Shohei Watanabe's Room

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三嶺 冬 ② 旧造林小屋~山頂

2022-02-18 21:52:07 | 旅行記



中間点からあと1.5km程(標高差400m)はまだ登りが続きます。

3km地点(標高1420m)地点を通過。

巨大な岩に樹が生えてる。

傾斜が緩くなってきたと同時に、一気に積雪量は増え膝くらいまで埋まるほどになりました。
幸いトレースがあり、その足跡は踏み固められていたので、余計な体力は使わずに通過する事が出来ました。

こういう雪原は好きです。でもトレースがないと全く道がわからないので、この状況だととても助かります。

東側にお隣:剣山が見えてきました。直線距離でも7kmくらいだから、気候がいい時期だと縦走できます。

12:58 4.1km地点の1791m小ピークです。山頂からまでは残り1km程ですが、一度ここから約50m程標高を下げます。

登りの終わりが見えてきたあたり。登りやすいですが左側は完全に雪庇です。
*この写真を家に帰ってから見てみると、実は一番手前のトレースも実は結構危険な感じです。

雪庇の箇所を抜けると、ようやく山頂部が見えてきました。

13:13 4.6km地点 正面に見えていたピークを登りきると三嶺ヒュッテ(標高約1850m)です。
この辺りでは踏み抜くと完全に腰くらいまで埋まる積雪になっています。

ここまで来ると山頂はもう目の前。踏み抜かないようにだけ気を付けて進みます。
完全に雪に埋まっているので気付きませんが、右側のネットの向こうは池です。夏時期の三嶺の写真を見ると、この辺りが本当にきれいなんですよね。

最後の登りが終わると、山頂の標識が見えました。

13:25 2百名山64座目 三嶺(みうね orさんれい 標高1893m)に着きました。ここまで2時間25分だから、まぁだいたい時間通りかな。でも個人的には2時間の13:00着を目指していたので、ちょっとガッカリでした。当時の山頂付近の気温は-4℃ 風速約8m/sくらいでした。
実はここまでの登りではアイゼン無しで来ていたので、早めに装着していたらもうちょっと早く着いたかもしれません。
さすがに帰りは滑ったら怖い&アイゼンを装着すると走って下山できる→スピードが上がるので、補給をしながら帰りの準備をします。

ここでの唯一の心残りがありまして、この標識の向こう側は高知県ですが、実はわたくし唯一まだ足を踏み入れていない県が高知県なんです。寒くて早く下山したい思いが強すぎて、足一歩が出ませんでした…
帰りは13:30ちょうどに下山開始。駈け下りられるから、コースタイム2時間40分を1時間で下りきる!!と真剣に考えていました。

最終的に登山口に到着したのは14:35でした。モノレール線路の分岐点あたりで激しく転倒(でも下が雪なので転がっただけ)&アイゼンを外すロスタイムで、1時間5分と5分オーバーでした。気温的にも寒すぎず&暑すぎずでよいトレーニング登山でした。

この後丸亀駅まで戻って、予定していた17:30発の特急電車にギリギリ間に合いました。

岡山駅発の新幹線まで20分くらいあったので、ここでちょっと買い物タイム。大山や石鎚山や蒜山の時といい、本当に岡山駅ではせわしないです。ゆっくりと買い物や食事をする時間くらいは持ちたいな…。

今回のお土産はこちら。四国には4月頃に残りの2座に行く予定です。

雪山でも行ける2百名山ですが、今年は積雪が多すぎて3月中旬くらいまでは次の場所には行けなそうです。
ですので、それまでは久しぶりにちょっと百名山にでも行ってきます。
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