ヒマヤラユキノシタ。（3/31＊水）

約15年前、この家に引っ越してきたときから
裏庭にひっそりと植えられていたヒマラヤユキノシタ。
陽が当たらずにいた間、息絶え絶えに花を咲かせていましたが
お隣のビルが壊されて陽が当たるようになって
この春は、ほんとうにきれいに花をたくさん咲かせました。

そんな我慢強い姿を、ずっと見てきました。
これからは株を増やしていくのかな。
植物の動きは本当にゆっくりですが
長いときの流れの中で見ていると
姿や形を変えつつ逞しく生きているのがわかります。

アカバナミツマタの花。（3/30＊火）

この季節、お庭で咲いているのは
アカバナミツマタの花。

オレンジ色のボンボンのように
丸くてかわいいお花です。
優しくいい香りが漂います。

昨日は雪がちらつく寒い日でしたが
このアカバナミツマタを覗き込むように
裏の家の軒下でイソヒヨドリ♂が
とても美しい声でさえずっていました。
私の仕事部屋に流れてきた生声にしばしの間うっとりでした。

春です、つくし。

高知県へ出かけて帰ってきてずっと忙しく
なかなかゆっくりお散歩も出来ない状態でした。
それでも気分転換しないと、体と気持ちが持たないぞ！と思い
今朝は久しぶりにゆっくりと卯辰山をお散歩しました。

お散歩道でたくさん顔を出していたのはつくし。
金沢は明日も雪マークが出ていて寒い日が続いていますが
つくしも春の代表格。もうじきあたたかな春がやってくるでしょう。
時間ができたら、また今年もつくし料理に挑戦しましょ。
今日は野鳥たちにもたくさん会えた
うれしいお散歩道でした。

咲き始めていたユキモチソウ。（3/27＊土）

マムシグサの仲間のユキモチソウ。
石川県では見られない植物です。

四万十ヤイロチョウのトラスト地の谷に
今、手作りの観察小屋を作っている最中なのですが
その観察小屋のすぐそばで見つけたこのユキモチソウ。
軸を雪のように白いお餅に
見立てたのでしょうね。

昨年訪れたときはもう花が終わりかけの時期でした。
桜の花が満開の頃に咲き出すのですね。

ミツバツツジ。（3/26＊金）

高知県四万十町からの報告の続きです。
桜の季節に咲いていたのがこのミツバツツジの花。
ダム湖のグリーンとコントラストが美しい。
ひととき、ミツバツツジの花を探し回って写しました。


この連休、「龍馬伝」の効果からなのか
高知の街中は、宿泊施設も電車の中も人で溢れていました。

イノシシ鍋。（3/25＊木）

＊男料理の包丁さばきです。ネギのようなものはニンニクの茎と葉。
　金沢では見かけない代物です．これをザクリザクリと切っていきます。

訪れた次の日、地元の人たちが材料を揃えてやってきました。
なんと会議のあとの懇親会で
獅子鍋をごちそうしてくれるそうです。
私も金沢の郷土料理「ベロベロ」（別名：えびす）を作りました。


＊これがイノシシのお肉だ～！
　赤身も白い部分もコリコリしていてさっぱりした味。
　余分な脂肪も臭味もない、これが野生の味なのですね。

＊さあ、味噌仕立てにして出来上がり～☆

＊収穫したばかりのマガリダケ。日本海側では自生していますが
　こちらでは栽培されているそうです。

＊どんなふうに食べるのかと思っていたら
　ムカゴは天ぷらで揚げたてをいただきました。
　これもとっても美味しかったです。

わいわいと宴が始まり、
それはそれはにぎやかに夜は更けていきました。

ヤイロの森は、桜満開。（3/24＊水）

＊こんなに桜が満開だなんて知らなかった。

今回もいくつかの仕事をこなすために高知に向かいました。
金沢はまだ肌寒い日々、いつも高知へ向かうにつれて
南を肌で感じることが出来ます。

＊赤い桃の木も出迎えてくれました。


今年の春は高知でも桜が咲くのが早かったのだとか、
トラストの山々がある四万十町の森では
桜や桃の花が満開でした。
初めて訪れた桜の季節でした。

＊とてももったいないけれど、
仕事で忙しく過ごしてしまいました。
私にとって桜をのんびりと楽しめるのは
やはり金沢なのでしょうね。

森のしずく展、準備。（3/18＊木）

４月に企画している「森のしずく展」のチラシと
ポストカードが夕方すぎにやっと印刷屋さんから到着しました。
20人以上の私の周りのアーティスト活動をしている人たちが
参加してくれます。どんな作品が集まるのか
今からがますます楽しみです。

明日からまた仕事で高知へ向かいます。
いい収穫がありますように～！

高岡市美術館へ。（3/17＊水）

娘の卒制を見に高岡市美術館に出かけました。
美術館のお隣にある高校で合格発表があったらしく
すごい混みようでした。悲喜こもごも、
人ごととは思えないシーンでした。
富山大学に芸術文化学部が創設されてから
初めての卒業生たちによる卒制でした。
いくつか個性的で「いいなぁ～」と思う作品がありました。
仕事の合間に行ったので、ちょっと急ぎ足になってしまい、
もっとゆっくり鑑賞すればよかったです。
今月に入って３回目の卒制鑑賞です。大学によって、その年によって
作品の雰囲気が違います。


