しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

「冬のソナタ」再来。(1/30*火)

2018-01-30 | 映画大好き!


かつて大ブームを起こした「冬のソナタ」を
家族が借りてきたので全ストーリーを
夜な夜な先月から鑑賞してきたのでした。
今夜で最終話を迎えて長いお話が終わりました。

放映当時は観ていたと思うのですが
シリーズが進むにつれて、記憶があやふやになっているので
観ていない回もあったのだと思います。
ストーリーやセリフ、人物設定、撮影ショットなど、
日本人の感覚では「あれっ?」と思う部分も多かったのですが
それをつまみにしながら楽しみました。
主人公たちが着ている服は、タートルネックの服が多く、
首周りをすっぽりと包み込む服装に
寒い韓国の冬の様子が伝わってくるようでした。

私はここ数年で、二回ほど取材で韓国を訪れたので、
町並みや風景なども今回は興味深かったです。
「冬のソナタ」の話のような一途で激しい恋には
もちろん出会いませんでしたが、冬の韓国は寒くて、
ホテルでは床暖房オンドルの設備に感激したこと、
出会った人たちの親切さを思い出しました。
また韓国は、どこで食べた食事も美味で、
キムチやチゲなどの辛さも愛しいものとなりました。
実際にその国を訪れて、自分で肌で感じてみて
初めてその国を知ることになるのだと思います。
観光でなく仕事で訪れたことも良かったのですが、
私にとって韓国は、人も食べ物も印象のよい、
また訪れたい国となっています。
政治家たちの隣国との幼い付き合い方を見ていると、
普通に暮らす人たちの方がよほど親交のセンスと
常識があるように感じます。

映画「湯を沸かすほどの熱い愛」(10/21*土)

2017-10-21 | 映画大好き!


午後から娘を誘って、久しぶりに映画を観てきました。
宮沢りえ主演の映画で、ストーリーは調べずに
タイトルイメージだけで観てみました。
最初から最後まで日常生活を描きつつも
ストーリーがどんどん展開されていくので、
観ている時間は、あっという間でした。
自らも母との別離を経験している主人公に、二人の娘も複雑な生い立ち。
そんなことを全部おかまいなしに大きな愛情で包み込む母としての包容力。
そんな包容力は自分にはあるだろうか?
余命宣告を受けながら、最後の「とき」をどう使うだろうか?
と観る者に問いかけてくる映画でした。

<解説>宮沢りえの「紙の月」以来となる映画主演作で、自主映画「チチを撮りに」で注目された中野量太監督の商業映画デビュー作。持ち前の明るさと強さで娘を育てている双葉が、突然の余命宣告を受けてしまう。双葉は残酷な現実を受け入れ、1年前に突然家出した夫を連れ帰り休業中の銭湯を再開させることや、気が優しすぎる娘を独り立ちさせることなど、4つの「絶対にやっておくべきこと」を実行していく。会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ双葉役を宮沢が、娘の安澄役を杉咲花が演じる。失踪した夫役のオダギリジョーのほか、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎らが脇を固める。


映画から学ぶ生命倫理学。(2/16*木)

2017-02-16 | 映画大好き!

*大学の研究室から山がきれいでした。

今日は晴天で暖かでした。
いつもの山のお散歩道を一周。
マンサクの花がきれいでした!

お昼は友人を招いてランチタイムをしておしゃべり。
それから内川ダム方面を歩きました。
帰りは一緒に野菜のお買い物をして帰宅。

それから私は大学の生命倫理学の今期最後の授業に参加。


本年度、授業で観た映画の人気投票をして、
その感想をみんなで話し合いました。
いろんな角度で学び合えるいい時間でした。



帰りに大学のリユースの本を二冊いただきました。
これから学ぼうと思っていた西田幾多郎、鈴木大拙に関わる本を
見つけたので少しづつ読んでみたいと思いました。

映画「あん」。(2/10*金)

2017-02-10 | 映画大好き!


