大学の研究室主催の映画会に三回目の参加。
今回の映画は「ベルリン・天使の詩」でした。
タイトルだけは有名なこの映画ですが、
これまで見る機会がありませんでした。
あらすじは・・・
人間のあらゆる声を聞き、様子を廃墟の上から見守るトレンチコート姿の天使ダミエル(ブルーノ・ガンツ)。彼の姿は子供達と盲人にしか見ることができない。ダミエルは下界で空中ブランコに乗るマリオン(ソルヴェーグ・ドマルタン)に恋をし、親友のカシエルにオットー・ザンダーに人間になりたいと呟く。人間に恋をすると天使は永遠の命を失う。そしてダミエルはベルリンに降り立つ。すると、撮影でベルリンを訪れていたピーター・フォーク(本人役)が、しきりにダミエルに語りかけてくるのだった。
とあるのですが、よく云えば文学的で詩的で
哲学的?それとも絵画的?なのか。
ストーリーの表現も少しわかりにくいものでした。
私の映画採点としては42点。
主催の哲学の先生も、感想はいまいちだったようです。
字幕のナレーションが主となり進行していくので
一人で見たら疲れてギブアップしていたかもしれません。
それでも天使(中年男性)が恋をして普通の人間に憧れて
最後は天使をやめて人間になるという締めくくりは、
普通の人の何気ない生活に意味を見出させています。
そして、映画のバックのベルリンの街の風景を興味深く見ました。
映画好きの私としては、例え自分好みの映画でなくとも
観れば必ず得るものがあると思っています。
あとでネット検索すると、この映画のファンが結構いて
その書き込み内容に自分とは違う視点があり、興味津々でした。