山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

カワラバッタの幼虫

2014-07-31 22:22:45 | 昆虫

さて、何でしょう?といった感じですが

河原の砂礫を撮ったわけじゃありません。今日の主人公は中央に写っているバッタ君です。

実はこれ、京都府のRDBでは絶滅寸前種に指定されているカワラバッタの幼虫。

バッタは卵→幼虫→成虫と、蛹の段階を通らずに成虫になる不完全変態ですが、孵化直後の

幼虫を1齢幼虫、最初の脱皮をしたものを2齢幼虫などと呼んで、生長の度合いを表しています。

トノサマバッタ等では4回の脱皮を繰り返して成虫になります。

画像の幼虫の幼虫齢は特定できませんが、体長が15㍉で既に前翅が生えているところを見ると

3回目の脱皮を終えた4齢幼虫といったところでしょうか?

しかし、このバッタ君の砂礫に溶け込んだ見事な色合いは

ピョコンと飛び出したりしなければ誰にも気付かれることはないでしょう。

カワラバッタ(幼虫)

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グリーンシャワー

2014-07-29 18:52:23 | Weblog

青紅葉を射抜く午後の強い日差し・・・

地上に緑色のシャワーが降り注いでいました。

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ガガブタ(鏡蓋)

2014-07-26 22:56:45 | 双子葉合弁花

溜池や沼の比較的水深の浅いところで見られる浮葉植物の一種、ガガブタです。

スイレンの様な丸い葉を浮かべていますが、分類上はミツガシワ科になります。農業用の溜池が

少なくなった最近の都市近郊ではほとんど見られなくなったようです。

ガガブタ <ミツガシワ科 アサザ属>  多年草 浮葉植物

ガガブタ

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ミゾカクシ(溝隠し)

2014-07-25 16:35:32 | 双子葉合弁花

少し風変わりな姿をした花ですが、水田の周りに咲く農業雑草のひとつ で、キキョウ科の

ミゾカクシという植物です。

水田以外のところでは、ほとんど見かけることがない植物なので、稲作が大陸から日本に

伝わったことと、この植物の存在には何らかの因果関係があるのかも知れません。

この花は、キキョウ科の合弁花類で、普通の説明なら「花冠は上部で5裂し・・・云々」

となりますが、どうもそれでは説明しきれない特殊なスタイルが、僅か1㌢ほどのこの花に

独特の存在感を持たせているようです。

ミゾカクシ <キキョウ科 ミゾカクシ属> 多年草ミゾカクシ

 

 

 

 



 

 

 


ミゾカクシ




 

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葛の花

2014-07-23 09:46:31 | 被子植物離弁花

先日、近畿地方にも梅雨明け宣言が出ました。

今年は本格的な雨も見ないまま 、梅雨の季節は終わってしまったような気がします。

替わってやってきた猛暑の日々、熱帯夜には少しうんざりです。

こんな時、ふと想い出すのが、高校時代の漢文で習ったこんな漢詩・・・

南宋の詩人、楊萬里の「夏夜追涼」です。

夜熱依然午熱同(夜熱依然として午熱に同じ)

開門小立月明中(門を開け月明に小立す)

竹深樹密蟲鳴処(竹深く樹密にして蟲鳴く処)

時有微涼不是風(時に微涼あるも風ならず)

暑くて寝ることもできない夜、今ならエアコンのスイッチをОNするところですが

この時代の人は屋外に出て、蟲の鳴く声に耳を傾けることで涼を感じていたようです。

 

さて、今日の画像は木津川河川敷に生い茂る葉の下で、早くも咲き始めた

秋の七草のひとつ、可愛いクズの花です。

猛烈な暑さの中でも、自然は確実に秋に向かっているようですね。 

 

クズ <マメ科 クズ属> 蔓性多年草 

クズ

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センニンソウ(仙人草)

2014-07-22 10:01:46 | 双子葉離弁花

里山に広がる竹林の一角に、この季節ならすぐそれと判る白い花を見付けました。

キンポウゲ科の蔓性多年草で和名はセンニンソウといいます。

”仙人”と呼ばれる由来は不明ですが、一般的には結実した痩果に宿存する羽毛状になった花柱を

仙人の白髭に見立てたもののようです。

ところで、この花と直接の拘わりはありませんが、この仙人ってどんな人なんでしょうか?

これは中国の道教で、深山幽谷の仙郷に住み、修行によって仙術を会得し、不老不死を

得た人のことだそうで、霞を食らって生きられるという特技を持つという何ともエコな超人?