金沢大学の生命倫理学の授業で観る最後の映画は「あん」でした。
樹木希林がハンセン病の役を演じていましたが、見事な演技でした。
主人公の永瀬正敏も控えめないい存在感を放っていました。

感想をひと言で云うと、「とても優しい映画」だと思いました。
傷ついて生きて来たからこそ人の傷を受け止めることができる・・
そんなことを感じさせてくれました。
映画の中では、ハンセン病を全面に出す話には
なっていませんでしたが、ハンセン病患者が
差別を受けてきた歴史を感じることはできました。

人と人との出会いや繋がりは不思議なものです。
人間は、人の間と書きますが、人はそれぞれ
自分が出会った人に影響をうけ、励まされて
成長していく生きものものかもしれません。

映画を観たあとは、ハンセン病について少し学び、
映画の感想をみなで話し合いました。

映画は、違う人生を垣間見ることができる貴重な時間だと思っています。
一人ではなかなか映画を観る時間を作れないので、
こんなふうに授業に参加させていただくととてもありがたいです。
若い学生たちの感想も、なかなか新鮮だったりします。

それにしても徳江が作ったあんの
「どら焼き」を食べてみたかったです!

以下、ストーリーの紹介〜
物語は、罪を犯して出所し、借金を抱えながらどら焼き店で働く千太郎(永瀬正敏)の店に、年老いた徳江(樹木希林)がアルバイトを志願することから始まる。徳江が小豆に語りかけながらゆでる餡(あん)のおいしさに、店は評判となり繁盛する。徳江はハンセン病療養所に住み、所内で菓子作りを学んでいた。しかし店主は、徳江の曲がった指を見て仙太郎に命じる。「あの人、『らい』よ。やめてもらってちょうだい」。風評が広がったのか、店への客足は遠のき始める。徳江もいつしか店を去るが、千太郎と常連客の中学生ワカナ(内田伽羅)は、ハンセン病療養所に住む徳江を訪ね、交流を深めていく。




映画「あの子を探して」(1/12*木)

2017-01-12 | 映画大好き!


今日も大学の生命倫理学の授業に参加。
今日観た映画は、中国映画で「あの子を探して」、
生命がテーマというより教育がテーマの映画でした。

13才の女の子が小学校の先生の代理で
ひと月の間、先生役の仕事を引き受けるというお語。
淡々と話が流れていくのですが、ストーリーとしては
メリハリもなく退屈でした。主人公に共感できる部分もなく
それは参加の学生たちも同意見。
あとで詳しくこの映画のことを調べてみると
出演者が全員、素人の村人だったようです。

中国は大きな国なので辺境の地では教育も行き届かず、
生活苦の中で辞めていく子どもも多いらしい。
いろんな角度で格差社会が激しいようで
それは教育の行き届いた日本とは感覚がずいぶん違うらしい。

ヴェネチア映画祭でグランプリを受賞した作品らしいが
私としては惹き込まれる部分もなく期待はずれの映画でした。
それでも映画にはある種の力があり、
「何か」に気づくのは、これからなのかもしれません。

映画「サクラサク」(1/5*木)

2017-01-05 | 映画大好き!


大学は昨日からもう授業が始まっていて
今日はいつものようにお知り合いの先生の
生命倫理学の授業に参加させていただき、
お正月気分とは、ここでさよならできました。
今日の映画は私が観たかった「サクラサク」をリクエストしたものです。

ストーリーは、父親の痴呆が始まったことをきっかけに
壊れかけた家族が再生していくと云う物語。
淡々と描かれていく日常の生活の中で
家族のあり様が描かれていきます。

痴呆の症状の一つが描かれていて興味深かったこと、
壊れかけた家族でも再生できることのイメージを提供していること、
家族の設定などがなかなか興味深い映画でした。
テーマとしては真面目にストーリーを追う映画だったので、
一人だったら少し退屈?授業としてみんなで観れたのがよかったかな。
何はともあれ、ハッピーに終る映画は心地よいものです。
これはさだまさしの原作を映画化したもの。

今日は生命倫理学というものがどういう学問なのかも
紹介していただき勉強になりました。
別の大学ですが自分担当の授業は来週から再開です。
今年も気を引き締めていきましょう。

映画「半落ち」。(11/24*木)

2016-11-24 | 映画大好き!


