
こどもたちが公園の中で見つけた花や木を
スケッチブックに描いていきます。

そこで見つけたのが桜の木を歩き回っていた2cmくらいのこの虫。
跡をつけると、ぐるぐると幹の周りを回っていきます。
しばらく目を離してまた見てみると今度は
反対側の幹でもう一匹加わって交尾をしていました。
さっき歩き回っていたのはどうやら♀のようです。
♂の方が一回り小さくて派手な色をしています。
子どもたちが「学校の校庭の木でも見たことあるよ!」
といっていました。どこにでもいる虫なんだと思い
家の図鑑で調べましたが、同じ虫は見つかりません。
形から見てカメムシに近い仲間だと思ったのですが・・。

今度はインターネットで調べてみました。
ついに見つけた名前は『ヨコヅナサシガメ』。
どうやら外来種で入り込んだらしく、最近の温暖化の影響で
日本では北上して勢力を広げている虫らしい。
ちょっと古い家の図鑑に出ていなかった訳がわかりました。
中国原産で荷物に紛れて日本に入って来たようです。
ながい口は樹液を吸うものと思っていましたが
他の昆虫にこの針のような口を射込み体液を吸うらしいです。
思ったよりどう猛な虫ですね。
在来種が今後どう影響を受けていくのか
まだわからないそうで、外来種の問題は虫だけでなく
日本の野鳥や野生動物たちが抱えている深刻な問題でもあります。

綿の種。(5/26*金)

2006-05-26 | 植物大好き!
先週、県外にいる友人が遊びに来てくれました。
仕事のことや、住んでる場所のこと、ネコ話など
久しぶりに会っていろんな話をしました。
アッという間の時間でした。
離れていてもこうして会うと
遠くに住んでいることも忘れそうでした。

彼女はいつも変わったおみやげを
持って来てくれるのですが今回のおみやげは綿の種でした。
私は白い綿は育てたことがあり知っていますが、
このグリーンと茶色の綿の種は初めて見ました。
彼女は友人からもらったと言っていましたが
どこからか縁あって私の手元にたどり着いたこの綿の種。
娘の小学校の先生に少し分けたら
珍しいので学校の校庭に植えてくれるそうです。
私もうまく育つのを期待して植えてみます。

一番好きな花の香り。(5/25*木)

2006-05-25 | 植物大好き!
この季節にいつも訪れる友人宅があります。
友人宅の近くにはニセアカシアの森があります。

海の近くから風に乗って漂ってくるこの花の香りを楽しんで
森の散歩道を一緒に歩きました。今日はモズのペアがいました。
遠くからカッコウの声も聞こえます。
散歩道に小さなブルーの野鳥の卵が落ちていました。
カラスに狙われたものかもしれません。

歩いている途中の公園でハマナスの花を見つけました。
香りのする花はたくさんありますが、私が一番好きな花の香りは
このハマナスの花です。思いきり顔を近づけて
大好きなこの花の香りを吸い込みました。
そしてなんて艶やかなピンクの花色なんでしょう!
ミツバチが蜜を集めに来ていました。

アオスジアゲハが沖縄の海のようなブルーの羽を広げて
ハマダイコンの花の間を飛び回っています。
ランチのデザートに友人とニセアカシアのおひたしを
つまんだら、ほのかに甘い蜜の味がしました。
ニセアカシアの咲く季節を思いきり楽しんだ時間でした。

金時草。(5/24*水)

2006-05-24 | 家庭菜園大好き!
金沢には加賀野菜といわれる野菜が何種類かあります。
これもそのひとつで名前は『金時草(きんじそう)』。
葉の裏側が紫色した野菜で、ビタミンA、鉄分、カルシウムを含む
夏の健康野菜です。血圧の抑制効果も認められるといいます。
名前は金時イモのような葉の色から名付けられたようです。
とはいっても、写真の方は葉っぱをむしったあとの残骸。
でも強い植物なのでこうして水に漬けておくだけで
根がどんどん出てきます。
我が家では、この根の出た茎を家庭菜園に植えます。
夏にはたくさんの葉が生い茂り食べごろとなるはずです。
さっぱりと酢醤油におろし生姜で食べますが
炒め物や春巻きにも挑戦したことがあります。
ゆで汁のきれいな紫色でゼリーも作れます。
沖縄でも食されているそうです。

あわの正体。(5/23*火)

2006-05-23 | 生き物大好き!
アワフキムシは幼虫時代を泡の中で過ごします。
ハチやクモや鳥に食べられないような工夫なんですね。
昨日載せたあわは“大きいな!”と思っていたら
中から3匹の幼虫が出てきました。
場所が近くてあわがくっついて大きくなったようです。

その中の1匹を指にのせてデジカメで写してみました。
大きさは6ミリくらいです。
お尻がとがってきているので3回くらい脱皮した幼虫です。
草の汁を沢山吸ってそれをネバネバした汁に変えて
空気を混ぜてアワを作っているようです。
これを見て、鳥やカエルのつばだと思っていた人も多いらしく
アワがつばに似ているのでつばきむしと呼ぶ人もいるようです。
最後に脱皮した成虫はノロノロしていた幼虫時代とは
うって変わって俊敏に空に飛んでいきます。

どうですか、イメージどおりの虫でしたか?