 

道釈画で描かれた老子の姿が、この仙人として後世に伝えられたため、仙人=白髭のイメージが

定着してしまったようですが、そもそも不老不死などと言いながら白い髭を蓄えた老人の姿を

仙人と呼ぶのは論理的矛盾ではないでしょうか。

まあ、何れにしても伝説ですから、こんな突っ込みは全く無用ですが・・・

センニンソウ <キンポウゲ科 センニンソウ属> 蔓性多年草 有毒 

センニンソウ
















 センニンソウ













花期は7~8月、4枚の花弁に見えているのは実は萼片で、花弁はありません
センニンソウ














 

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トノサマバッタの仲間

2014-07-19 16:44:06 | 昆虫

夏の河川敷で一番目につく昆虫と言えばやはりバッタです。

特に大型で立派な体を持つトノサマバッタと言えば、嘗ては昆虫少年達の憧れの的・・・

ここでは、このトノサマバッタの近似種の代表的な数種をコレクションしてみました。

この仲間は分類上ではバッタ目・バッタ科・トノサマバッタ亜科となります。

トノサマバッタ
この仲間の代表的な種類で、胸部背面から頭部にかけての緑色が美しく、体長は
♂が35~45㍉、♀は55~65㍉ ♀は特に立派な体格をしています。

トノサマバッタ














此方はトノサマバッタの褐色型、この体色の個体も結構います。
トノサマバッタ














クルマバッタ
体長は♂が35~45㍉ ♂が55~65㍉とトノサマバッタとほぼ同じ大きさのバッタです。
トノサマバッタに似ていますが、胸部背面が盛り上がっていることと、前翅に明確な白い帯があることで
見分けることができます。和名は後翅に黒い帯模様があり、飛ぶと半円形に見えることから。

クルマバッタ

 




 

 

 

 




クルマバッタモドキ
前翅に明確な白い帯模様があるところがクルマバッタに似ているのでこの名が付けられています。
個体数ではクルマバッタより此方の方が多いようです。
体長は♂が35~45㍉ ♀が55~65㍉と此方も大きさでは前2種とほぼ同じです。
クルマバッタとの違いでは胸部背面の盛り上がりがクルマバッタほどではないことと、この部分に
一対の「く」の字形の模様(上から見るとX形に見える)があることで見分けられます。
この個体は褐色型ですが、緑色型もいます。 

クルマバッタモドキ
















 
マダラバッタ
雰囲気はクルマバッタモドキに似ていますが、体長は♂が27~31㍉ ♀が34~35㍉と全体に
やや小型で、胸部背面には盛り上がりが無く、一対の「く」の字形模様もありません。
前翅に白い帯は見られず、かわりに前翅の縁に見られる緑色の帯は同定のポイントになると思います。

マダラバッタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カワラバッタ
これも雰囲気からはトノサマバッタの仲間ではないかと思いますが、トノサマバッタ亜科に分類されて
いるかどうかはよくわかりません。
名前が示すように河原にだけ生息するバッタです。
体色は灰褐色で淡い模様があり、砂礫の多い河原ではこれが強力な保護色になっています。
しかし飛び立つと後翅の内側にある美しい青色がよく目立ちます。
近年、河川改修や帰化植物の繁殖等で著しく棲息数を減らし、京都府のRDBでは絶滅寸前種に
指定されています。
城陽市域の木津川河川敷での生息は貴重なものですが保全策はどうなっているのでしょうか? 
ただ現行、バッタごときに行政当局が動いてくれるとはとても思えませんが・・・

カワラバッタ


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ヘクソカズラの変種

2014-07-15 22:15:25 | 双子葉合弁花

ヘクソカズラとは?

標準和名はヤイトバナ(灸花)で、サオトメバナ(早乙女花)という可愛い名前もあります。

それにも拘わらず、全体に悪臭があることからヘクソカズラ(屁糞葛)と臭いものを二つ連ねた

何とも強烈な名前をもらったことで、今ではこの名前の方が有名になった花です。

 

花の姿の可愛さから、カメラを始めた頃には身近な被写体としてよく使ったものですが、

撹乱された場所ではどこでも生えてくるような、いわゆる普通種で

この花に対する関心は少し薄らいでいました。

 

この時も、この花の前を通り過ぎるところでしたが、はて、ヘクソカズラってこんな花だったかな?

