しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

サイクリングで見つけた花。(4/30*月)

2007-04-30 | 植物大好き!


今朝はいつもの散歩道で聞こえてきたキビタキの声!
『あっ、やって来たんだな』と声のする竹やぶを見ていると
目の前にとまった鳥は、久しぶりに間じかで見る美しい
キビタキ♂の姿でした。周りに数羽いるらしく、ブンブン
変わった音を出してすごいスピードで追いかけっこ!
キビタキは、日本に渡来して間もなくはオスの縄張り争いが
とっても激しく、こんな怒りの音を出して相手を追い払うらしい。
知ってはいたけど、こんな場面に遭遇したのは初めてでした。
その後は、やはり美しい夏鳥のオオルリも見れて
とてもラッキーな朝でした。

今年もエコサイクル・プロジェクトに参加中!
4/23~6/29まで、なるべく車を使わずに自転車で移動しよう!
という地球温暖化防止に向けてのプロジェクトです。
お天気のいい今日は、午後から金沢の街中を走り回ってみました。

藤の花が満開。水芭蕉の花がせせらぎによく似合う。
オニグルミの雄花がブラブラ下がっています。
雌花は目立たないけれど、雄花の左上にすっと伸びている蕾です。
もうすぐ赤い花が咲くのが楽しみだな!

兼六園探鳥会。(4/29*日)

2007-04-29 | 植物大好き!

毎年4/29日、野鳥の会・石川支部では兼六園探鳥会を催しています。
この時期は、渡って来たばかりの夏鳥や
渡りの途中の野鳥たちなどに会えるので人気の探鳥会です。
朝6時に、金沢神社前に集合!
コルリの美しいさえずりやセンダイムシクイ、イカルの声が聞こえます。
でも何といっても今日の目玉は、ヒレンジャクの群れでした。
ちょっと距離が遠かったのですが、双眼鏡で覗くと
尾の赤い部分や、特徴のある冠羽もはっきり見えました。
チリチリチリ~という声も聞こえました。


今、兼六園では落葉高木のウワミズザクラが満開。
レンゲツツジもオレンジ色のきれいな花を咲かせていました。
兼六園は「ことじ燈籠」が有名ですが、
日本庭園としては珍しく、19世紀中頃に作られた
日本最古の噴水があるのは、あまり知られていないかもしれません。

早朝だったせいか、今日は観光客も少なくて
ゆったりと探鳥会を楽しむことができました.

コブシとエンレイソウ。(4/28*土)

2007-04-28 | 植物大好き!
昨日の続きで医王山ネタです。石川県には白山など
標高が高く美しい山も多いのですが、金沢市内から気軽に行けて、
山の雰囲気を味わえる医王山は、私のお気に入りの山です。
その山道を歩いていて、とても心惹かれたのがこのコブシの花。
山の中で、この花の白さがとても清らかで美しく映えていました。

山道は、お花でいっぱい!たくさんのスミレの花々や
もう終わりかけのショウジョウバカマ、
キブシのかんざしのような花、桜の花、柳の花、
奥に進むと、サンカヨウの花やエンレイソウの花も咲いていました。

エンレイソウ(延齢草)は茎の先から直立した花柄を
1本出して1個の花を付けます。
葉が3枚輪生してつかるので、個性的な印象をうけます。
こういう花に出会うと「山に来たんだなぁ!」と感じることができます。

*医王山は(いおうぜん)は、石川県金沢市と
富山県南砺市にまたがる標高939mの休火山です。
山頂の正式名称は奥医王山。719年に泰澄大師が発見し、
薬草が多いことから育王仙と名づけたのがはじめとされます。
見所としては三蛇ケ滝(さんじゃがたき)、鳶岩(とんびいわ)が
有名で、1996年(平成8年)3月29日キゴ山、白兀山などとともに
石川県内5番目の県立自然公園に指定されました。

(かわいい黄色い花も見つけました。
 調べて見るとキジムシロという花?らしい)

キクザキイチリンソウ。(4/27*金)

2007-04-27 | 植物大好き!