今日は久しぶりに金沢大学の生命倫理学の
授業に参加して、映画「半落ち」を鑑賞しました。

ストーリーは、「川越中央警察署に現役の警部・梶が自首した。アルツハイマー病を患っていた妻・啓子を3日前に自宅で殺害した罪です。捜査一課強行犯指導官・志木が梶の取り調べを担当し、梶は犯行を素直に認めた。しかし、殺害から自首までの3日間、実際は「犯行翌日からの2日間」何をしていたかについては、梶は黙秘を続けた。志木は「半落ち」、一部しか自供していないと捉え、なぜ梶が2日間自首をしなかったのか、その謎について迫ろうと個人的に調査を開始します」
という流れで進んでいくストーリー。

映画は、少し理屈っぽく流れていくのと、
いかにも可哀想で同情したくなるような主人公の設定なので、
観客の同情心を期待しているような雰囲気が少し鼻についた。
少しくらい明るく笑える場面を提供してほしかったと思う。

もし家族がアルツハイマーになったら?
もしあなたが主人公だったらどんな選択をした?
と映画のあとは学生や先生と語り合いました。
この「もしも!」とイメージできる機会を
与えてくれるのが映画の素晴らしさですね。
今日も学びのある時間でした。

映画「ツレがうつになりまして」。(10/28*金)

2016-10-28 | 映画大好き!


参加していた映画会が、10月からは生命倫理学として
金沢大学の院生が受講する講義となりました。
オープンな先生なので、私もお誘いをいただいて
続けてその授業にも参加させていただくことになりました。
私が美大生の頃は、映画サークルにも入っていたので
少し青春の頃の感覚に戻った感じもしています。

映画の前後に受講の二人の院生ともお話をして
またこれまでとはひと味違う雰囲気でした。
何よりも私にとっては今の若い男子学生の感性や
環境を知るいい機会となりそうです。
私も他の大学の授業を担当していますが、
内容が広告論で、受講学生も35人もいるので、
ゆっくり話し合う時間はとれません。

今回はウツをテーマにした作品で、
主演が宮崎あおいちゃんと堺雅人。
堺雅人はあまり好きな役者ではありませんでしたが
ウツになった役をうまくこなしていました。

ウツは今や日常語ともなったような言葉ですが、
その病気の内容を誰もが詳しく知っているわけではありません。
私もそうだったので、この映画を興味深く観ました。
ウツから自殺 という言葉も聞いた事がありますが
どのような心情でそうなるのか、これは一例かもしれませんが
うまく描かれていたと思います。

しかし、結婚5年目の夫婦に訪れた危機ですが、
お互いを思いやる関係が、病気を乗り越える力となっていました。
果たして、ウツを患った人の多くが
こんなにいい環境に恵まれるとも思えませんでした。
なのでこの映画はウツの人を支える人が目指す
人間関係の良い参考事例になるのでしょうね。

私もずいぶん以前から、
県の電話カウンセラーに関わっているので
こうした学びはいつも必要だと思っています。

映画「君の名は」。(10/12*水)

2016-10-12 | 映画大好き!


映画「君の名は」は、
全国映画動員ランキングが7週連続で1位を獲得。
先日、TVでこの映画の紹介をしていたのをみていて
見たい映画だと思っていました。

それで今日は、大学の授業を終えてから、
娘(この映画は二回目)と観に行ってきました。
予想できないストーリー展開で、
見る者を飽きさせません。話が進んでいき、
廃墟の町が出てきて驚くのですが、
ここから見る側の謎解きが始まります。
テンポのいいストーリー展開と、
バックに流れるRADWIMPSの音楽の世界が心地いい。

私も実際に住んだことのある都会・東京と
自然環境が残された地方の差が対比されていて興味深い。
観ていて涙が流れたのは、人の力ではどうしようもない
大きな存在を感じたからでしょう。時間の流れ、宇宙、
体の入れ替わり、特別な人の存在など
「切なさ」があちこちに描かれていました。
登場人物もあたたかく、いい味を出していました。
「君の名は」・・・観た人にしか
この言葉の意味はわからないかもしれませんね。
観る者を夢中にさせる魅力的な映画、
アニメーションだということを忘れそうになるのは
景色の描写がリアルだったから。
とてもいい余韻が残る映画でした。90点。


映画「ガス灯」。(10/5*水)

2016-10-06 | 映画大好き!

