しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

アースディ石川。(4/22*土)

2006-04-22 | 人間大好き!
久しぶりに晴れ上がった金沢の空。
今日は石川ではアースディのイベントが県の中央公園であった。
いろんなイベントが行われる中、
今回は私も世界の自然保護活動家たちに影響を与えているという
ウェンデル・ベリー(作家・詩人・哲学者)の著書の輪読会を
一緒にやっている仲間たちとアースディ・イベントとして
飛び入りOK!の路上輪読会を行った。

いつもは仲間の一人の喫茶店でやっているので
新緑の木々に囲まれた中で話し合うのが気持ちよかった!
与えられていたテーマは
『車から降り、馬から降りて、歩く』~都市の持続可能性の問題~
というウェンデル・ベリーの著書の一部抜粋を読んで
感じたこと、イメージしたものを持ちよるというものだった。
今回与えられた文章から私自身が印象に残ったものを取り上げてみた。

『自分がどこに住んでいるかを知りたいなら
我々は宇宙船を降り、車から降り、馬から降りて、
大地の上を歩かねばならない』

『地域の暮らしを、想像力と愛情と慎みを持って
できるだけ自力で自立した自給自足的なものにしていくことが必要』

『本当の意味で地球を救う仕事とは小さくて目立たない、
控え目なものであるだろう。そして、その仕事は
(深く愛情に関わる限り)楽しくてやりがいのある仕事だろう。
もしも、地球を救うことを真剣に考えるなら、
それによって多くの人々に十分な雇用が生まれると考えることはできない』

結局、地球を守ることは自分の住む地域の自然や
コミュニティを守ること、それを愛する想いと大きくつながっている。
これは、私にとっては大切にしたいテーマ。
流れにのってこの輪読会に参加し学び合っているわけだが
ウェンデル・ベリーを学ぶことは自分のやりたいことを
明確にしてくれるようで今、私にとって貴重な時間となっている。