今日はあまりにいいお天気!ちょうど、
電話をかけてきた山好きな友人と医王山へ行って来ました。
今年に入って医王山へは初めての山登りです。
ここでは今、桜が満開!山道の脇では、
たくさんのキクザキイチリンソウが咲いていました。
紫色のものと白い花のもの、2種類咲いています。
いつも、この山に来ると主人公が違うのを感じるのですが
今日はこのキクザキイリチンソウが主人公のようでした。

平地できれいに咲くこの花を写しそびれていたので
こんなふうに、ちゃんと対面できて嬉しかったです。

歩く山道の前方でちょこまか歩いている鳥が!
双眼鏡で覗くと、嘴とアイリングの黄色が
チャームポイントの野鳥、夏鳥のクロツグミでした。
もう渡って来たのですね。反対に北に帰って
いくアトリの群れにも会いました。
今は、夏鳥と冬鳥の交代の季節でもありますね。

八重桜と春に出てきた生き物。(4/26*木)

2007-04-26 | 生き物大好き!

今、金沢の山では、八重桜が満開でとてもきれいです。
まるでティッシュを重ねたような豪華な花々。
ピンクに彩られた空間は、華やかな雰囲気でいっぱいです。
八重桜はゴールデンウィークに満開のイメージがあるので
やっぱり今年は少し花が早めですね。

そして、春の花の咲く順序がいつもの年と
ちょっと違っていたりする。
それに冬の間、花芽をひたすらついばんでいた
ウソのせいで、今年の染井吉野の桜の花はいつもの年より
花がスカスカしていたような気がします。

先日、川縁の石垣の隙き間の穴から
顔を出していたのはこのヘビくん。
今日も、その穴から外へ出ようか出よまいか
思案中だった様子!また目が合ってしまったね。

ヘビは出会うとやっぱりドキッとしてしまいますが
あちらも同じ気持ちなのかな?
穴から外を覗いているこのポーズ。
なかなか可愛いポーズだと思いませんか。
ついつい、この穴を気にかけて
見てしまうようになりました。

賢いチューリップ。(4/25*水)

2007-04-25 | 植物大好き!
友人からもらった赤いチューリップの鉢植え。
3つならんでかわいい姿!
今、我が家の前で花を咲かせています。
チューリップは春の象徴のような花。
特に子どもたちから人気があるのは、
花の丸い形の魅力でしょうか。
それとも、鮮やかな花の色の魅力でしょうか。
上からそっと覗き込むと、色のコントラストも美しく
こんな表情をしていました。

切り花のチューリップを見慣れていた私は
ここで大きな発見をしました。
最近、一日の中でも晴れたり曇ったり雨が降ったり
コロコロとお天気が変わるのですが、
そのたびに、この鉢植えのチューリップの花たちは
器用に花びらを開いたり閉じたりしているのです!
チューリップのそんな技、知っていました?
あれ~、賢いね~!なんて思わず声をかけました。
それで花の中には雨水が溜まらないんですね。
へぇ~、ふ~ん、でかした、と褒めちぎりの私でした。


お知り合いのお庭の、黄色いチューリップの花の中では
ヤブキリの赤ちゃんがかくれんぼをしていましたよ。

光の芸術、テンナンショウ。(4/24*火)

2007-04-24 | 植物大好き!
グリーンが美しい季節になってきました。
今日歩いていて一番きれいと思ったのは
先日も紹介した、このコウライテンナンショウの花です。

太陽の光が後ろから射して
光がカーテンのように透けて見えます。


こちらのグリーンも柔らかく鮮やかな色なので
目につきます。とても好きな色です。
丸まった葉が手を伸ばすように
ピーンと伸びてきたコゴミの葉!
ちゃっかりと、こちらは味もよかったです。