毎月、大学の研究室で開催されている小さな映画会。
息抜きと頭に切り変えのために参加しています。
何よりも映画好きなのに日常に流されてしまい
鑑賞できていないので、この機会に!

今回は1947年のアメリカ映画。
舞台はイギリス・ロンドン。
主役はイングリット・バーグマンとシャルル・ボワイエ。
ガス灯が街に点る頃の話のモノクロ映画です。
霧にかすむロンドンの街とガス灯の画面が
何ともノスタルジックな感傷を醸し出しています。
その中で描かれていくサスペンス風のストーリー。

有名な映画をこうして味わえる時間は貴重です。
こんな時代のガス灯の点る街を歩いてみたい。

台風が石川県を直撃するというので、
帰りは生温い強風の中、おしゃべりを中断して
慌ててみんなで帰り支度をしました。


映画鑑賞会「大鹿村騒動記」。(8/31*水)

2016-08-31 | 映画大好き!


今日は月一の映画鑑賞会。
大学のM先生の主催で、研究室に元教授郡など
4名が集まって鑑賞している小さな映画会です。
今回の映画は「大鹿村騒動記」。
長野県下伊那郡大鹿町に300年伝わる伝統歌舞伎が
テーマの映画で、ストーリー設定が笑える映画。
主役は原田芳雄と大楠道代で
昔見た鈴木清順監督の映画「チゴイネルワイゼン」を
思い出すような配役でした。

この村の名前も歌舞伎のことも今まで知らなかったので
この映画を通して、出会うことができました。
この山奥の村で人々が仲良く暮らしていく足下には、
村人総出で創り上げるこの伝統歌舞伎があります。

いろんな村人の個性を結集して、力を合せて創るこの村の
伝統歌舞伎のあり方は、日本の未来へのヒントも
含んでいるように思いました。
何かをテーマにみんなで創り上げることは、
人と人をつなぐことでもあります。



我家の今夏の朝顔は3種類。
新たに最近、咲き始めたのはこの濃いピンクの花。
まるで折り込んだ折り紙が開くように大きく咲く「朝顔」たちは
ここ数年、私の夏にはなくてはならない安らぐものの一つです。



映画「アパートの鍵貸します」(7/6*水)

2016-07-07 | 映画大好き!


大学の研究室で行われている小さな映画会。
今回で5回目。有名なタイトルの映画ですが
これまで観たことがなかったので楽しみにしていました。

ストーリーの結末が心地よかったです。
主役のシャリー・マックレーンの美しさが個性的でした。
私的には75点。競争社会で生きる男たちが滑稽に描かれています。

解説を引っ張って来ると・・・
 ビリー・ワイルダーの代表作ともいえるシチュエーションコメディ。10年温めたアイデアで、時代の流れにあわせてようやく映像化にこぎ着けた。出世と上司へのゴマスリのため、自分のアパートを愛人との密会場所として重役に提供するバクスター。お調子者の彼は出世街道に乗り意気揚々とするが、思いを寄せていたエレベーターガールまでもがアパートを出入りするひとりと知り、愕然とする。ワイルダーはこの作品で念願のアカデミー監督賞を手にした。

一度は見ておきたい映画です☆
映画のあとのお茶タイムで好きに感想をおしゃべりする時間が
(東大出の教授を前にして:笑)結構いい息抜きになっています。

映画「いまを生きる」。(6/15*水)

2016-06-15 | 映画大好き!