という気がして、取り敢えず撮影してみたのが1枚目と2枚目の画像。

そして3枚目は家の近くの空き地に生えていた普通のヘクソカズラです。

見比べてみると葉も花も随分ちがいますね。 

調べてみると、ヘクソカズラにも何種類かの変種があって、これは、その中のひとつ

ツツナガヤイトバナとよばれるものです。 

ツツナガヤイトバナ <アカネ科 ヘクソカズラ属> 蔓性多年草
普通のヘクソカズラの花と比べると 花冠の筒状部分が長く、裂片は明確で短く
葉は概ね長心形をしています
ツツナガヤイトバナ

 

 

 

 

 

 

 


ツツナガヤイトバナ














ヘクソカズラ <アカネ科 ヘクソカズラ属> 蔓性多年草
こちらが一般的なヘクソカズラです。葉は概ね卵形をしています
ヘクソカズラ

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そっくりさん~コミスジとホシミスジ

2014-07-14 22:28:57 | 昆虫

一般にミスジチョウと呼ばれるやや小型のタテハチョウです。

小さな羽ばたきと滑空を繰り返す独特の飛び方をするので、山歩きをする人にはお馴染の

蝶さんではないでしょうか。

実は、これにもよく似た2種類があります。こうして2枚の写真を並べると、まるで新聞や雑誌に

掲載されている「まちがいさがし」のクイズようですが、和名は上がコミスジで、下がホシミスジです。

見分けるポイントは3本の白い帯の内、1本目がコミスジでは2か所に切れ目があるものの

全体としては帯模様になっているのに対して、ホシミスジの場合、帯模様ではなく白色紋列に

なっているのが判ると思います。

しかし、私達が飛んでいるのを見て、即座には判別できないものを、蝶たちは何によって仲間と

そうでないものを識別しているのでしょうか?

様々な実験によると、蝶は視覚で相手を識別することが判っています。色の識別能力についても

従来、タテハチョウ科の蝶は緑色しか識別できないというのが通説でしたが、人間では識別できない

紫外線や赤外線などの不可視光線さえも識別しているという説も浮上しているようです。

何れにしても、色に関する識別能力に違いがある蝶と私達人間が見ている目の前の景色は

同じ世界でないことだけは確かなようです。

 コミスジ <タテハチョウ科 タテハチョウ亜科>コミスジチョウ















ホシミスジ <タテハチョウ科 タテハチョウ亜科>
ホシミスジチョウ

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コガネムシとヒメコガネその違いは?

2014-07-13 08:23:58 | 昆虫

お早うございます。

雨の日曜日を迎えています。どうやら今週は雨の日が多くなりそうです?

さて、今日は似て非なる2種類の甲虫についてお話させて頂きます。

先ず、一枚目の画像を見ていたきますが、これは先週UPしましたヒメコガネで、この個体は

体色が暗緑色のものです。先週UPしたような暗藍色や暗赤銅色のものなら、二枚目の画像に

あるような、緑のコガネムシとの違いは一目瞭然なのですが、体色も体形もほとんど同じ・・・

さて、どうしましょうか?

こういった場合、2種を並べてその違いを比較してみるのが一番簡単で、手っ取り早い方法だと思いますが

その方法でやってみると、先ず気付くのはヒメコガネの艶の良さです。コガネムシも美しい

色と艶をもっていますが、比較してみるとやや劣ります。

次は決定的とも言える違いですが、体各部の大きさの比率です。特に注目して頂きたいのは

前胸背板と呼ばれる部分です。

聞きなれない用語だと思いますが、要するにこの画像のように、甲虫を背中側から見て3分割された

真ん中の部分です。

この部分の全体に占める大きさが1/4強と大きいのがヒメコガネで、1/5ぐらいと小さく、この部分に薄く

縦皺が入っていればコガネムシです。

以上ですが、私なりに気付いた見分け方のポイントを記してみました。

観察のご参考にでもして頂ければ幸いです。

  ↓ ヒメコガネ <コガネムシ科 スジコガネ亜科>

 

  ↓ コガネムシ <コガネムシ科 スジコガネ亜科>

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アオメアブ(青目虻)

2014-07-12 11:08:17 | 昆虫

如何にも不気味な雰囲気を漂わせていますが、他の昆虫を捕えて体液を吸うムシヒキアブ科の

アオメアブです。 決して人を刺したり、血を吸ったりすることはありません。

虫を捕えるといっても追いかけまわすのではなく、獲物が一定の距離に近ずくまでは全く動き

を見せず、射程距離に入った途端に飛び立って瞬時に捉える技術を備えています。

背後からこの長い脚で抱きつかれた獲物の命運はそこまでで、固い吻口がぐさりと差しこまれ

あとは残らず体液を吸い取られてしまいます。

和名は「青目虻」で、複眼が美しい緑色に輝くことから

アオメアブ <ムシヒキアブ科 アオメアブ亜科>

アオメアブ

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ヒメコガネ(姫黄金)