あわふきむし。(5/22*月)

2006-05-22 | 生き物大好き!
仕事の打ち合わせが午後になったのでラッキー。
午前中に山を散歩しました。
もう春ゼミが賑やかに鳴いていました。
鳥の声は聞こえますが、
葉っぱが生い茂ってきて姿が見にくくなってきました。
歩いていると汗ばむくらいの暑さです。竹林のそばを通り過ぎると
育ちすぎた竹の子がニョキニョキ空に向って伸びていました。

今日、よく目についたのはアワフキムシの泡でした。
どうして茎に泡が沢山ついているのか、
野山で不思議に思ったことはありませんか。
アワフキムシの幼虫は自分の体を敵から守るためにお尻の方
から泡を出して泡の中に隠れています。泡の中でかくれんぼしている
アワフキムシの幼虫を“見~つけた!”といって泡から出してみるのは
私のちょっと意地悪な?(笑)趣味です。
もちろん、ちゃんともとの場所に帰してあげています。

このアワフキムシの泡の中の正体をまだ見たことのない方は
明日ブログに載せるので、どんな姿格好の虫なのか
想像してみてくださいね。成虫は小さなセミのような
姿をしていてなかなか凛々しい感じです。

ニセアカシアの花。(5/21*日)

2006-05-21 | 植物大好き!
昨日の雨も上がって、今日は全国的に晴れだそうです。
先週は仕事で忙しかったのでのんびりお散歩はできませんでした。
今日はそのぶん、いつもの道をゆっくり歩きました。
途中でチョウを追いかけて道を戻ったりしているので
なかなか前に進みません。(笑)タニウツギの満開の花に
春型のナミアゲハやクロアゲハが蜜を吸いにきていました。
ミツバチも花から花へとブンブン羽音を立てていました。

坂を登るといい香りがしてきました。周りを見渡すと
ニセアカシアの木に白い花がたくさん咲きかけていました。
もうニセアカシアの花の季節が来たんだと思いました。
背伸びをして手に届く枝を引っぱって匂いを嗅いだら
花びらにたまっていた昨日の雨がポロポロと顔にかかりました。
一人で笑いながらニセアカシアの花と遊びました。
と~ってもいい香りです。今度来たときはお花を一房もらって
さっとお湯に通しておひたしにしてみましょう。
甘い蜜の味と、何ともいえぬいい香りが味わえます。

新緑の山。(5/20*土)

2006-05-20 | 自然大好き!
この時期、山に出かけて一番感動するのは山々の新緑の彩りです。
同じグリーンでもこんなにグリーンの種類があるのかと驚かされます。
芽吹きの色とでもいうのでしょうか。
山全体が生きている感じが伝わってきます。
何度も歓声を上げて、見晴らしのいい場所に立って山々を愛でます。
ゆっくりと時間をかけてこの山々を
白い水彩紙に描いてみたい気持ちになります。
今度来た時にはもう風景は違う色になっていることでしょう!
写真でその山の空間がどこまで伝わるのでしょうか。
(写真:医王山の風景 5/14)

キクザキイチリンソウ。(5/12*金)

2006-05-19 | 植物大好き!
今年は春になってから山のあちこちで見かけて
写真を撮っていたのですが、出しそびれていたところ
医王山でまた出会ったキクザキイチリンソウです。

花色は白い花の色のものや
写真のようなうすい紫色を見ましたが
濃い紫色の花もあるようです。
何度出会ってもうれしい花です。
めしべが可憐でかわいい花です。
見たら思わず写真を撮りたくなるお花です。

カミキリムシ?(5/18*木)

2006-05-18 | 生き物大好き!
医王山を歩いていて子どもが『あっ、カメムシ!』
といったので見てみるとカメムシにしてはでか過ぎる。
触角を見た私は『カミキリムシじゃない?』といったのですが
何ていう名前かちょっと調べてみたのですがわかりませんでした。
背中に羽の割れ目がないのも謎です。
しばらく眺めていましたがその間じっとしていました。
道の真ん中に目立たない色でいたので
踏まれないように登山道の脇に置きました。
もしかして、カミキリムシの仲間じゃないのかなぁ?
誰か同じ虫を見たことのある人は教えて下さいね!

チゴユリ。(5/17*水)

2006-05-17 | 植物大好き!
今週は日曜日に行った医王山で出会った生き物の紹介をしています。
今日はチゴユリです。漢字では“稚児百合”と書き、
その姿が小さくて可愛いことから名付けられたようです。

まとまって咲く姿はとても見事で
急な山道の帰り道で出会ったのですが
思わず足を止めてしまいました。
私のイメージでは、チゴユリと言っても
ユリの花とはあまり似ていない気がします。
山には白くて可憐な花が多いですね。
こうして自分で歩いてみて、
ひとつづつ丁寧に出会っていけば
もっともっと山の花とも仲良くなれそうです。
だから、また行きたくなるのでしょうね。