河原で見つけたのは、セキレイの死体でした。
ハクセキレイかセグロセキレイか
何だかちょっとわからない顔になっていました。
自然の中で生きていくのは、
やっぱりきびしいようですね。

映画『地球交響曲第六番』(4/23*月)

2007-04-23 | 映画大好き!
昨夜は金沢市のお隣の白山市で、映画『地球交響曲第六番』
(ガイヤシンフォニーNo.6)の上映がありました。
ちょっと忙しい日だったけど、大好きな映画なので
どうしても観たくて、行って来ました。

この映画はすべてドキュメンタリーで制作されていて、
全国あらゆる場所で自主上映されている映画です。
一昨日、全国でいっせいに封切られたばかりというので、
出来立てのほかほかを鑑賞できた訳です。

このシリーズの一番~五番まで、どれをとってみても
映像の美しさ、音の美しさに息をのみます。
そして、伝えられるメッセージがいつもあたたかい。
登場人物たちは、この星でこんなに美しく
生きている人たちがいるんだと観る者に教えてくれます。

今回のテーマは、音。
~すべての存在は響きあっている~というメッセージにのせて
世界のあちこちで取材した音楽、音が流れます。
海底で歌うザトウクジラの声がいつまでも心に残る映画でした。
自分たちがどこに向かえばいいのか、
そっとこの映画は肩を押してくれるようです。
ちょっと哲学的な映画でもありました。

この映画の監督、龍村仁さんからのメッセージ・・・
~「六番」はこの世の全ての存在をつなぐ耳には聞こえない音楽
“虚無”を描き出したいという想いでつくりました。
「音を観て、光を聴く」旅、それが「地球交響曲第六番」の旅です。~

機会があればぜひ!美しい映画です。
“美しい”ということが画面から伝わってくる映画です。

キュウリグサ。(4/22*日)

2007-04-22 | 植物大好き!
この季節、小さな小さなブルーの花を咲かせるのは
このキュウリグサです。葉をもむとキュウリのような
匂いがすることから名づけられたといいます。
確かに、ちょっとキュウリっぽい香りがします。

直径が2ミリくらいのあまりに小さな花なので
近づいて見ないとこの可愛らしさは分らないかもしれません。
あまりのかわいさに惚れ惚れする花です。
この花を知らずに通り過ぎる人を見ると、
思わず教えてあげたくなります。
川縁の護岸された隙き間に咲いているこの草。
案外、逞しい花なのかもしれませんね。

ムラサキサギゴケ。(4/21*土)

2007-04-21 | 植物大好き!
昨日のムラサキケマンに続いて、ムラサキシリーズ。
今日はムラサキサギゴケです。
地面をはうように咲くムラサキ色のこのお花は
子どもの頃からの身じかな花です。


アップにしてみると、
まるで美しい鳥が飛んでいるようにも見えます。
ここには載せていませんが、横に這わずに花が立って咲くのは、
トキワハゼ。花はとってもよく似ています。

似ているといえば、この花カキドオシも
紫色に花をつけるのでちょっと似ていますが
こちらはシソ科で漢方薬にも使えます。

ムラサキケマン。(4/20*金)

2007-04-20 | 植物大好き!
華やかに咲き誇っているのは、ムラサキケマン。
群生している場所は、ひときわ華やかです。


華鬘(ケマン)は仏殿の欄間などの装飾具のことらしく
紫色をしているので紫華鬘(ムラサキケマン)。
咲き始めの、花のかたまりも美しい。

下の方から、茎を伸ばしながら
咲いていくのがわかります。

ナナフシの幼虫。(4/19*木)

2007-04-19 | 生き物大好き!
遅咲きの、梅の花一輪。
最後の梅の花の香りを嗅ごうと近づくと、そこには先客が!
ドアップに写していますが、か細い2cmくらいの
ナナフシの幼虫でした。最初はこんな色をしているんですね。