2014-07-10 23:11:23 | 昆虫

目立たない暗藍色ながら、漆器のように艶やかさを見せているこの虫は、コガネムシの仲間で

ヒメコガネといいます。

この虫の艶の良さに関しては2枚目の画像で、撮影する私の姿がくっきりと映り込んでいること

からもお察し頂けるのではないでしょうか。

 

緑色をした普通のコガネムシに比べてひと周り小さく、体長は約15㍉程度です。

色には変異が多く、このような暗藍色のものの他、暗緑銅色や暗赤銅色のものも見られます。

幼虫期は土の中で過ごし、草や木の根を食べ、成虫になるとクズやヤブガラシの葉のほか

クリなど樹木も含め、かなり多くの種類の植物の葉を貪欲に食べて、葉に大きな穴を開けます。

そのことから、農地などに侵入して繁殖するとかなり厄介な害虫になると言われています。

ヒメコガネ <コガネムシ科 スジコガネ亜科>

ヒメコガネ









 



ヒメコガネ

 

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ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇の目)

2014-07-09 23:09:17 | 昆虫

明るい草原の周囲をふわふわと飛びまわる、茶色で目玉模様があるジャノメチョウの仲間です。

幼虫の食草はススキやササなどのイネ科植物ですが、成虫はアカツメグサやヒメジョオンなど

色んな花から吸蜜を行い、河川敷周辺では産卵時以外はイネ科植物の群落より、むしろクズ

の葉などに止まっていることが多いようです。

 ジャノメチョウ亜科では最小で、小さな個体ではベニシジミより少し大きいぐらい。

主な特徴として翅裏の繊細な波模様と後翅裏の目玉模様が5個などが挙げられます。

見間違えやすい種類としては近似種のウラナミジャノメがいますが、此方は後翅の目玉模様は

3個であることで見分けられます。大きさとしては両種に目立った違いはありません。

 

ヒメウラナミジャノメ <タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科> 

ヒメウラナミジャノメ















ヒメウラナミジャノメ

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ヤブカンゾウ(藪萱草)

2014-07-07 18:37:06 | 単子葉類

夏とはいえ、午後4時を過ぎた木津川堤防は川風があってかなり涼しい今日このごろ、

草むらで風に揺れるオレンジ色のヤブカンゾウが中々の風情を見せています。

「野に咲く花は風に揺れ 愛することも 愛されることも知らないで咲いているの」

昔々、森山良子が歌っていた「まごころ」のこんな1フレーズがふと頭に浮かびました。

 

ところで、この八重咲きのように見えている花の内側花弁は雄蕊の一部、または全部が

退化して花弁になったものです。

ヤブカンゾウは細胞の遺伝情報の発現と伝達を担う染色体が3セット(3n)と奇数なので

減数分裂をして配偶子(精子や卵子細胞)を造ることができない3倍体植物です。

したがって、この花が終わっても果実や種子ができず、繁殖はもっぱら匍匐根に依存しています。

これと良く似たユリ科の植物に一重の花を付けるノカンゾウがありますが、こちらは2倍体で

配偶子を造り結実します。

蛇足になりますが、漢方薬として使われるカンゾウは漢字で書くと「甘草」で、こちらは

マメ科植物で全く別のものです。

ヤブカンゾウ <ユリ科 ワスレグサ属> 多年草  

ヤブカンゾウ















ヤブカンゾウ

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スイレン(睡蓮)

2014-07-04 11:15:29 | 双子葉離弁花

チョウトンボを探しに貯水池に出かけましたが今日は全くの空振り

このスイレンの花にとまる姿をねらってのことですが、生憎その主は現れませんでした。

 ということで、今日は主なくとも可憐に微笑む花のみです。

 

スイレンの咲く静かな朝の池というのは中々風情がありますが、この仲間は在来種の

ヒツジグサを除けば、全てが栽培種で、外国から輸入された品種や、その原種を交配

して造られた交配種等を総称してスイレン(睡蓮)と呼んでいるようです。

したがって、交配種の開発者や、販売業者によって様々な名前が付けられているものの

全て一様に”スイレン”と呼んでも決して間違いではありません。

但し、大きく分けると温帯睡蓮系のものと熱帯睡蓮系の2系統があるそうです。

園芸種については門外漢の私ですから、説明はこれくらいにしておきます。

スイレン(温帯種)













スイレン(温帯種)


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