山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

センダン (栴檀)の実

2008-11-30 18:41:21 | 植物(木本)
センダンは木津川の河川敷でよく見られる樹木です。5~6月ごろには小さな淡紫色の小さな花を
たくさん咲かせ、花後には楕円形の果実をたくさん付けます。

秋から晩秋にかけてこの実は黄色く熟し落葉した後にも長く枝にとどまります。

果肉は苦楝子(くれんし)と言って手のひび割れなどに効果が有るとされていますが、果実を食べた家畜が
中毒をおこしたり、人でも誤食による中毒が報告されているので、食べることは避けるべきでしょう。

「栴檀は双葉より芳し」という諺がありますが、ここで言う栴檀は香木、白檀の中国名で本種ではありません。

センダン <センダン科 センダン属>


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