「七」はたくさんという意味があり、ナナフシにたくさんの節があるので
名前が「ナナフシ」となったらしい。擬態が得意で、
葉っぱに擬態する有名なコノハムシもナナフシの仲間。
ナナフシはもちろん、木の枝に擬態しているらしい。
こんなに目立つピンクの上じゃ、危なくない?とも思うが
命がけの梅のお花見ならしゃれている。


今日はテンナンショウの花も咲き始めていた。

河原では、コチドリがちょこまか歩く姿がかわいらしい。
ウグイスとコマドリの声の競演をバックに
芝生の上でエサ探しをしていたのは、アカハラとシロハラでした。
まだ、ウソやジョウビタキ、カワアイサの姿も見られます。

映画「ホリディ」80点。(4/18*水)

2007-04-18 | 映画大好き!
久しぶりの映画です。秋田のfuuさんのお勧めで
「面白そうだな~!」と思い、見てきました。
ストーリーは、失恋した遠くに住む二人の女性が
お互いの家を交換しあって休暇を過ごし、
その中で、新しい出会いを通して成長し、
次のステップに向かっていくというお話。

確かに生活をしている場所を変え、新しい人たちに出会えば
そこで新しい自分が発見できるのかもしれない。
2週間という時間の中で、それぞれがここまで深く付き合える
相手に本当に出会えるのか?は疑問だが、
それは映画の中の話として許してあげよう。

昔、脚本家だった老人を立ち直らせていく場面や
二人の小さな姉妹のおしゃべりしている場面が
あまりにかわいくて、ちょっと泣けた。
音楽家の彼が付き合っていた若い女の子が
どう見ても魅力的に見えなかったので
こんな女の子と付き合っていた彼って大丈夫?なんて思ったけど
二人の女優はきれいで見ているだけで楽しかったし
役柄の設定として、ジュード・ロウ(写真上の男優)の
誠実そうな役(&小さな姉妹のパパ役)がとってもよかった。

女性が持つたくましさや強さ、キュートさ、かわいさが
あちこちの場面で見ることのできるあったかい映画だった。

映画は全く知らない新しい世界を、短い時間の中で
疑似体験させてくれるので好きです。
映画の中には、いろんな学びもいっぱいあるしね。
いつもお得な気分になっちゃいます。

オドリコソウ。(4/17*火)

2007-04-17 | 植物大好き!

いつも歩く道の脇で、オドリコソウが咲き出しました。
柔らかい葉のグリーンと白い花が、優しい雰囲気の花です。
踊り子が笠をかぶっているようだからと名づけられた花の
ようですが、そんなふうに見えますか?

同じ道を、同じ時間帯に毎日歩いていても
出会う野鳥の顔ぶれがいつも違います。
最近、気持ちがいいのは川面をすべるように飛び交う
ツバメやイワツバメたちの姿です。
時々、藁や土をくちばしに取って飛んでいきます。
巣の補修をしているのでしょう。
後ろの方から一直線に飛んで行ったのは
セルリアンブルーに輝く背中のカワセミでした。

桜の新緑。(4/16*月)

2007-04-16 | 植物大好き!
花が散り始めてから、葉が出てくるイメージの桜。
今日出会った桜の木は、遠くから見ると花が見事だったので
八重桜かと思ったほどでした。
この木は花を保ったまま、新緑をプラスして
花も葉も美しかったです。この形と色!

今日は、今年初のコマドリのさえずりも聞きました。
それに合わせるように、ヤブサメ、キビタキも鳴いている。
夏鳥たちが、どんどん到着し始めています。
野鳥を観るようになって、いつの間にか季節を
野鳥たちから教えてもらうようになりました。
まだ冬鳥たちも健在で、ツグミやジョウビタキの姿も見られます。
ここでは珍しいコガモ4羽(♂2、♀2)の姿もありました。


昨日の夕方は、兼六園の燈籠と花見団子(よもぎあん、ずんだあん、
いちごあん、きなこ、みたらし、くりあん)を楽しみましたが
もう観光客の姿もなく、ひっそりとしたものでした。