＊高岡駅の近くにある沖縄料理のお店「ゆいまーる」

お昼は娘のお勧めの沖縄料理のお店に一緒に行きました。

＊いろんな味が楽しめる「欲張りコースランチ』は1000円でした。
とっても豪華な沖縄料理ランチは
ゴーヤチャンプルや沖縄そば、ジーマミー豆腐、
サラダにデザート、なぜかタコスまでついている豪華版！
すご～く美味しかったです。

＊三線など琉球音楽が流れ、店内はいい雰囲気でした。
　かつては仕事で通っていたこともある沖縄、
　あ～、また沖縄に行きたいな。今度はいつ行けるかな。

卒業式。（3/16＊火）

今日は金沢市の中学校の卒業式の日でした。
娘が通っていた中学校は私の母校でもあります。
久しぶりに参列者と一緒に校歌を歌いました。

中学校の玄関先のお庭では
早咲きの桜が満開を迎えていましたが
今日は小雨降る寒い日となりました。

これから高校へ進学して
みんなまた新しい生活が待っています。
中学生まではまだ何となく子どものような気がしますが
高校生となれば、もう大人の仲間入りかもしれません。
今、振り返ると学生時代ほど楽しい時代は
なかったように感じます。
これから青春に突入していく子どもたち、
何だか若いエネルギーで溢れていました～☆

土佐の文旦。（3/15＊月）

大きなお荷物と一緒に届いたのは土佐の文旦。
詰められた段ボールの蓋を開くとプ～ンと
さわやかな香りがお部屋の中に広がりました。
柑橘類が好きなので、とってもうれしいプレゼントでした。

味はサッパリとしていて食べやすい。
大きな美ですが皮を剥くと実は意外と小さい。
皮を刻んで文旦ジャムもおつなものです。
柚子ハチミツの代わりに
文旦ハチミツを作るのももいいかもしれない～☆
今日は大きな黄色い実をパソコンの横に置いて仕事をしています。

この季節高知に行くと、満開の梅の木の横に
たわわに大きな実をつけた文旦の木があったりして
北陸では見たことがない光景に出くわすことがあります。

ヒオドシチョウ。（3/14＊日）

スッキリと晴れ渡った空でした。
今日は卯辰山のいつもと違うコースを散策！
風は冷たいけれど気持ちのいいお散歩道。
落ち葉がカサカサと音を立てていました。

ラッキーだったのは３羽のベニマシコに会えたこと。
この冬、初めての出会いでした。
今日はシジュウカラやヤマガラ、コゲラさえも
軽やかな声を出してラブソングを歌っていました。

冬眠から目覚めて飛んで来たのは
ヒオドシチョウ、♀タイプのようです。
そっ～と遠くから写して、少しづつ近づいてみました。
もう羽は痛んでいますが、この蝶、
６月頃に羽化してから暑い夏、秋、冬と寝て過ごすので
ナマケチョウとも呼ばれるとか。
春がよっぽど好きな蝶なのかな。

今日は石川県では知事選があったので
４年ぶりに投票に出かけてきました。

イワツバメ到着。（3/12＊金）

（＊陽当りのいい斜面に咲いていたショウジョウバカマ）

久しぶりにお散歩に出ると何やら懐かしい声。
見上げるとイワツバメが舞っていました。
私のフィールドで夏鳥の第一号の到着でした。
昨年も一昨年もここでのイワツバメの初認が
3/17だったので、５日早い到着でした～☆

ゆっくりと卯辰山を歩くと、あちこちでウグイスの声。
ショウジョウバカマの花、スミレの花がもう咲いていました。


（＊春を告げる青い花、オオイヌノフグリ）
早咲きの桜も華やかでした。

桜の固い花芽をついばむウソの群れ。
シメの姿もありました。

（＊何だかシジュウカラっぽい小鳥の胸羽が塊で落ちていました。
　天敵に捕まったのだと思います）

春の息吹がいっぱいのお散歩道、
体の中を風が吹き抜けたように気持ちがよかったです。

（＊家にたどり着くと、あらまぁ！気づかないうちに
　クロッカスの花が咲いていました～☆春よ、こんにちは！）

目まぐるしい三月。（3/11＊木）

ひたすら仕事の〆切に追われた日々でした～☆
ついでに娘の高校受験が昨日今日とあって、
私の方は、今日は教えにいっている専門学校の
卒業式＆謝恩会がありました。

これからやっと延び延びになっていた
確定申告の書類づくりを慌ててやらなくては。

この忙しさが一段落したら
ゆっくり読みたいムーミンの本。
龍馬伝の録画したビデオも見たいな～。

３月は卒業シーズン。娘たちの卒業式が
これから二つあります。
こんなふうに３月は目まぐるしく過ぎていくのですね～。

朱鷺の和菓子。（3/8＊月）

佐渡から石川県にトキがやって来たのは
今年の１月８日。どうしてその日を覚えているかというと
その日は私のお誕生日だったからです。

今日は、その能登・羽咋に住んでいる方から
思いがけずトキのお菓子をいただきました。
新商品のお菓子らしく先日新聞記事にも載ったそうです。
朱鷺色のお菓子、眺めているとほんとにきらびやかです。

いつか遠くない未来にこの石川の空に
朱鷺が飛び回る日が戻ってきたらいいですね。

絶滅してしまった朱鷺を復活させるのはいいけれど、
では今、絶滅の危機に追いやられているものたちは一体
どうなるの～？とも思います。消えゆく前に手を打つことが大切！
私たちの同胞を失うことがないように。