小さな映画会の4回目。
今日はロビン・ウィリアムズ主演の「いまを生きる」。
1959年バーモンドにある全寮制の名門進学校にやって来た
新任の英語教師と生徒たちの話。
堅苦しい学校の中で、型破りな先生が生徒たちを刺激し、
生徒たちが自分のテーマにぶつかっていく姿を描いていました。
バックのニューイングランドの風景が美しく、
ストーリーもわかりやすいので最後まで飽きずに見れました。
心を打たれるところまでいかなかったので62点。
二年前に主役のロビン・ウィリアムズが亡くなっていたのを
今日まで知りませんでした。難病を煩っていたと言いますが、
もっと長生きしていい映画を残してほしかったです。

人生の最後まで「心」も「体」も健康でいること、
それに心しながら生きていきたいものですね。



キササゲの花を忘れないように
今日もこの花の時期にじっくり観察しました。

映画「ベルリン・天使の詩」(5/19*木)

2016-05-18 | 映画大好き!


大学の研究室主催の映画会に三回目の参加。
今回の映画は「ベルリン・天使の詩」でした。
タイトルだけは有名なこの映画ですが、
これまで見る機会がありませんでした。

あらすじは・・・
人間のあらゆる声を聞き、様子を廃墟の上から見守るトレンチコート姿の天使ダミエル(ブルーノ・ガンツ)。彼の姿は子供達と盲人にしか見ることができない。ダミエルは下界で空中ブランコに乗るマリオン(ソルヴェーグ・ドマルタン)に恋をし、親友のカシエルにオットー・ザンダーに人間になりたいと呟く。人間に恋をすると天使は永遠の命を失う。そしてダミエルはベルリンに降り立つ。すると、撮影でベルリンを訪れていたピーター・フォーク(本人役)が、しきりにダミエルに語りかけてくるのだった。

とあるのですが、よく云えば文学的で詩的で
哲学的?それとも絵画的?なのか。
ストーリーの表現も少しわかりにくいものでした。
私の映画採点としては42点。
主催の哲学の先生も、感想はいまいちだったようです。

字幕のナレーションが主となり進行していくので
一人で見たら疲れてギブアップしていたかもしれません。
それでも天使(中年男性)が恋をして普通の人間に憧れて
最後は天使をやめて人間になるという締めくくりは、
普通の人の何気ない生活に意味を見出させています。
そして、映画のバックのベルリンの街の風景を興味深く見ました。

映画好きの私としては、例え自分好みの映画でなくとも
観れば必ず得るものがあると思っています。
あとでネット検索すると、この映画のファンが結構いて
その書き込み内容に自分とは違う視点があり、興味津々でした。




映画「The Lady アウンサンスーチー」(4/27*水)

2016-04-27 | 映画大好き!


親しくしている大学の教授が企画した映画会に
お誘いいただいて2回目の参加。
研究室に先生の友人たちが集まり4名で鑑賞しました。
今日の映画は、「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」
(個人的採点/84点)。2時間以上もある映画でしたが、
最後まで夢中で鑑賞しました。
ストーリーは実話に忠実に描かれていて、監督が「レオン」の
リュック・ベッソンと来れば面白くない訳がありません。

内容を紹介すると・・・ビルマ(現ミャンマー)建国の勇士として亡き後も国民から敬愛されている将軍を父に持つ、アウンサンスーチー(ミシェル・ヨー)。1988年、母の看病のためにイギリスから祖国のビルマへと戻った彼女は、軍事政権が若者たちの民主主義運動を弾圧するのを目の当たりにしてショックを受ける。そんな中、民主主義運動家たちが彼女の帰国を知って選挙への出馬を訴える。彼らの切実な思いを知って立候補を決意し、民衆の前に立つスーチーだが、それを機に軍事独裁政権から想像を絶する圧力をかけられ・・・。

軍事政権がビザを許さず、癌に侵された夫は
最後までスーチーさんと会うことが叶いませんでした。
スーチーさんも夫の最後を看取ることが出来なかったのですが、
二人の絆は強く、入国拒否され会えない年月があっても
気持ちはいつも共にあったようです。
ミャンマーの軍事政権がどんなひどいものであったのか、
スーチーさんが民主化運動にどう関わっていったのか、
その流れがよく伝わってきた映画でした。
ガンジーの非暴力の精神が
根底に流れていたような気がします。

映画鑑賞のあとは、みんなでおしゃべりティータイム☆
昨年、ミャンマーを旅した先生のお話を聞いたり、
今の日本の政治のあり方などを話題にした時間でした。