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山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

キクタニギク (菊渓菊)

2008-11-02 20:07:46 | 双子葉合弁花

大正池グリーンパークに向かう府道の法面で咲いているのをみつけました。筒状花、舌状花ともに多く、
他の野性菊に比べ少し立派で栽培種の様な雰囲気を持っています。

名前の由来は京都の東山にある菊渓の地名を採っていますが、京都の固有種というわけではなく、
北海道・沖縄を除けば全国どこでも普通に見られる菊です。

この菊は一時期、安く輸入された中国産のヨモギの種子などに混ぜて道路の法面に吹きつけて使用されてきました。
そのため、全国いたる所で見られる様になりましたが、自然交雑による遺伝子のかく乱も多く、関東と関西では形体や
染色体に違いが見られるそうです。


キクタニギク <キク科 キク属>



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